無能のナナはヒロアカっぽい?似てるキャラ設定と似てないストーリー

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『無能なナナはヒロアカに似てるか似てないか』の記事のアイキャッチ画像 アニメ

アニメ放送が開始された『無能なナナ』は、原作漫画が『月間少年ガンガン』に連載中です。

原作を全く知らないままアニメ版を視聴すると・・・

『これって、ヒロアカ?』と感じる方が多いようです。

 

そのように感じるのはなぜなのか、似てる部分と似てない部分について解説します。

 

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無能なナナはヒロアカに似てる?

『無能なナナ』が『僕のヒーローアカデミア』と似ているのでは?という意見が多く見られます。

そのような意見が出るのはなぜなのでしょうか?

 

2つの作品が『似てる』と言われる部分について説明します。

 

キャラ設定が似ている


無能なナナのキャラクター、『中島ナナオ』は、クラスメイトから『無能』と呼ばれている少年です。

 

なぜ無能と呼ばれるのか?

それは、中島ナナオが通う絶海の孤島の学園は『能力者』ばかりが集まる特殊な学校であり、その中でナナオの持つ能力が本人曰く『役に立たない』ものだから。

たしかに、クラスメイト達は炎を出したり氷を操ったり、瞬間移動できてしまうような能力者ばかり。

 

ナナオ自身が転入してきた直後は『リーダーになる!』と志していましたが、クラスメイトから役立たずの能力をバカにされて以来、『人類の敵』について熱心に勉強するだけのいじめられっ子的存在でもあります。

 

ナナオは一応能力者ではありますが、まずこの辺りが『ヒロアカ』の主人公『出久』と似てる!と感じる部分でしょう。

無能と呼ばれる弱々しい主人公。

 

なるほど、『無能(ヒロアカで言うところの無個性)』の主人公が、『リーダー(ヒロアカで言うところのヒーロー)』を目指すストーリーか・・・

そのように感じた方が多いのではないでしょうか。

 

物語の始まりが似ている


ナナオは『無能』と呼ばれ、クラスの中でも目立たないタイプの少年です。

 

熱心に読んでいた『ヒーローもの』の本を取り上げられ、いじめっ子らしきキャラクターに燃やされたり凍らされたりする部分も『ヒロアカ』の始まりと似ていますよね。

確か、出久もヒーローになるための研究ノートをボロボロにされていました。

 

いじめっ子といじめられっ子の対比がよく似ています。

 

さらに重なるのが、いじめっ子かっちゃんがヴィランに襲われ、それをなりふり構わず助けようとした出久のシーンと、ナナオが『リーダーなんてどうでもいい!』とナナを体を張って助けたシーン。

ただし、ナナはナナオにイジワルなんてしていませんけどね。

 

これらの出来事がキッカケで出久は『ヒーローの素質』を認められ、ナナオは『リーダーの素質』を認められる。

 

ソックリ!と思われても仕方のない展開です。

 

無能なナナがヒロアカっぽいというネット上の声

おそらく、第1話を未読、もしくは未視聴時、または放送開始直後の意見かと思います。

原作を知っている方なら、『その気持ち、わかる!』と思ってしまう意見だったのではないでしょうか。

 

キャラクターも始まり方も、なんだかこういうの見た事あるよなぁ・・・と思ってしまいますからね。

 

でも、1話視聴後は意見がガラリと変わる方が続出!

 

 

裏切られた!という意見が多いようです。

良い意味ですけどね(笑)

 

第1話の最後まで観ていないとわからない展開が、ヒロアカっぽいという意見から『なにソレ!』に変わってしまうんです。

 

ちょっと影のある物語が好き!という方は、『無能なナナ』は絶対にハマる作品だと思います。

 

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無能なナナはヒロアカに似てない

実際の『無能なナナ』は、『僕のヒーローアカデミア』の物語とは似ていません。

少なくとも、学園アクションヒーローものとは言えないでしょう。

 

主人公はヒーローではない


冒頭で勘違いしてしまいますが、そもそも主人公は『中島ナナオ』ではありません。

『僕の名前は中島ナナオ』と始まる物語、『無能』とバカにされるシーン、そして『無能なナナ』のタイトル・・・

 

ここまでのミスリードを展開しつつ、第1話の衝撃のラストシーンを迎えますよね。

 

そう、『無能なナナ』の主人公は『柊ナナ』。

絶海の孤島の学園に転入してきたばかりの『人の心が読める能力』を自称する、『実は無能力者』の彼女のほうなのです。

 

そして主人公は『ヒーロー』ではありません。

『ヒーロー』を目指しているわけでもありません。

一応リーダーではありますが、それは表向きの姿。

 

実際には、ナナは『能力者ばかりがあつまる学園』に秘密裏に送り込まれた暗殺者です。

 

特殊な能力を持ったクラスメイト達を『人類の敵』と信じて疑わないナナ。

彼女は『人類のために』という口実の元、クラスメイトを次々に殺害する・・・

どちらかと言えば『ヴィラン』的な存在なのです。

 

アクションシーンはない

『炎使い』や『氷使い』、アクションシーンを予感させる能力者が序盤に登場しますが、実際にはアクションシーンと呼べるようなものは『無能なナナ』にはありません。

 

ナナは肉体派ではなく頭脳派。

鋭い観察力、洞察力、判断力を活かして『能力者』を抹殺しています。

 

今後の展開が全く読めない

『無能なナナ』は、先の展開が全く読めないという特徴を持った作品です。

とにかくミスリードが多い!

気を抜くと『おぅ、こっちか・・・』というボディブローを思いきり食らわされます。

 

それが延々と繰り返されるワケですからね。

残念ながら、予想をことごとく裏切られてしまうほうが多いのです。

 

連載中の原作漫画のほうも、ここからどうなるの?と盛り上がり中。

今後は、ナナもヒロアカばりに『人類を守るヒーローもの』に変貌するかもしれません。

 

・・・ただし、もう一度言いますね。

『無能なナナ』は、とにかくミスリードの多い作品です(泣)

 

まとめ

『無能なナナ』は『僕のヒーローアカデミア』に似ている気がする・・・

そんな意見が多く見られます。

 

その理由は、『能力者』と『無能力者』の設定や、ダメダメな少年が成長していく学園アクションストーリーだと勘違いされる事にあります。

 

だからこそ第1話、視聴前の『ヒロアカじゃん』から視聴後の『そっちか!』に意見が変わるんですよね。

 

1話の視聴を途中でやめてしまった方は、もったいない!

ぜひ、最後まで観てみてくださいね!

 

 

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