『怪物事変(けものじへん)』に登場するツンツン頭のシキ。
口調や態度が悪そうなわりに、意外と仲間思いで頭の回転が早いタイプだったりします。
キャラクターとしては、かなり人気が出そうなタイプでもありますよね!
そんなシキの人物像、持っている怪物の能力や彼の母親について紹介していきます。
【怪物事変】シキの蜘蛛の糸の能力や効果をネタバレ
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織(シキ)の名前は『蓼丸織(たでまるしき)』、14歳で夏羽よりも1個だけ年上です。
夏羽の着ている洋服は、実は織の持ち物で、着るものが無かった夏羽に隠神が勝手に渡したものでもあります。
最初は夏羽が気に入らなかった様子でしたが、今ではお互いに信頼し合う仲良し(笑)です。
シキの正体は夏羽と同じ半妖
織(シキ)は、夏羽と同じく半妖です。
だからこそ最初は、同じ半妖の夏羽を思いきり警戒していたのです。
何があったのかは知らないけれど、隠神が連れてきたのだから気に入られているのかスゴイのか?
先輩としての自分の立場はどうなる?
そんな事を考えてしまったのでしょう。
まあ、夏羽への対抗心ってヤツですね!
本心では夏羽の事を嫌いではないので、ついつい仲良くしそうになるのを自制してしまうところなど、『シキ、案外イイ奴』感が思いきり前面に出てしまっています(笑)
飯生を訪ねて警視庁へ行って大変な目に遭って以降、お互いの信頼関係は深まったようです。
ちなみに、ミハイには『面白くない』と言われていますが、意外にも織(シキ)は冷静で慎重派です。
短気な一面もありますが、危険なシーンで短気な姿を見せる事はありません。
もし怪物屋の子供3人で行動したとすれば、
- 夏羽は力押しタイプ
- 晶はいざという時にしか力を発揮できないタイプ
年上なのにイマイチ頼りにならない晶と、とんでもない行動をする夏羽。
やはり織のように冷静に物事を見る力が必要不可欠なのです。
冷静、慎重、そして仲間を大切に思う気持ちは誰にも負けていません。
物事を判断する能力があるからこそ、その場に適応した蜘蛛の糸を使えるのでしょう。
もし織がガンガン攻めていくパワータイプだったとしたら、擬態の糸や糸で作った繊維靴などのアイデアは生まれていないかもしれないのです。
シキの蜘蛛の糸の能力と効果
「怪物事変」TVアニメティザービジュアル&キャスト第1弾情報解禁!
夏羽(かばね) 役 #藤原夏海 さん
織(しき) 役 #花江夏樹 さん
晶(あきら) 役 #村瀬歩 さん
隠神(いぬがみ) 役 #諏訪部順一 さんhttps://t.co/i6hGXKeF8L本日発売の『ジャンプSQ.』にも情報掲載!#怪物事変 pic.twitter.com/izuao8m1sb
— TVアニメ「怪物事変」公式アカウント (@Kemonojihen_tv) May 1, 2020
織(シキ)には、母親が蜘蛛(アラクネ)という事もあり、蜘蛛の糸を操る能力を持っています。
しかも、ただの蜘蛛の糸ではありません。
それは、状況に応じて様々に変化する、場合によっては万能とも言える糸。
自分の体液(汗や唾など)を利用して、蜘蛛の糸のように変化させることができます。
もちろん、全身から糸を出す事も可能。
離れていても自分の体液であれば操る事ができます。
例えば自分の汗を誰かにペタペタくっつけておけば、その相手を蜘蛛の糸で包んだりする事も可能なのです。
さらに、織がつくり出せる蜘蛛の糸は1種類ではありません。
これまで作品中に登場した蜘蛛の糸の効果を一覧にまとめると、
- 通常の、モノに貼りつくだけの蜘蛛の糸
- 高温の湯で解けて、ぬるま湯で固まる糸
- 全身を包む擬態の糸
- ドロドロに解けて貼りつく糸
- 貼りついて固まる硬化糸
- 熱で溶けて冷えて固まる溶解糸
- 脚から糸を出してスニーカーのようになる繊維靴
- 繊維靴に空気を含ませる空型(エアモデル)
似たような効果のものもありますが、織はその場に応じて細かく使い分けているのです。
【怪物事変】シキの母親と家族関係
もう終わるけど今日は組の誕生日でした🎊🎉おめでとう!あんまり描写こそしていませんが結構天然で、シキとアヤが年の割にしっかりしているのはそのためです。 #怪物事変 pic.twitter.com/yaPPPQzy79
— 藍本 松 (@aimoto1222) January 18, 2020
織(シキ)は、夏羽と出会った当初は両親を捜してはいませんでしたが、ミハイの策略による『バグバイト電子』の工場潜入と蚊婆(カノンバ)との戦いをキッカケに、両親捜し再開を決めました。
父親の記憶は無いけれど、微かに残る母親の記憶・・・
本当は気になっていたましたが、織は両親の事を知る勇気が持てていなかっただけなのです。
シキの母親は蜘蛛
織(シキ)の両親は、父親が人間、母親が蜘蛛(アラクネ)であり、父親は織が生まれる前に不運にも転落死しています。
つまり、織も夏羽と同じく半妖の子。
そして蜘蛛の糸を操る能力を持っています。
父親が早くに亡くなってしまったため、蜘蛛である織の母親は子育てに苦労した様子。
何と言っても半妖の織は、人間が罹患するようなインフルエンザなどの病気にもなってしまうのですから・・・
ちなみに、織の名前は『蓼丸織(たでまるしき)』ですが、蓼丸は父親の姓です。
母の名前は、『山蜘蛛之仔 組(やまぐものこ くみ)』。
織の両親は、人間世界で言うところの『結婚』をしていませんが、お互いに愛し合っていたようです。
父親が亡くなった後、しばらくはシキと母は群馬県錦糸郷付近で生活していましたが、その後は叔父にあたる『蓼丸昭夫』と、さらにそのあと隠神のところに預けられました。
シキには父親違いの妹がいる
今日はアヤの誕生日なんだって👏👏👏
シキとアヤの名前を途中から開くようになったのは、主に可読性のためというこちら側の都合だったのですが、それだけではなんなので……“夏羽がみんなと仲良くなった証”という解釈でやってます。 #怪物事変 pic.twitter.com/3rPsUOgqXz— 藍本 松 (@aimoto1222) November 22, 2020
織(シキ)には、実は父親違いの妹がいます。
実際にはもっと多くの父親違いの弟妹たちが存在していますが、その中でも人間の姿をしているのは『綾(アヤ)』という名前の女の子だけです。
なぜ父親違いの弟妹がいるのか・・・
それは、織の父の弟『蓼丸昭夫(たでまるあきお)』が奇跡の糸と呼ばれる『金の糸』を生み出そうと、組(クミ)を母体とした交配を繰り返していたから。
綾もその時に生まれた弟妹たちの1人であり、自分がなぜ生まれたのかも知っていますが、織は綾を同じ母親から生まれた『妹』として受け入れています。
まとめ
『怪物事変(けものじへん)』に登場する『蓼丸織(たでまるしき)』は、その言動や態度から想像できないほど、仲間や家族思いで頭の回転の速い『いいヤツ』です。
最初は同じ半妖である夏羽の存在を警戒していたものの、様々な経験を重ねるうちにお互いの信頼関係は強固なものになっていきました。
織自身についてまとめると、
- 半妖で父親が人間、母親が蜘蛛
- 母親と父親違いの妹がいる
- 蜘蛛の糸を操る能力を持っている
- 冷静で慎重、ただし短気な一面もあり
- 仲間思い、家族思い
さらに、織の蜘蛛の糸は様々に変化します。
- くっつく糸
- 溶ける糸
- 固まる糸
- 擬態する糸
- 空気を含む糸
半妖の子にこんなことを言うのはナンですが、織は非常に人間味のあるキャラクターです。
今後も、様々な糸の力を見せてくれるに違いありません。
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