『スパイ教室』に登場する銀髪の少女・花園(はなぞの)のリリィは、明るくて元気というイメージがピッタリですよね。
スパイチーム『灯(ともしび)』のリーダーとして奮闘し、コードネーム花園を彷彿させる『咲き狂う時間です』が決め台詞。
そんな花園のリリィはどのような人物で、能力や強さはどのくらいのものなのでしょうか。
この記事ではリリィの能力や特技、強さ、性格や彼女の過去についてひとつずつ解説していきます。
目次
スパイ教室のリリィの能力・特技・強さ
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スパイ養成学校の落ちこぼればかりが集められたチーム『灯』。
当然ながらそのメンバーにスカウトされたリリィも、スパイを目指しながら落ちこぼれてしまっていた少女でした。
しかし、養成学校の落ちこぼれであることと彼女らの持つ能力、特技や強さはまた別の話。
使い方によっては、かなり強力な武器となり得る特殊な力を秘めているのです。
ここではまずはじめに、リリィが持つ特別な力と強さについての解説を行います。
決まれば最強・毒を武器に戦える特異体質
花園のリリィの必殺技は、ズバリ『毒』です。
自ら調合した毒物を利用する攻撃が、彼女の常套手段。
毒物の効果は痺れをもたらすものや意識を混濁させるようなものなど様々ですが、スゴイのはその効力だけではありません。
リリィは自身の防御なしで毒物を攻撃に使える、ここが彼女の最強ポイントです。
例えば、通常の人間が自らの周囲に毒物をまき散らそうとした場合、自身を防護する必要がありますよね。
ガスマスクなり防護服なりが必須になります。
しかしリリィにはそれが必要ありません。
なぜなら彼女は毒が効かない特異体質の持ち主だから。
毒ガスを噴射しようがされようがリリィなら平然としていられる、というワケです。
これは使い方次第では最強とも言える特殊な能力であり、その特技でもある毒物の調合や知識が豊富な彼女のオリジナルの攻撃方法。
どんなに強くて恐ろしい敵でも、猛毒が体内に入れば意識を保つことすら困難になるのです。
打たれ強さが突出している
リリィの毒以外の特技と言えば、『時間稼ぎ』ですよね。
メンバー内でもトップクラスの打たれ強さを持つ彼女は、どんなに強力な攻撃をされようとも立ち上がります。
それが、常人であれば一撃で意識がふっ飛んでしまうような攻撃であっても。
目的があれば、仲間のためならリリィは立ち上がるのです。
毒と並び、彼女の能力とも言える強靭で不屈の精神力。
こんなところで死ねないという強い思い、仲間を守らなければという気持ちが彼女を奮い立たせるのでしょうか。
チーム内ではスパイとしての身体能力が必ずしも高いとは言えない彼女ではありますが、打たれ強さだけは突出しています。
リリィの性格と灯メンバー内の役割
明るさとその愛らしい外見も相まって元気いっぱい!というイメージのリリィですが、実際の彼女はどのような性格の持ち主なのでしょうか。
ここではリリィの性格についての詳細、その性格を活かした彼女のチームメンバー内での役割りについて説明していきます。
ドジで真面目でどんなときでも明るいリリィ
リリィの性格をひとことで表すと、ドジ・・・でしょうか。
とにかくミスが多い彼女。
かなり真面目で勉強熱心、努力家、他人思いという一面を持ちながら、ありえないミスを犯すことですべてを台無しにしてしまうのがリリィなのです。
満点を取る実力がありながら解答欄をすべて間違える、彼女はまさにそういうタイプ。
しかしリリィのとんでもないミスも、灯のメンバーたちは受け入れてくれているようです。
またか・・・といった具合で、もはや日常茶飯事。
どんなドジもメンバー内では一応許してもらえるのは、リリィの底抜けに明るい性格のおかげかもしれません。
9割の死亡率と言われる不可能任務に立ち向かわなければならない灯の少女たちにとって、リリィの明るさは貴重です。
重たい空気が流れるような場面でも、辛い時も、女子高生みたいなノリでその場を一気に盛り上げるのがリリィの得意技。
宴会部長のような立ち位置とも言えますが、仲間を思いやる気持ちが誰よりも強いからこそ。
不可能を可能にできてしまいそうな彼女の雰囲気が、いつだって仲間の士気を上げていくのです。
作戦実行班の肉体派リーダー
⚜️《花園》のリリィ⚜️
2023年1月放送TVアニメ「#スパイ教室」
7週連続キャラクタービジュアル&PVを公開。記念すべき1人目は天真爛漫な灯のリーダー、
《花園》のリリィ⚜️個性あふれる7人の少女を是非覚えて下さい🗝
▼キャラクターPV:リリィ編▼https://t.co/x9z7oy8y5F pic.twitter.com/3SCa5E5EEB
— TVアニメ『スパイ教室』公式⚜️2023.01 ONAIR (@spyroom_anime) October 14, 2022
実は灯の少女たちの『リーダー』である花園のリリィ。
ボスであるクラウスの思い付きでリーダーに任命されたという経緯はあるものの、リーダーと言う立場そのものがリリィ自身のやる気を高めています。
元々リリィはやや自己中心的なところがある少女。
『活躍したい』、『ちやほやされたい』というストレートな願望を持つ彼女にとって、リーダーという肩書きは誇るべきものなのです。
ただし、実際にはリーダーという立場で特別な何かをしているわけではありません。
スパイとしての任務の指揮を担うわけでもなく、何らかの作戦を立てるわけでもなく、言わばリーダーという名のお飾りのような部分もありますが・・・
リーダーとしての活躍については今後に期待、といったところでしょうか。
また、リリィはチームの最前線で任務を成功させる『実行班』の役割りを担っています。
言わば、体を張ってナンボの実働部隊。
何度でも立ち上がる強靭な精神力を持つリリィだからこそ、最前線での活動を任せられるのでしょう。
さらに、彼女は他の誰よりも真っ先に行動を起こすタイプです。
つまりリリィは、『灯の実行班で特攻隊長、最前線で戦う肉体派リーダー』。
ただし、本人的には頭脳派スパイに憧れているようです(笑)
養成学校の落ちこぼれ・リリィの過去
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TVアニメ化が決定した「#スパイ教室」
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スパイチーム『灯』を構成する少女たちは皆、なんらかの過去の体験やスカウトなどがキッカケとなってスパイ養成学校に入学しています。
彼女らの過去はどのようなものなのでしょうか。
どうして落ちこぼれとなってしまったのでしょうか。
ここでは、明るさの裏にあるリリィの悲惨な過去、そして落ちこぼれてしまった養成学校時代について紹介していきます。
毒で全滅した村の戦争孤児からスパイ養成学校へ
世界で初めて毒ガス兵器が使われ全滅した村、そこがリリィの故郷です。
毒が効かない特異体質の少女、つまりリリィを唯一の生き残りとして、村人数百人全員が死亡するという恐ろしい負の歴史。
奇しくも毒ガスによる攻撃があったからこそ判明した特殊な力。
17歳のリリィの、12年前の地獄の記憶。
明るさを振りまく彼女の過去とは思えぬほど過酷な記憶ではありますが、彼女がスパイとして活躍したいと考える理由はその目で地獄を見たから。
絶望の中でも生きたいと願った過去、自分たちをゴミ扱いした世界を許さないという執念を秘めた少女。
彼女の強靭な精神力は、絶望の村での記憶によるところが大きいのでしょう。
遺体となった両親の手を握り続け座っていた少女は孤児となり、やがてスパイ養成学校へ入学。
8年間の学校生活を経て不可能任務専門チーム『灯』のボス、世界最強のスパイ・クラウスにスカウトされたのです。
落ちこぼれの原因は失敗の多さと人間関係
地獄となった故郷の記憶を持ち、スパイとしての志が高いと思われるリリィですが、結局のところ養成学校の落ちこぼれとなってしまったのはなぜなのでしょうか。
ちなみに養成学校の先生曰く、学科試験の成績は優秀だったのだとか。
リリィが努力家で勤勉家、というのはウソではないようです。
だとすれば、落ちこぼれの原因は・・・
そう、『ミスの多さ』だったようです。
とにかくドジでミスが多い。
それにより周囲の人間がリリィに対して冷たい目を向けるようになり、孤立してしまったのだとか。
明るい性格の彼女からは想像もできませんが、人間関係での失敗もまた落ちこぼれとなった原因のひとつです。
仲間の足を引っ張るほどのミスの多さから周囲に蔑まれ、長期間イジメに遭っていたというリリィ。
しかし25人ものイジメ加害者側に毒を盛り、イジメ被害者の立場ながらも懲罰房に入れられるなど、転んでもただでは起きない精神力と執念は学生時代にも充分に発揮されていたようです。
つまり、実際には落ちこぼれというよりも、自身の力を存分に発揮できていなかっただけ。
まあ、ミスの無いリリィがリリィらしいかどうかは別ですが・・・
辛い過去を持つリリィではありますが、新たな居場所『灯』が今後も彼女の心を癒す存在であってほしいですね。
まとめ
『スパイ教室』に登場する銀髪のスパイ、コードネーム『花園』のリリィは、毒に対する耐性を持つ少女です。
クラウスのスカウトによって不可能任務専門チーム『灯』へのメンバー入り、さらにリーダーに任命されてやる気満々の彼女ですが、実はミスを繰り返すポンコツな一面も・・・
ドジだけど明るくて、マジメで努力家で仲間思い。
誰よりも先に突っ込んでいき、誰よりも打たれ強いリリィ。
現在の愛らしい姿からは想像もできないほどの過酷な地獄を生き抜いた少女は、自分や家族をゴミのように扱った世界を見返すという執念を心に秘めています。
スパイ養成学校の落ちこぼれは世界最強のスパイ・クラウスにその才能を見出され、『灯』という新たな居場所を見つけてその成長を加速。
特異体質を活かし毒物を武器に、今後はどのような任務が待ち受けているのか、さらにリーダーとしての活躍も大いに期待したいですね!
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