【蜘蛛ですがなにか】アラバのネタバレ!後味悪い蜘蛛子勝利の理由は?

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『蜘蛛ですが、なにか』の比較的序盤に登場する地龍アラバ。

龍と名がつくからには、恐らく強さも圧倒的。

 

エルロー大迷宮にいるモンスターたちも、簡単に蜘蛛子のごはんになってくれるものばかりではありません。

 

そんな地龍アラバについてのネタバレを紹介、また、アラバに勝利した蜘蛛子が『後味が悪い』と感じた理由についての考察を行います。

 

【蜘蛛ですがなにか】地龍アラバのネタバレ


『蜘蛛ですが、なにか』のエルロー大迷宮に登場する地龍アラバ。

見た目からしてゴツくて、明らかに強そう・・・

 

かなり楽観的にも思える蜘蛛子が怯えるほどのアラバは、一体どのような龍なのでしょうか。

 

アラバは蜘蛛子が恐怖した龍

恐怖のイメージ画像

 

 

『蜘蛛ですが、なにか』の物語の序盤、徐々に周辺の生き物たちなら無傷で狩ることができるようになっていた蜘蛛子。

自分よりも強そうな相手であっても、その能力を活かして勝利をおさめています。

 

そんな時に出会った、蜘蛛子の本能、理性、魂が『ヤバイ』と叫ぶ相手。

それが、地龍『アラバ』でした。

 

一度目はそのままやり過ごしたものの、次に出会ったのは蜂型モンスター(フィンジゴアット)との戦いに備えた、橋のような要塞のようなスタイルのマイホームを作った後。

 

壁と壁を繋ぐように作られた蜘蛛子のマイホームを、アラバは明らかに『煩わしいもの』として認識し、ブレス攻撃によって一瞬で消滅させてしまったのでした。

 

ブレス攻撃によりマイホームごと吹っ飛ばされてしまった蜘蛛子は、恐怖に震えながらも瓦礫に身を潜め、何とか生き延びます。

 

一度だけでなく、二度もアラバから逃げ切った蜘蛛子。

しかし、あくまでも運が良かっただけ。

 

次に会った時には死を覚悟しなければならないという、蜘蛛子にとってアラバは恐怖の対象、出会ってはいけない相手となったのでした。

 

アラバは固有名

『地龍アラバ』は、蜘蛛子のトラウマ的存在の地龍。

アラバと言う名前は、固有名となっています。

 

地龍にはアラバの他に『地龍カグナ』、『地龍ゲエレ』も存在し、それぞれレベルやステータスが異なっています。

 

その中でも、蜘蛛子のトラウマ対象は『アラバ』のみ。

後に出会ったカグナやゲエレの戦いを見ても、アラバを見た時のような恐怖心は起こらず、逆に1体ずつならなんとか倒せるのではないかと思えるほどにまで成長していました。

 

序盤では恐怖に震えるしかなかったものの、アラバとの対決直前にはアラバの強さが蜘蛛子の憧れの対象に。

純粋に『超えたい』と思える存在となっていたのでした。

 

アラバはスキルを取得する

アラバの強さは相当なものです。

序盤に対戦していたら、間違いなく蜘蛛子は消し飛んでいたでしょう。

 

防御スキルに秀でたカグナより硬く、速度に特化したゲエレより速い。

そしてカグナやゲエレにはない魔法と耐性をもっているアラバは、まさに最強、オールラウンダー。

 

モーションなしのブレス攻撃やHPの自動回復も蜘蛛子を苦戦させます。

なによりも蜘蛛子を驚かせたのは、アラバが蜘蛛子を倒すためだけに対蜘蛛子用の新たなスキルを獲得したという事でしょう。

そもそもモンスターがスキルポイントを使ってスキルを取得するという事自体が異例です。

 

元々の強さに加え、蜘蛛子を叩くためのスキル獲得。

その冷静さも、アラバの強さを象徴しています。

 

【蜘蛛ですがなにか】後味悪い蜘蛛子勝利の理由

 

エルロー大迷宮でかなりの能力を身に付けた蜘蛛子は、いよいよ地龍アラバとの対決を試みます。

龍VS蜘蛛。

 

ピンチもありつつ蜘蛛子は地龍アラバに勝利しますが、その勝利は蜘蛛子にとって後味が悪いものになりました。

なぜアラバに勝利しても納得できなかったのか、その理由についての考察です。

 

アラバVS蜘蛛子は名勝負だった

地龍アラバは『地龍』の中でも突出した強さを誇っています。

そして蜘蛛子のトラウマの対象であり、彼女が越えなければならない壁でもあるのです。

 

カグナやゲエレの戦いからアラバへの対策を練った蜘蛛子は、いよいよアラバと対決。

その勝負は単なる力押しの能力戦ではなく、ある意味頭脳戦とも言えるものでした。

 

アラバは大技小技を織り交ぜ、蜘蛛子の糸を使ったトラップにハマる事もない。

毒攻撃もブレスで蒸発させてしまうなど、なかなか大きなダメージを与える事はできません。

 

しかし、さすがは元人間。

蜘蛛子は色々と計算ずくでしたね。

 

これまで攻撃やトラップに使っていた糸を投網状にし、アラバをからめとって動きを封じる事に成功。

それはアラバを繭上に包み込み、内部からの自爆覚悟のブレス攻撃でしか逃れられない状態を作り上げたのです。

 

しかし、ここで蜘蛛子勝利、とはいきません。

ここからが蜘蛛子の想定外。

 

何と地龍は、自分のスキルポイントを使って蜘蛛子への対策スキルを取得するという行動に出たのです。

 

蜘蛛の糸は熱に弱いという弱点を突くような火の上位魔法、火炎スキル。

その他にも闇耐性や転移対策もバッチリ。

 

これまでのモンスターは、戦いに対しての『戦略』を持っているものも多くいました。

しかし、『対策』を打ち立ててくるモンスターは存在しなかった・・・

 

そもそもモンスターはスキルポイントを使う事は無く、溜まったポイントもそのままになっています。

それを地龍アラバは、繭上のトラップから抜けるため、蜘蛛子に勝利するために徹底的な対策スキルを取得したのでした。

 

まさに頭脳戦。

力、戦略、そして対策。

今までにはない名勝負を繰り広げたのが、蜘蛛子VS地龍アラバの対決だったのです。

 

敗北したアラバは生きる事に執着しなかった

蜘蛛子を恐怖のどん底に陥れ、トラウマ的存在だった地龍アラバ。

そんな蜘蛛子と地龍の戦いは、蜘蛛子のスキル『怠惰』によって決着がつきます。

 

『怠惰』は消耗戦で威力を発揮するスキルであり、相手のSP(スタミナポイント)の減少率を大幅に増加させます。

通常よりも早いスピードでどんどんスタミナが減っていってしまう、という事ですね。

この世界のシステムではSPゼロでも生物は死に、SPを回復させる手段はありません。

 

アラバの、手加減なしの全力の戦いっぷりは知らぬ間にSPを派手に消耗。

SPの枯渇は敗北を意味し、蜘蛛子はアラバのSPの限界値までの減少をもって勝利をおさめたのです。

 

ではなぜ『怠惰』スキルによって作戦通りに事が運んだのに、蜘蛛子はその勝利に納得できなかったのか・・・

 

それはアラバの命が尽きる寸前、自らの態勢を立て直してスキルをオフ、死を受け入れるような態度を見せたから。

これまでアラバに恐怖しながら駆けずり回り、這いつくばって必死に生きてきた蜘蛛子に対し、アラバがあっさりと敗北と死を認めてしまったからではないでしょうか。

 

単なる恐怖の対象であったアラバ。

次に出会えば死ぬと感じていたトラウマ的存在。

いつしかその恐怖も、蜘蛛子にとっては『超えたい』と思わせるような憧れともなっていたのでしょう。

 

故にアラバの『潔い』死に様は、アラバよって死の恐怖を植え付けられ、不格好でも生きる事だけに執着してきた蜘蛛子にとって、何とも言えない後味の悪さを残してしまったのでした。

 

まとめ

『蜘蛛ですが、なにか』の序盤に登場し、まだまだ未熟だった蜘蛛子を恐怖のどん底に陥れた地龍アラバ。

他の地龍と異なり、アラバのその強さは圧倒的なものでした。

 

アラバとの出会いは、蜘蛛子に『死』を予感させ、出会ってはいけない相手として認識。

しかし同時に、いつかは『超えたい』と思わせるような存在。

 

そんな蜘蛛子の恐怖と憧れが混ざった地龍アラバとの対決は蜘蛛子が勝利するも、納得できるものではありませんでした。

 

生きるためにもがいてきた蜘蛛子、敗北と死をあっさりと認めたアラバ。

両者の対比が、生き抜くとはどのような事なのかを考えさせられますよね。

 

これまでの生存競争からは一線を画した、記憶に残る対決でもあったのではないでしょうか。

 

 

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