『THE HEAD(ザ・ヘッド)』第4話が2020年7月3日に配信されましたね!
なんとそこへ突然投下された名前が、『サラ・ジャクソン』。
このサラ・ジャクソンはマギーの母親ではないでしょうか。
サラがマギーの母親である可能性の理由、そしてサラがなぜ亡くなったのか、アニカとの関係についても物語の内容から考察していきます。
目次
THE HEADサラ・ジャクソンがマギーの母親と考えられる理由
アーサーによると、第3話終盤で発見された新たな遺体は『サラ・ジャクソン』であることが語られました。
・・・サラ?誰?
唐突に語られたその名前、物語が進むにつれサラはマギーの母親である可能性が高いと感じました。
サラ・ジャクソンは冒険家で2人の娘がいる
第1話冒頭で、マギーは妹のシルヴィアとPC画面を通じて楽しそうに会話をしていました。
その際、シルヴィアの口からは『すべてうまくいく』、『ママも喜ぶ』という言葉が聞かれましたよね。
マギーには妹シルヴィアがいるので、サラに2人の娘がいるという点で合致しています。
ただし他にも兄弟がいるかどうかは、わかりません。
また、マギーは南極へ来た理由として、『母のため』という事を挙げていました。
ただしこの時に語っていたのは、ガンになった冒険好きの母の夢が『南極に行く事』だったから。
サラ・ジャクソンは科学者としての顔の他にも、母親、冒険家としての顔も持ち合わせた女性だったようです。
冒険好きの母、という点でも合致します。
凍った遺体の足は、骨折によりボルトで固定した跡がある事がわかっていますので、冒険の際に骨折した事があるのかもしれません。
元々マギーは南極に来る際の面接で、若干のウソを言っていた事(実家から海の音が聞こえない等)が判明していますから、わざわざ嘘をついてまで南極に来なければならない理由、それが母親であるサラ・ジャクソンの死の真相を知るためだったのでしょう。
サラ・ジャクソンはポラリスVの唯一の犠牲者
ポラリスVは事故によって崩壊した基地でした。
単に時が経ったことでポラリスVからポラリスⅥに名称変更したワケではなかったのですね・・・
火事によって消失したその基地の生存者たちは、犠牲となってしまったサラのおかげで助かったと語っています。
サラがSOSを発してくれた事で助かったのだと。
つまり、逃げ遅れて亡くなったと言いたいのでしょう。
しかし、マギーが遺体を確認したところ、死因は頭部骨折によるものだと考えられることが判明しました。
つまり、殺害されたのだと。
サラがマギーの母親だとすれば、生存者たちは何かを隠している、だからその真相を知るために南極へ行く、というのがマギーの狙いだったのではないでしょうか。
マギーに似ている人
第1話でマイルズとケンカしこめかみを負傷したニルスは、マギーに治療してもらった際、『似ている人を知っている、南極にはもったいない人だった』と語っていました。
この『マギーに似ている人』=サラ・ジャクソンだったという事なのでしょう。
‘’6 meses de aislamiento en el sitio más frío del planeta, ¿qué podría ir mal?’’ Maggie se enfrenta a su primer y más extremo invierno en la estación The Head en directo en @OrangeTV_es pic.twitter.com/HZh5CoQ6Uh
— TheHead_Serie (@TheHead_Serie) June 12, 2020
サラとマギーが親子だとすれば、似ているのも当然です。
ただ、ニルスの『南極にはもったいない人だった』と評価している言葉からは、過去を懐かしむような様子は伺えますが、何か恐ろしい事件があったようには感じられません。
サラ・ジャクソンとアニカとの関係
アニカによると、サラをチームに誘ったのはアニカなのだとか。
アニカはサラを誘ったがために、最悪な結果になったのではないかと自分を責めているようです。
アニカはサラの家族構成を知らない?
ポラリスⅥで、アニカは特定の誰かと特に仲が良いような様子は見せていませんでしたが、過去のインタビュー映像には、アニカとサラはかなり仲が良いと思われるシーンが映し出されています。
チームに誘ったり、サラが毎日子供たちと連絡を取り合っている事も知っているのですから、家族ぐるみの付き合いをしていたとも考えられます。
ヨハンもエバの子供たちに会った事があると語っていましたから、サラの家族とも会った事があるのではないでしょうか。
しかし、ここで疑問が。
もし家族ぐるみで会う機会があったとすれば、当然サラの子供にも会った事があるのではないか、という点。
サラの子供がマギーなら、マギーが南極に来た時点でアニカやヨハンは気が付くはずです。
しかし、マギーを見ても何とも思っていない様子。
つまり、アニカもヨハンも、マギーについてはあまり知らないという事になります。
マギーは進学のために引っ越しをしているので、サラとアニカが知り合ったのがマギーがいなくなった後の事だったのでしょうか。
もしくは、仲が良さそうに見えているだけで、じつは表面的なものだったのでしょうか。
スーツケースを探して
ポラリスVの基地内を探索する際、無線機を探しにきたはずなのになぜかアニカには『彼女(おそらくサラ)の部屋、それから共同スペースでスーツケースを探す』というミッションがあるようです。
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— 【公式】Huluオリジナル「THE HEAD」 (@THEHEAD_2020) July 3, 2020
スーツケースを見つけたマギーが確認すると・・・
表面には『サラ・ジャクソンに返却』、中身は血に染まったセーター。
アニカはこれを探しているのでしょうか。
血に染まったセーターには、サラの死の真相、もしくは『研究』に関するものが隠されているのでしょうか。
まとめ
第3話で見つかった新たな遺体は、8年前に亡くなった『サラ・ジャクソン』であることが判明しました。
そしてこの『サラ・ジャクソン』は、マギーの母親であると考えられます。
- サラ・ジャクソンは冒険家で子供(娘)が2人
- サラ・ジャクソンはポラリスVの事故の際の唯一の犠牲者
- 過去の南極に、マギーに似ている人がいた
ただ、マギーがサラの子供だとすれば、サラと仲の良かったアニカが、マギーを知らないというのも不自然です。
その不自然さの理由として考えられるのは、
- アニカとサラが知り合う前に、マギーは進学のために家を出ていた
- さほど仲良しではなかった(表面上のつきあい)
今後の『THE HEAD』展開予想は・・・
- サラの娘マギーが母の死の真相を知るために南極に潜入、隊員たちの不自然な言動から真相に近づいていく。
- ただし犯人は他にいて、相変わらず犠牲者は増えていく。
このようなストーリーになっていくのではないでしょうか。
マギーを名指して犯人扱いしていたアーサーは、ここにきてグッと犯人なのではと感じるようになりました。
犯人はアーサーかアニカか、まったくの別人か・・・
いよいよ次回からは物語後半戦です。
『サラ・ジャクソン=マギーの母親』という式は成り立つのか、注目していきましょう。
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