ゴールデンカムイ杉元とアシリパのその後は?結婚したのかについても

スポンサーリンク
『ゴールデンカムイの杉元とアシリパのその後は?結婚したかについても考察』の記事のアイキャッチ画像 アニメ

ゴールデンカムイの物語の中で気になるのは、やはり杉元佐一アシリパ関係性やその後の二人はどうなったのかというところですよね!

壮絶な金塊争奪戦をくぐり抜けた後、相棒であった二人の関係に何らかの変化はあったのでしょうか。

強い信頼関係を築いた二人は結婚という道を選んだのでしょうか。

 

この記事では杉元とアシリパのその後についての解説と、結婚したのかしなかったのかについての考察を行います。

 

スポンサーリンク

ゴールデンカムイの杉元とアシリパのその後


アシリパの父らが残した金塊を巡り、敵味方問わず多くの関係者が犠牲となった金塊争奪戦。

金塊の半分は土地の権利書に姿を変えていたものの、それこそが森を守りカムイたちを残すための方法であり、戦わずしてアイヌを守る手段でした。

 

残りの金塊の発見、土地の権利書の入手、そして最大の敵であった鶴見中尉と杉元の激戦の後に迎えた大団円ですが、杉元とアシリパがその後どうなったのかは気になるところ。

 

ここではまずはじめに、杉元とアシリパのその後について解説します。

 

杉元は自分の目的を果たした

杉元がなぜ金塊を求めて鶴見中尉らと激しく争っていたのか、そもそもの杉元の目的は『戦死した幼馴染との約束を果たすこと』でしたよね。

幼馴染で親友の寅次は、妻であり同じく杉元の想い人でもある梅子の目の病気を治療したいと考えていたもののその目的を果たせぬまま、梅子を杉元に託して戦死。

高額な治療費を払うために寅次から聞いていた策が『砂金採り』であり、その砂金採りからアイヌの残した大量の砂金、金塊の話へと繋がり物語は進んでいったのでした。

 

結果としてアイヌの残した金塊を見つけた杉元は、ほんの一握りではあったものの砂金をコッソリ手に入れており、それを梅子に届けたことで第一の目的は果たしたことになります。

 

実はこの杉元、幼馴染との約束を果たす以外にも金塊を追う理由がありました。

 

それが金塊を追う中で追加された第二の目的、『アシリパを金塊争奪戦から解放すること』。

そう、途中から親友寅次と自身が惚れた女・梅子のためだけでなく、金塊の行方を追うことはアシリパのためでもあったのです。

 

つまり、金塊は『寅次+梅子のため』から『寅次+梅子+アシリパのため』へと変化し、金塊発見後は鶴見中尉との争いも一応の決着を迎えたため、第二の目的も無事に達成。

生きるために『死なないこと』を貫き、不死身の杉元として壮絶な戦いを繰り広げた彼は、その異名の通り激戦を生き抜いて目的を果たしました。

 

死んでしまったのでは?と思ってしまう場面があったものの、やはり生きていた杉元。

杉元らしい大団円だったと言えますね。

 

アシリパは多くのカムイを守った

金塊争奪戦の中でアシリパは、『自分たちの文化がどれだけ大切ではかないものか』を知り、別の土地に暮らすアイヌの人々とも共に生きていける道を探すことが自分の役目なのだと認識するに至りました。

その後は生涯に渡り政府と交渉を続け、権利書の土地の多くが国立公園などに指定されたことで大自然が残され、その中でカムイたちは生き続けることができた、というワケです。

 

カムイたちを守ること=アイヌたちを守ること。

アシリパはアイヌたちの生活も守ったのです。

 

結果的にアシリパは、ウイルクの思惑通り指導者としてアイヌの先頭に立つ人生を送ったと言えるでしょう。

ただしそれは山に籠りゲリラ戦で和人と戦うようなものではなく、互いの違うところを受け入れ、平和的に共に生きる道を探していくもの。

自分にできることは何か、黄金に頼らずひとりでも出来ることをやろうと決めた結果です。

 

そんな彼女がゲリラのリーダーとしてではない自身の道を選ぶことができたのは、ソフィアの『未来はあなたが選んで』の言葉だけではなく、共に行動していた杉元が彼女の意見を常に尊重していたことの影響も大きかったのかもしれません。

 

スポンサーリンク

杉元とアシリパは結婚したのかを考察

ところで結局のところ、杉元とアシリパって結婚したの?と言う部分、気になりますよね。

結婚したとも考えられるけれども、結婚したという描写はナシ。

結婚してほしいと思う読者がいる一方で、結婚などの要素は必要ないと思う読者もいるでしょう。

 

次に、大団円を迎えた後の杉元とアシリパが故郷に帰って結婚したのかについての考察を行います。

 

結婚したとは考えにくい理由


もし杉元とアシリパが結婚したとすると、いくつか気になる点がありますよね。

一つ目は年齢差、二つ目は杉元がアシリパに対して恋心を抱いているのかどうかの描写が一切無いということ、そして杉元は寅次に『梅子を頼む』と託されていたこと。

 

年齢差に関して言えばアシリパが12~13歳のころに杉元が20歳くらい。

そこまで大きな年齢差ではないものの、杉元から見ればやはりアシリパは偉大な存在でしょうか。

ヒグマの討伐に始まり、杉元は何から何までアシリパの知識に頼りっぱなしです(笑)

 

さらに、杉元の心の中で恋愛対象として最も存在感が大きいのは幼なじみの梅ちゃん(梅子)。

『惚れた女』=梅ちゃんのために金塊を追っていたわけですからね。

しかも梅子は親友の嫁、その嫁を死ぬ間際の親友が杉元に託したワケですからアシリパを恋愛対象にできる雰囲気ではありません。

 

アシリパだって杉元が幼馴染の梅子のことをどう思っているか、杉元の好きな人が誰なのかくらい知っています。

しかし一方で、梅子のために命を懸ける杉元の姿勢には純粋に敬意の念を抱いているとも考えられます。

 

これらの状況から、杉元とアシリパは金塊争奪戦の後にめでたく結婚したとは考えにくいのではないでしょうか・・・

 

結婚の可能性があるとすれば、成長したアシリパが杉元に好意を抱いたままでいること、そして杉元がアシリパを恋愛対象として見るようになるキッカケがあることが必須の条件になりそうです。

梅ちゃんも他の人と再婚したから・・・とは思いますが、杉元は一途な想いを抱いていたようですし、気持ちの切り替えはなかなか難しいのかもしれませんね。

 

杉元はアシリパの相棒のままの可能性


杉元とアシリパのその後については、『相棒』としての関係性のままである可能性が最も高いのではないでしょうか。

その理由は、杉元がアシリパを恋愛対象として見ていないと考えられること、常にアシリパ『さん』と呼ぶこと、そして金塊争奪戦の後、杉元はアシリパと共にアシリパの故郷で暮らしていると思われること。

さらに、3年後にも2人の関係に変化があったようには見えないこと。

相変わらず山で獲物を採り、ヒンナヒンナしているようです。

 

かつてアシリパは杉元に恋心ともとれる好意を抱いていましたが、杉元のアシリパへの好意は恋愛とは別モノであり、どちらかと言えば崇拝に近いものだったのでしょう。

 

カムイたちを守るため、カムイと共に生きるアイヌのために何をすべきか考え行動するアシリパの姿を最も近い場所から見てきた杉元。

そんな彼が大団円の3年後でも『アシリパさん』と呼んでいるのは、単に慣れ親しんだ呼び名だからではなく、生きる力・知恵・未来への思いなど彼女のすべてを尊敬しているからなのでしょう。

 

アイヌの生活、そしてアイヌの村を『幸せになれそうな場所』、『故郷』と言った杉元ですが、アシリパの相棒として一番近い場所で彼女の成すべきことを支えたいという気持ちが、杉元の新たな目的となっているのかもしれません。

 

まとめ

杉元佐一とアシリパは金塊争奪戦の後、どうなったのか。

それぞれのその後をまとめると・・・

  • 杉元は自身の目的(梅子に金塊を渡す、アシリパを金塊争奪戦から解放する)を果たし、アシリパの村で生活するようになった。
  • アシリパは土地の権利書をもって政府と交渉し、多くの土地を国立公園などに指定させ多くのカムイを守った。

 

杉元は生まれ故郷には戻らず東京にも残らず、自分自身が幸せになれそうな場所としてアシリパの故郷で暮らしていくことを選択しました。

その時の嬉しそうなアシリパの顔!印象的でしたよね。

 

ではそんな二人は結婚したのかという部分については、残念ながら杉元のアシリパに対する恋愛感情の描写が無いこと、ずっと『アシリパさん』と呼んでいることから推測するに結婚はしておらず、あくまでも二人の関係は『相棒』のままであると思われます。

もっとも、その相棒関係は時を経るにつれて信頼度が増し、より強固なものとなっているはず。

 

ひとことで表すと、『すごいリーダーと、絶対に死なない腹心』でしょうか(笑)

 

生涯にわたりアイヌを守ろうとするアシリパと、それを支える杉元。

なんとも彼ららしい、素敵な関係と言えますね!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
アニメ
スポンサーリンク
ゆっちをフォローする
レストエリアン

コメント

タイトルとURLをコピーしました