『オリエント』には恐ろしい力を持った『鬼神(きしん)』が登場しています。
武士1人の力ではとても勝つことができない鬼神ではありますが、そんな鬼神にも色々な種類や強さがあるようです。
この記事では、鬼神の種類や名前、強さや普通の鬼とどう違うのかについて、考察を含めながら解説をしていきます。
オリエントの鬼神の種類や名前・強さ
『オリエント』の主人公・武蔵が住む日ノ本の国には100を超える鬼神がいるのだとか。
圧倒的な強さの鬼神が100体以上とは!コワイですね・・・
その強さゆえ、これまでも多くの武士が鬼神に戦いを挑んでは命を落としています。
最初の鬼が日ノ本に現れて以来150年間、それでも人間は鬼に抗い続けているのです。
ここでは鬼神の種類と名前、その強さについてまとめていきます。
鬼神の種類
鬼神には魂石と同じようにそれぞれ『色』があり、色によって鬼神の性質が異なっているようです。
『オリエント』既刊13巻までに登場している鬼神は『赤色鬼神』、『青色鬼神』、『緑色鬼神』そして『黒鬼神』。
武士が持つ魂色は、赤、青、黄、緑、白の5色がありましたよね。
5色に加えて忌人と呼ばれる黒色が登場していることから、鬼神も同じように『黄色鬼神』、『白色鬼神』と呼ばれるものが今後登場するのかもしれません。
ところで、武士の魂色に関しては40%ほどが青色、次に多いのが緑色や黄色、赤色が珍しく白色は極端に少ないという割合ですが、鬼神にもこれが当てはまる可能性が高いのではないでしょうか。
武士の魂色と鬼の色、地中に存在する鉱物、それらすべてに何らかの繋がりがある・・・ように思えてなりませんが、その答えは今後の展開で詳細が明らかになると思われます。
ちなみに、『黒鬼神』だけは『始まりの鬼神』と呼ばれ、150年前に最初に日ノ本に現れて以降巨大化を続けている特殊な存在。
人間に危害を及ぼす鬼たちの親玉とも言える存在です。
今や日ノ本の4分の1を埋め尽くすほどの大きさとなり、壁のようにそそり立つ黒鬼神。
そんなものに戦いを挑んでも、まったく勝てるような気がしません・・・
鬼神の名前
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『オリエント』の既刊13巻に登場している鬼神は全部で4体。
100体以上いるという鬼神のうちの4体ですから、これからまだまだ様々な鬼神が登場しそうですね!
原作漫画13巻までに登場する鬼神のそれぞれの名前と種類は、
- 炎獄天狗(えんごくてんぐ・赤)
- 黒鬼神(こくきしん・黒)
- 阿形・吽形(あぎょううんぎょう・青)
- 砲戦竜八岐大蛇(ほうせんりゅうやまたのおろち・緑)
さらに14巻に収録されるであろう物語には、
- 飛頭蛮(ひとうばん・青)
が登場しています。
登場話と名前、種類、特徴を表にまとめてみます。
鬼神 | |||
---|---|---|---|
名前 | 色 | 特徴 | 登場話 |
炎獄天狗 | 赤 | 炎による攻撃 | 第1話(第1巻)~第5話(第2巻) |
黒鬼神 | 黒 | 巨大化し続けている | 第45話(第6巻)~ |
阿形・吽形 | 青 | 不明 | 第31話(第4巻)~ |
砲戦竜八岐大蛇 | 緑 | 鉄壁の防御力 | 第47話(第6巻)~第106話(第12巻) |
飛頭蛮 | 青 | 不明 | 第121話 |
これまでに登場した鬼神にはそれぞれ固有の名前が付けられています。
さらに武士の魂色のように、赤なら攻撃力が高く緑は守備が固いという特徴があるようです。
つまり、青い鬼神は青の武士より手数が多く、黄の鬼神は黄の武士のように仲間を支援するような力を持っているかもしれません。
黄色鬼神が仲間の鬼神を支援するような戦い方をするのかどうかは疑問ですが、敵が使うとなると黄色の力はやっかいですよね・・・
鬼神の強さ
鬼神の強さを表すものとして、武士団が持っている『鬼別帳(きべつちょう)』というものがあります。
パッと見では鬼の関係性を表しているだけのようにも思える鬼別帳ですが、鬼神の関係だけではなく、実はそこに描かれた鬼神を囲む円の大きさが強さを表しています。
つまり、中心に大きく描かれている黒鬼神が最も強大な力を持ち、黒鬼神から生まれた4体(すぐ傍に大きく描かれた鬼神)が次いで強い鬼神。
淡路島に降臨した『砲戦竜八岐大蛇』は黒鬼神から直接生まれた鬼神であることから、強敵であることは容易に想像できますが・・・砲戦竜八岐大蛇を囲む円、かなりの大きさです。
ちなみに、武蔵や小次郎が最初に出会った鬼神である『炎獄天狗』は鬼別帳のスミッコに小さく描かれています。
あの炎獄天狗が鬼神の中ではかなり弱い部類だとは!
炎をまき散らしたりしてかなりの強敵という印象ですが、鬼神全体で見ると炎獄天狗は最も弱い鬼神のうちの1体。
ちなみに飛頭蛮も炎獄天狗と同程度。
炎獄天狗が弱い鬼神であるとすれば、中心の黒鬼神は想像もつかないような桁外れの強さと言えますね。
オリエントの鬼神と普通の鬼の違いは何?
『オリエント』には、圧倒的な強さの鬼神が登場する一方で、鬼神ではないただの鬼も登場しています。
強ければ鬼神、弱いと普通の鬼?
それとも何か特別な違いがあるのでしょうか。
ここでは、鬼神とはどのようなものなのか、普通の鬼との違いについて考察していきます。
鬼神とは?
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鬼神って、そもそもどのようなものなのでしょうか?
『オリエント』に登場した鬼神は13巻時点では炎獄天狗、黒鬼神、阿形・吽形、砲戦竜八岐大蛇の4体。
黒鬼神は『はじまりの鬼』と呼ばれ、鬼神らの中心となる特別な鬼神です。
物語中で語られる『鬼神』の定義は、異形鬼面、怪力乱心。
つまり、人とは異なる姿でやたら強いヤツ、でしょうか。
普通の鬼も充分に強いと思いますが、それらよりもはるかに大きな力を持った鬼が鬼神、一般的にはそのように認識されているのかもしれません。
そこからもう少し掘り下げると、鬼神は鉱物を食することで様々な攻撃を繰り出す厄介で危険な存在とも言えます。
実は炎獄天狗に見られる『炎を吹く』などの攻撃は、鬼神特有の森羅万象を操る能力によるもの。
鉱物を食べる(=パワーストーンに見られるような不思議な力を体に取り込む)ことで自然現象を操れる力を持つ鬼、これが『鬼神』とされているようです。
鬼神と普通の鬼の違いは能力と世代?
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『オリエント』には鬼神以外にも『普通の鬼』が登場しますよね。
鬼神ではない普通の鬼とは、例えば木霊鬼や口裂鬼など。
鬼神と呼ばれる鬼と普通の鬼には、どのような違いがあるのでしょうか?
鬼神と普通の鬼の共通の特徴を挙げると、
- 真角(しんかく)という弱点がある
- 死ぬと鬼鉄になる
- 鉱物を食する
- 子(小)鬼の養分は親鬼(その子鬼を生んだ鬼神)の力となる
一方で鬼神だけの特徴を挙げると、
- 固有の名前を持っている
- 圧倒的に強い(多くの武士が連携しないと倒せないほど)
- 石の力を利用して水や炎を操る
圧倒的な力と固有の名前を持ち、森羅万象を操る。
これが『鬼神』と『ただの鬼』の違いでしょうか?
ちなみに、鬼別帳に描かれた中心の巨大な『黒鬼神』は4体の鬼神を生んでいます。
さらにそこから派生し鬼神が生まれ、徐々に力の弱い鬼神が生まれていく・・・
赤鬼神として登場した炎獄天狗あたりまでくると、黒鬼神を中心とした4親等程度。
4親等あたりまでくると黒鬼神の力は徐々に薄くなり、鬼神から鬼神が生まれることがなくなるのかもしれません。
ここまでをまとめると、
鬼神:固有の名前と圧倒的な力を持ち、森羅万象を操る黒鬼神から4親等程度の鬼
普通の鬼:鉱物を食べるが鬼神のような力は無く、固有の名前を持たない
普通の鬼は1種で多数が存在しています。
例えば鬼神の炎獄天狗は何体もいないように見えますが、口裂け鬼は何体もいる、鬼神は何人もの武士が力を合わせてようやく倒せるけれども、ただの鬼は武士ひとりで倒すことも可能。
つまり鬼神と普通の鬼との違いは、『森羅万象を操る特別な力を持っているかどうか』に集約されそうです。
その特別な力は、黒鬼神から派生して4親等程度までの鬼にしかあらわれないもの。
また、鬼神から鬼神が生まれる過程には何らかの特殊な条件があるのかもしれません。
各世代の鬼神が子鬼を生んだとしてもそれが鬼神であるとは限らず、口裂鬼などの『普通の鬼』が多く生まれているようです。
まとめ
『オリエント』に登場している鬼神の種類や名前・強さは、
- 炎獄天狗(えんごくてんぐ・赤):鬼神の中では弱い
- 黒鬼神(こくきしん・黒):はじまりの鬼、鬼神の中で最も強い
- 阿形吽形(あぎょううんぎょう・青):強さ不明
- 砲戦竜八岐大蛇(ほうせんりゅうやまたのおろち・緑):黒鬼神から直接生まれかなり強い
- 飛頭蛮(ひとうばん・青):強さ不明
鬼神と普通の鬼との違いは、『森羅万象を操る特別な力を持っているかどうか』であると考えられます。
また、特別な力を持つ鬼は黒鬼神から派生して4親等程度までにあらわれるもの、さらに鬼神が生まれるための何らかの特殊な条件がある可能性もあり、強大な力を持つ鬼神がポコポコ生まれているというワケではなさそうです。
今後はどのような鬼神が登場するのか、武蔵をはじめとする武士たちはどのように黒鬼神に立ち向かうのか、物語の展開から目が離せませんね!
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