『約束のネバーランド』では、食用児を育てるための農園システムが存在します。
エマやレイの出身農園『グレイス・フィールド』、猟場で出会った子供たちが暮らしていたという『グランド・ヴァレー』・・・
複数ある農園の中で最も新しいと思われる『Λ(ラムダ)7214』の施設と、その目的について解説していきます。
目次
【約束のネバーランド】Λ7214(ラムダ7214) とはどんな施設?
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『約束のネバーランド』に登場する新たな農園、Λ(ラムダ)7214とはどのような施設なのでしょうか?
ノーマンをはじめとするヴィンセント、ザジ、バーバラ、シスロ、アダム。
彼らがいたΛ(ラムダ)7214について説明します。
西の果てに出来た新しい試験農園
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ウィリアム・ミネルヴァの残した記録によると、ラムダ7214の建設場所は『西の果て』。
正確なポイントは不明ですが、ミネルヴァが生きていた時にはまだ建設計画段階だった農園です。
その新たな農園は『試験農園』とも呼ばれており、繰り返し投薬と実験が行われる施設。
シスロの説明によると、繰り返される実験は地獄、たくさんの食用児が殺され、子供たちは物よりも酷い扱いを受けていたのだとか。
日々の投薬により、子供たちのその体には発作が起き、死期が迫った状態になっています。
これまでとは違う新システム
試験農園である『Λ(ラムダ)7214』は、必ずしもそこで生まれ育っている子供ばかりではないようです。
ノーマンやバーバラ、シスロやヴィンセントのように他の農園から連れてこられた子供もいますし、ラムダで生まれたという子供も存在しています。
グレイス・フィールドで行われていたのは、のびのびとした環境で何不自由なく暮らし、脳の発達を促す事。
一方、ラムダで行われるのは投薬と実験。
そもそもの考え方が違っています。
グレイス・フィールドでの暮らしが『ニセモノの幸せ』だとすれば、ラムダでの暮らしで味わうのは『地獄』。
幸せを感じる瞬間など無いでしょう。
最終的には子供たちから夢や希望、意思や命さえも奪ってしまう恐ろしい農園なのです。
系列農園も存在する
Λ(ラムダ)7214そのもの以外にも、ラムダ系列の量産型農園が存在します。
ラムダ出身者は『マーク』のみが刻印されていますが、ラムダ系列の量産型農園出身の子供たちには、系列農園の番号と思われる数字も一緒に刻印されています。
たとえば、ジンやハヤトにはラムダのマークに加えて数字で『01』の刻印。
物語中にはラムダマーク+『02』も登場しますから、系列農園は複数存在する事が確認できます。
【約束のネバーランド】Λ7214(ラムダ7214) の目的
『約束のネバーランド』の物語の中盤から後半にかけて登場する新農園『Λ(ラムダ)7214』では、出身者が『地獄』と表現する投薬や実験が繰り返されています。
この新農園、試験農園とも呼ばれるラムダは、一体何を目的とした施設なのでしょうか。
多種多様な高級肉を生み出すため
ラムダ7214は、『多種多様な高級肉』を生み出す事を目的の1つとしています。
例えばグレイス・フィールド農園出身のエマやレイであれば、脳が豊かに発達した『高級肉』ではありますが、さらに多様な肉を鬼は求めているのでしょう。
それは自然の成長を超えて筋肉が発達した肉であったり、足が早かったり、回復が早かったり・・・
鬼は食べた肉によって、様々に進化します。
魚を食べれば魚のような何かに、ヒトを食べて人間のような姿の何かに進化していきます。
人を食べた事によって鬼たちは、ヒトのような姿やヒトの言葉、文化を獲得していたワケです。
それ故、同じような肉ばかりでなく『多種多様な』肉を求めるようになるのは、ごく自然な流れだったとも言えるのではないでしょうか。
ただし、ヒトのような姿をした鬼たちは、ヒトを食べ続けなければその形質も知能も保っていられません。
つまり、ヒトを食べ続けるしかないのです。
質の良い量産肉を生み出すため
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編集部へ鬼が来訪⁉︎
京まふの約ネバコーナーで展示していた鬼の仮面が編集部へ戻ってきたので、ご紹介!
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鬼の社会において、誰もが高級なヒトの肉を食べられるワケではありません。
位の低い鬼たちが食べている『肉』は主に量産型のものであり、近年ではその量産肉の質の悪化が問題となっています。
量産肉の質が落ちれば、下級鬼たちの形質保持能力は著しく低下。
個体差はありますが、半年間ヒトを食べなければ知恵は失われ野良鬼になってしまうのだとか・・・
そんな鬼社会の問題でもあった『質の悪い肉』を改善するためにも、ラムダは稼働しています。
ただの量産型農園とは異なり、投薬などを取り入れて質の良い肉をつくる。
ラムダ7214の目的は『良質の量産肉』を生み出す事でもあるのです。
まとめ
『約束のネバーランド』に登場する新たな農園『Λ(ラムダ)7214』は、グレイス・フィールドから出ていったノーマンが連れてこられた場所でもありました。
繰り返される実験や投薬は、『試験農園』の名前そのもの。
子供たちの驚異的能力も生み出す事もありますが、同時に死のリスクも伴います。
『地獄』と表現されたラムダ。
その目的は、鬼たちが求めるような多種多様の高級肉を生み出す事であり、質の良い量産肉を生み出す事。
グレイス・フィールドのようなニセモノでも幸せを感じられるような施設は、鬼の世界では時代遅れとなりつつあったのかもしれません。
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