【ヴァニタスの手記】ヴァニタスの正体や過去は?性格や能力・ジャンヌとの関係も

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『ヴァニタスの手記(カルテ)』の主人公のひとりであり、謎の多い青年ヴァニタス

吸血鬼専門の医者だと名乗る彼が一体何者なのか、物語の序盤からかなり気になりますよね。

 

この記事では、ヴァニタスの正体や過去、そして性格や能力、業火の魔女ジャンヌとの関係がどうなっていくのか、考察を含めた解説を行っていきます。

 

【ヴァニタスの手記】ヴァニタスの正体と過去

 

吸血鬼の青年ノエ・アルシヴィストと共に『ヴァニタスの手記』の主人公であるヴァニタスは、人間でありながら『ヴァニタスの書』を使って世界式に干渉し、書き換える事ができる力を持っています。

世界式への干渉は、本来吸血鬼のみ持っている能力。

 

なぜヴァニタスが吸血鬼のような能力をもっているのか、彼の正体、そして過去について紹介していきます。

 

ヴァニタスの正体

ヴァニタスは吸血鬼ではなく人間です。

サド家の長女ベロニカに『人間臭い』と言われていた事から、人間である事には間違いないでしょう。

 

しかし、ただの人間ではなさそうですよね。

彼は『ヴァニタスの書』という機械仕掛けの魔導書とともに不思議な力を発揮します。

 

実は、ヴァニタスの右手には蒼月(そうげつ)の吸血鬼の所有印(マーキング)が残されています。

所有印とは、吸血鬼が吸血相手に残す目印であり、他の吸血鬼を牽制するためのもの。

所有印は吸血鬼が己の能力の一部を相手に埋め込む事であらわれます。

 

つまりヴァニタスは、吸血鬼たちにとって不吉の象徴である蒼月の吸血鬼に吸血され、その能力の一部を埋め込まれた『蒼月の吸血鬼の眷属』。

蒼月の眷属であるが故に、蒼月の吸血鬼が作ったと言われる機械仕掛けの魔導書『ヴァニタスの書』を開き扱う事ができるのです。

 

一言でいえば、ヴァニタスは蒼月の吸血鬼の眷属となった人間、という事。

 

ところで、現時点でヴァニタスの本当の名前は不明です。

『ヴァニタス』とは、蒼月の吸血鬼の通り名であり、ヴァニタスの書とともに蒼月(ルーナ)から受け継いだもの。

『ヴァニタス』と名乗り呪い持ちの治療を続ける彼は、蒼月の吸血鬼の『呪いの原因』の汚名を返上するというような目的を持っているのかもしれません。

 

ヴァニタスの過去

ヴァニタスの両親は既に他界しています。

父は元医者、吸血鬼に襲われた際にヴァニタスを庇って死亡

母は旅の一座の一員、ヴァニタス出産時に死亡

 

生まれた時に母は亡くなっているため、ヴァニタスは主に父と、母が所属していた旅の一座のメンバーに育てられたと言えます。

しかし父も仲間たちも、旅の途中で吸血鬼に襲われ死亡しました。

 

辛うじてヴァニタスは生き延びますが、殺されずに済んだ理由は教会の『狩人(シャスール)』に救われたから。

狩人は吸血鬼を狩るための集団であり、父と仲間を失ったヴァニタスは、新たに未来の狩人として育てられる事になったのです。

 

しかしある時、ドクター・モローの手下にさらわれて吸血鬼研究のための実験体にされる事に。

来る日も来る日も繰り返される苦痛と恐怖の人体実験。

そこから救い出してくれたのは、今度は人間側の『狩人』ではなく『蒼月の吸血鬼』でした。

 

これだけでもヴァニタスの過去は相当過酷。

ここまでをまとめると、

  • 出生時に母親死亡 ←父と仲間に育てられる
  • 父親と仲間は吸血鬼に襲われ死亡 ←『狩人』に救われる
  • ドクター・モローにさらわれ人体実験をされる ←『蒼月』に救われる

 

恐ろしい人体実験から救われたものの、ドクター・モローの実験の際に少しずつ蒼月の吸血鬼の血を体内に注入されていた事で、存在が『人間』の枠からはみ出し不安定な状態となってしまっていたヴァニタス、そして一緒に助け出された弟のようなミハイル。

存在が不安定の状態だと、数年のうちに死に至ります。

 

『不安定状態』を解決する最も確実な方法は、吸血によって蒼月の眷属になる事。

ミハイルは眷属になる事を望み、ヴァニタスは断固拒否。

しかしその後両者ともに蒼月の眷属となっている事から、何らかの特別な事情があったものと考えられます。

 

しばらく蒼月の吸血鬼、そしてミハイルと3人で暮らしたヴァニタスは、その後蒼月の吸血鬼を殺害しました。

過酷な過去をさらに上塗りするような、衝撃的な出来事です。

 

ヴァニタスが蒼月の吸血鬼を殺害した理由、死んだと思っていたミハイルが『生きていた』の意味、記憶を暴かれたくないわけについては、今後の物語の中で明かされていく事となるでしょう。

 

【ヴァニタスの手記】ヴァニタスの性格・能力

 

ヴァニタスはノエとは正反対の性格。

真面目で世間知らずなノエに対し、ヴァニタスは手段を選ばず、どこか世間擦れしているようにも見えますよね・・・(汗)

 

ここでは、ヴァニタスの性格や能力について解説していきます。

 

ヴァニタスの性格

ヴァニタスは実はとても優しい性格。

子供の頃は、ミハイルを庇ってドクター・モローの実験を代わりに受けたりする事もありました。

 

さらにヴァニタスは、情報を丸ごと記憶してしまうようなかなりの頭脳の持ち主でもあるため、時々見せる悪ガキのような振る舞いも、実は情報を引き出すためだったり、有利に事を運ぶためのものだったりする事が多いようにも感じます。

 

手段や攻撃が『最低』だと思われがちですが、ノエや他人を庇おうとする行動も見せるため、実際には幼い頃からの優しい性格のままなのかもしれません。

 

そしてそんな彼の性格から考えると、『ヴァニタスの書』で呪い持ちの吸血鬼を治療して回っているのは蒼月への『復讐』ではなく、逆に蒼月を庇うための行動のようにも見えてきます。

 

ヴァニタスの能力

ヴァニタスは実験体にされる前は狩人になるための子供であったため、それなりの戦闘能力を持っていると考えられます。

武器として使用するのはナイフと、稀に銃。

 

しかしヴァニタスの能力として特筆すべきは、ヴァニタスの書で世界式に干渉する事。

世界式とはつまり世界の構成式、世界式への干渉と書き換えは本来吸血鬼だけが持っている能力です。

 

『世界式への干渉と書き換え』とは、例えば自身の体を書き換えて強化したり変化させたり、重力を書き換えて壁や天井を歩いたり。

そんな凄い力が、ヴァニタスの書には備わっているのです。

 

さらにヴァニタスの書には、吸血鬼の『真名』に干渉するという特別な力があります。

『真名』は吸血鬼の本当の名前、命そのもの。

歪められれば呪い持ちとなり、やがて『発症』し暴走、自分の意志とは関係なく周りの人々を傷つけるようになってしまうのです。

暴走の最中にも意識があれば、その状況は受け入れがたいものになるでしょう。

 

しかしヴァニタスの書があれば、真名をゆがめられ呪い持ちになってしまった吸血鬼の『治療』が可能。

真名に干渉し、歪みの原因である『改竄式』を逆演算によって取り除く事ができるのです。

 

簡単に言うと、ヴァニタスの書を使えば歪んだ真名を元に戻す事ができ、元に戻す事を『治療』と呼んでいます。

故に、ヴァニタスは吸血鬼専門の医者。

吸血鬼を滅ぼすとして忌み嫌われた蒼月の吸血鬼の力はヴァニタスによって、呪い持ちが蔓延し滅ぶとされる吸血鬼の救世主となり得ます。

 

さらにヴァニタスは、蒼月の吸血鬼に吸血されその能力を体に埋め込まれているため蒼月の力を使う事も可能です。

ただし大きな蒼月の力は使えば使うほどヴァニタスを蝕むというリスクも。

例えば、元々右手の手首から肘の間の半分程度であった所有印は、一度『蒼月の力』を使用した後には手のひらから肘あたりにまで浸食が進みました。

 

強力な蒼月の力を持っているにしても、体を侵食されないためには使いどころの見極めが重要となりそうです。

 

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【ヴァニタスの手記】ヴァニタスとジャンヌの関係

『ヴァニタスの手記』で気になる事のひとつである、ヴァニタスとジャンヌの恋愛模様。

彼らはどのような関係なのか、今後どうなっていくのか。

 

ノエとドミと同じように、ヴァニタスとジャンヌの恋の行方も気になりますよね。

 

ヴァニタスとジャンヌは相思相愛

 

ヴァニタスとジャンヌは、人間と吸血鬼ではありますが相思相愛の関係です。

ヴァニタスと出会ったばかりの頃のジャンヌは、彼の事が嫌いだと感じていましたが、徐々に彼に惹かれ今では『好き』と認識できるほどに。

一方のヴァニタスは、ジャンヌを『自分を好きにならなそうなところが良い』と感じていたようですが、やはり徐々にジャンヌの事ばかり考えるようになりました。

 

ここに至るまでにはいくつかの不安要素がありましたが、結果オーライだったという事ですね!

ちなみに不安要素とは・・・

  • ほぼ初対面でヴァニタスがジャンヌにキスをかました事
  • ジャンヌがヴァニタスに『嫌われるため』のデートに誘った事

 

これらが良い方向に作用した結果、ジャンヌはヴァニタスの優しさに惹かれている事に気づき、ヴァニタスはジャンヌの美しさと笑顔が頭から離れなくなりました。

まさに相思相愛。

 

残念ながら、ジャンヌの事が大好きなルカは『失恋』という事になりそうです・・・

 

ヴァニタスとジャンヌは今後どうなる?

 

おそらく呪いによって吸血衝動が抑えきれなくなる事があるジャンヌは、自分が自分でなくなるのではという不安を抱いています。

 

そんなジャンヌにヴァニタスが欠けた言葉は、

その時は、必ずオレが殺してやる

 

『その時』とは、ジャンヌが我を忘れて暴走するような時の事。

いつか暴走して大切なルカを傷つけてしまうのではないか、ジャンヌはそんな苦しい思いを抱えているのです。

 

ヴァニタスの『殺してやる』の言葉に嘘はないでしょうが、もし『その時』が本当にやってきたら・・・?

 

ヴァニタスはジャンヌの望み通りに殺すのでしょうか。

愛する人をその手で・・・という展開は悲しすぎます。

 

個人的には完璧なハッピーエンド希望。

ヴァニタスとジャンヌには幸せになってもらいたい。

 

不穏な未来、『ノエがヴァニタスを殺す』はその通りの意味でない事を願います。

 

まとめ

『ヴァニタスの手記』の主人公・ヴァニタス。

彼は吸血鬼にとっての不吉の象徴、蒼月の吸血鬼の眷属です。

 

蒼月の眷属であるため『ヴァニタスの書』を操り、世界式への干渉と書き換え、さらには真名に干渉し呪い持ちとなった吸血鬼を『治療』することが可能となった人間。

両親を失い、ドクター・モローの実験体にされ、蒼月の吸血鬼に助け出されてしばらく生活したのちに蒼月を殺害するに至った彼の過去は今後の物語展開の重要な伏線であると考えられます。

 

多くの苦しみを経験してきたヴァニタスですが、愛しい人・ジャンヌとの恋が報われるのかどうかは気になるところ。

然るべき時にはジャンヌを殺すという約束が、いい意味で果たされない事を願いたいですよね!

 

彼らにハッピーエンドが訪れるのかどうか、今後の展開からも目が離せそうにありません。

 

 

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