『怪物事変(けものじへん)』の『晶(アキラ)は』、怪物屋に住み込みで働いている雪男子です。
夏羽、織、晶の3人の子供たちの中では一番年上ですが、なぜかちょっとだけ頼りなさそうに見えるのも事実。
男の子なのに女の子っぽく見える彼の雪男子としての能力、そして探しているという双子の兄・結についての解説です。
【怪物事変】晶(アキラ)の雪男子の能力や性別のネタバレ
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『怪物事変』の晶は、正式な名前は岩木山雪里白那之五十六子 晶(いわきやまゆきさとしろなの ごじゅうろくし あきら)とかいう長いものなのだとか。
もちろん、これは人間界での戸籍上の名前ではありません。
晶の住んでいた雪の里の慣例に則った名前なのでしょう。
年齢は15歳。
雪の里を出て、隠神(いぬがみ)のところに転がり込んだ晶。
最初は『はぐれた兄を捜す』、『強くなりたい』と意気込んでいたものの、東京が華やかで楽しくて、若干『強くなりたい』の気持ちが薄れていた感はあります。
大切にしているのはモコモコした羊のようなぬいぐるみで、名前は『にいさん』。
顔が兄に似ているから『にいさん』の名前が付いているぬいぐるみは、吸血鬼のミハイに修理を頼んだ際に勝手にAI搭載され、にいさんと晶は会話ができるようになりました。
雪男子の能力とは?
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晶は女ばかりの雪の里に生まれた100年に1度の男の子、雪男子です。
通常と違うのは、双子の兄がいる事。
雪の里の歴史の中でも、100年に1度の雪男子は前例がありません。
そして100年に一度生まれる雪男子には、必ず1000年ほど前にいたとされる雪男子の始祖、『六花の力』が宿ります。
つまり、『雪男子が持っている力』=『六花の力』です。
しかし、双子として生まれた結と晶に限っては例外。
彼らは雪の里でも予期しなかった『双子』です。
雪の里の長に選ばれたのは、当然のように強くたくましい印象の強い兄の結でしたが、実際に『六花の力』をその体に宿していたのは晶だけでした。
六花の力は強大です。
普段の晶は水を持っていなければ氷も作れませんが、『六花権現(りっかごんげん)』で六花の力が表に出ている時には、自由に氷を操り、体を覆った雪が筋肉のようになったり、吹雪のようなものを見の周りに纏って空を飛んだり・・・
その力は長時間持続はしませんが、六花権現状態の晶を倒すのは困難です。
六花の力が宿っているのが晶だと知られたら雪の里の長になったのは晶の方だった、と結が語るように、『雪男子の力』=『六花の力』は単なる力の象徴ではなく、雪の里の女たちが多くの子孫を残すためのバロメーターとも言えるでしょう。
晶の性別は男
「怪物事変」TVアニメティザービジュアル&キャスト第1弾情報解禁!
夏羽(かばね) 役 #藤原夏海 さん
織(しき) 役 #花江夏樹 さん
晶(あきら) 役 #村瀬歩 さん
隠神(いぬがみ) 役 #諏訪部順一 さんhttps://t.co/i6hGXKeF8L本日発売の『ジャンプSQ.』にも情報掲載!#怪物事変 pic.twitter.com/izuao8m1sb
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『怪物事変』には、可愛い女の子キャラクターがたくさん登場しますが、その中に入っても『カワイイ』と思えてしまう雪男子(ゆきおのこ)の晶。
オシャレでカワイイ服を着て、お風呂も大好き、清潔感にもかなり気を使っています。
晶は女の子に憧れているのかな?と思ってしまいますが、『男の子である』という部分は譲れないようです。
色が白くて細身、ロングヘアが女の子っぽさを強調しているようにも見えますね。
しかし本人は女の子みたいになりたい!という願望があるのではなく、昔から男の子っぽさが少ないのです。
笑顔が可愛くて目がキラキラしていて、泣き虫で・・・
晶の無垢な笑顔は、兄の結もお気に入り。
結から見ても、晶は『かわいい弟』以前に、自分が守ってあげなければならないと思ってしまうほど弱々しく見えてしまうのでしょう。
双子のお兄さんの結と一緒に並んでいると、まるで兄妹のようです。
『カワイイ』と『頼れる』を両立した男の子
それが晶の目指すところ。
晶が女の子みたいにカワイイ服を着るのは、単にカワイイと感じたからであって、決して女の子になりたいからではありません。
単純に自分が好きなモノを着る、カワイイものを手に入れる、という事を楽しんでいるだけなのです。
【怪物事変】晶が双子の兄の結とは?
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晶には『結』という名前の双子の兄がいます。
彼らは、同じ日に雪の里に生まれた双子なのです。
夏羽と晶が出会って、それほど時間が経っていない頃、晶は自ら『兄を捜すために隠神さんとこにいる』という話をしていましたよね?
怪物屋にいれば怪物の情報は簡単に入ってくるでしょう。
結は晶の兄で見た目も男っぽい
晶と違って、結は見た目から『男』を感じさせます。
女の子っぽい晶と比べると、印象は正反対。
もちろん、晶のように雪や氷を操る能力を持っていますが、前述の通り彼には『六花の力』は宿っていません。
『男らしさ』については結自身も自覚しているのか、弱々しく見える晶を『守らなければ』と考えています。
晶にとっては大好きで頼れるお兄さんなのですが、本当は守ってもらうだけじゃイヤ。
実は、楽しかったり苦しかったりする事を2人で半分こしたい!というのが晶の本心です。
晶ははぐれた兄を捜していた
晶自身が語っていたように、晶ははぐれてしまった兄を捜すために隠神のところで働いていました。
では、そもそもなぜはぐれてしまったのか・・・
それは、晶は生まれ故郷の『雪の里』から逃げ出してきたから。
雪の里の女の人達の目が怖かった事、そして『東京』・『隠神』・『怪物屋』を目指して南下しろというの兄・結の言いつけを守って雪の里を抜け出し東京を目指しました。
当時、結の立場は雪の里の『長』。
しかし『長』とは形ばかりで、実際には女たちの『種』。
子孫を残すための道具に過ぎません。
結と晶の父である先代の長もその過酷な役割のためか、既に正気を失った状態でただ生きながらえているだけの状態です。
これが自分たちの行く末なのか、雪男子にとってここでの生活は過酷すぎる・・・
結は晶だけは里の女たちの手から守りたいと考え、後から行くから先に行けと、自分が犠牲となって晶を逃がしたのです。
雪の里の女たちから晶を守るため、結は六花の力が晶に宿っている事も自らの体を張って隠し通しました。
結が女たちを食い止めている間に里を出た晶は、幸運にも山を下りてすぐに人間に助けられ、隠神のところまで辿り着きました。
しかし兄がなかなか追ってこない・・・
それもそのはず、結が雪の里を出たのは晶が逃げてから1年後の事なのです。
晶からしてみれば、兄の『後から行くから先に行け』という言葉を疑うはずもありません。
自分は無事に怪物屋に辿り着いたのに、後から来るはずの兄はなかなか現れない・・・
どうしたんだろう?
『はぐれちゃった!』
・・・捜しに行かなくちゃ!
晶は、結が後を追ってきていない事を知りません。
単純に『逃げる途中ではぐれた』と感じた事でしょう。
さらに、『大好きで大切な兄』をほったらかしになんてできません。
そもそも、結がまだ雪の里に留まっていた事を知っていたのであれば『兄さんを捜すために隠神さんとこにいる』という言い方にはならなかったでしょう。
晶の事ですから、『兄さんが来るまで隠神さんのところで待ってる』と、楽観的に構えてのんびりしていたかもしれませんね!
まとめ
『怪物事変(けものじへん)』に登場する女の子みたいな晶(アキラ)について簡単にまとめると、
- 女の子に見えるが男の子
- 晶は雪男子
- 晶には、結には無い六花(雪男子の始祖)の力が宿っている
- 晶は、雪の里を逃げ出して東京にきている
- 雪の里から一緒に逃げたはずの兄を捜している
はぐれてしまったと思っていた兄の結とは無事に再会を果たしましたので、晶にとって『兄を捜す』という目的は無くなりました。
つまり、今後晶に関しては、六花権現の力が磨かれていく様子が描かれるのでしょうか?
晶はどこまでパワーアップできるのか、今まで以上にキラキラ系になっていくのか・・・
そのあたりにも注目していきたいですね!
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