『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』のヒロインであるアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世。
アリスはネビュリス皇庁の中でも最強クラスの星霊使いであり、帝国からは『氷禍の魔女』として恐れられています。
そんな彼女の操る星霊術には、どのようなものがあるのでしょうか。
アリスの星霊術の弱点や、最強と言われている理由についても解説します。
目次
【キミ戦】アリスの星霊術一覧
【ティザービジュアル公開】
TVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』のティザービジュアルを公開✨
物語の主軸を担う帝国の剣士・イスカとネビュリス皇庁の王女・アリスリーゼの二人が描かれています!
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— 「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」公式 (@kimisen_project) April 15, 2020
物語中に登場する『アリス』の星霊術を一覧にまとめました。
彼女の星霊術は、攻撃力も防御力も高いものばかり。
※新たな術が加わった際には追記していきます。
大氷禍
アリスの代名詞とも言える『大氷禍(だいひょうか)』は、広大な樹海と大地を氷に閉ざされた世界へと変貌させるほど広範囲に及ぶもの。
視界に映るものすべてが、一瞬のうちに大寒波とともに氷雪に覆われます。
大地が氷漬けになる時、もし地上にいれば同じく氷漬けにされてしまうでしょう。
運よく空中に逃げていたとしても、着氷した瞬間にアリスの『押しつぶせ』の一言で足元の氷が割れ、クレバスの底へ落ちてしまうという恐ろしい星霊術でもあります。
氷禍・千枚の棘吹雪
『氷禍・千枚の棘吹雪(とげふぶき)』は、凍てついた大地、大気、大樹のあらゆるものから次々と氷の剣が生成されていくという、アリスの星霊術の中で最も攻撃的なもの。
生成された氷の剣は標的の全方位を取り囲み、千の刃となって降り注ぎます。
ただしこの氷の剣は、四方八方からやみくもに降り注ぐわけではありません。
狙いを定めて襲いかかってくるのです。
この千枚の棘吹雪から逃れられる人間は、そうそういないでしょう。
氷花
『氷花(ひょうか)』は、花を模した美しい鏡の盾を出現させる星霊術。
イスカの黒鋼の星剣をもってしても斬れなかった、唯一の星霊術でもあります。
アリスに宿る『氷花の星霊』の本質にして最高の星霊術。
無敵の盾は帝国の大規模破壊兵器の火力をも防ぎます。
アリスにとって氷花は『奥義』のため、めったな事では使いません。
その秘術をたった一人の剣士相手にに使う、これは異例中の異例。
イスカの強さが相当なものだった、という証拠でもあります。
氷禍・千々の剣扇舞
『氷禍・千々(ちぢ)の剣扇舞(けんせんぶ)』は、超低温によって生み出された氷の弾丸が敵を貫く星霊術。
ネーミングが『氷禍・千枚の棘吹雪』に似ていますが、あちらは氷の剣、こちらは氷の弾丸を生み出す術になります。
超低温の弾丸は、周囲の空気までも凍らせます。
氷禍・那由他の雪灯
『氷禍・那由他(なゆた)の雪灯(ゆきあかり)』は、輝く氷の結晶が撃ち上がる星霊術です。
その名の通り、数えきれないほどの氷の結晶が空へと舞い上がっていきます。
輝く氷の結晶が浮かび上がる様は、まさに光弾。
空中の敵は、あまりの数に逃げ場を失うでしょう。
圧倒的な数の弾幕は、地上の雪結晶が無くなるまで続きます。
氷禍・沙塵挨渺の光扇舞
『氷禍・沙塵挨渺(しゃじんあいびょう)の光扇舞(こうせんぶ)』は、対イスカのために開発した、アリスの実験途中の星霊術。
ただし、アリスも途中で開発をやめてしまうほど『卑怯』な星霊術でもあります。
なぜなら、イスカを『罠』で誘うものだから。
足元から現れる巨大な氷の鏡は、イスカを中央にして前後左右に規則正しく8枚並べられ、星霊エネルギーを射出。
一筋の光は反射し、別の鏡に反射、それが分裂して反射、さらに反射・・・を繰り返し、増幅した星霊エネルギーが中央のイスカを貫く、そんな術なのです。
普通の敵であれば、怪しげな氷の鏡が出現した時点で逃げ出すでしょう。
でもイスカなら逃げない。
鏡の中心から鏡を砕きにかかるはず、そこを貫く。
そう、逃げずに立ち向かってくるイスカの性格を逆手に取った術だったのです。
【キミ戦】アリスの星霊術の弱点とは
【5/20刊行】
新作『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(特集https://t.co/fcvnnufdF0)公開されました!
猫鍋蒼先生の美麗な表紙が目印です。
主人公とヒロインであり、同時に敵国の最強のライバルとして戦場で争う二人の物語。よろしくお願いします! pic.twitter.com/Z7KR6Ocq5P— 細音啓@アニメ『キミ戦』10/7放送開始。『神は遊戯に飢えている。』連載 (@sazanek) April 28, 2017
攻撃も防御も万能なアリスの星霊術。
そんなアリスの星霊術にも、弱点が存在します。
大氷禍は微調整ができない
『大氷禍』は、氷禍の魔女と言われるアリスの代表的な星霊術。
この術は、そこにあるものすべてを氷漬けにしてしまいます。
つまり、モノだろうが人だろうが、敵だろうが味方だろうが、そこに存在するものすべてを無差別に冷気に包んでしまうのです。
回避したければ、空中に逃げるしかありません。
この術に限っては、アリス本人も微調整ができないようです。
しかも解除不能、凍結した氷は数日間溶けることはありません。
つまり、仲間がたくさんいるような場所では使えない、という弱点を抱えた術でもあるのです。
アリス自身の氷は自動防御できない
人間に憑依する星霊は、危険を感知した際に自動的に防御行動をとります。
星霊使い本人が気づかずに攻撃されても、星霊そのものが防御してくれるのです。
ただし、これにも例外が存在します。
例えばアリスの作り出した『氷』は、アリスの星霊にとっては自動防御の対象外になります。
つまり、自分の氷だから凶器ではない、と星霊が判断してしまうのです。
そのいい例が、ネームレスがナイフではなく、わざわざアリスの作り出した氷を砕いて投げつけてきた事。
アリス自身で作り出した氷はアリスの星霊の自動防御の対象外のため、アリス本人が気が付かなければ普通に刺されてしまうのです。
アリスが最強と言われる理由
今日は、 「キミ戦」のヒロインを紹介しちゃいます!
至高の魔女・アリスリーゼ。「魔女たちの楽園」ネビュリス皇庁の第2王女で、「氷禍の魔女」と呼ばれる皇庁最高戦力の星霊使いの美少女です。https://t.co/0WE1NV32IC pic.twitter.com/6vsLHVKx2w— 細音啓プロジェクト公式@『キミ戦』『なぜ僕』等 (@sazaneKproject) October 27, 2019
アリスは帝国から『氷禍の魔女』として恐れられています。
ネビュリス王家の中でも最強と言われています。
最強の理由、それは・・・
星霊術の及ぶ範囲、正確性、完璧な防御の3つが揃っているからでしょう。
目に見えるものを凍らせ、氷の刃は敵を狙う。
帝国の兵器にも耐えうる盾を持つ星霊使い。
これを最強と言わずして、誰を最強と言うのでしょうか。
始祖ネビュリスの末裔である『純血種』は、生まれながらにして強い星霊が宿っているとされています。
そんな純血種の中でも、突出しているのがアリス。
強さを求められる王位継承権者ですが、アリスはその最有力候補でもあるのです。
まとめ
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』に登場するアリス。
ヒロインでありネビュリス皇庁の姫でもある彼女は、最強の星霊使いのひとりです。
その力は、敵対する『帝国』からも要注意人物とされるほど。
アリスの星霊は、攻撃力に長け、広範囲に及び、そしてあらゆる兵器をも受け付けない完璧な盾の能力も備わっています。
故に、最強。
ただし、一部には弱点も存在しています。
それは、無差別に広がる術がある事、そして自分の氷は自動防御できない事。
しかし、その弱点はアリスも認識済み。
弱点さえ突かれなければ、やはりアリスの星霊術は最高レベルのものであり、そう簡単には突破できません。
今後はアリスを圧倒するような星霊使いが現れるのか、ネビュリス皇庁王家が火花を散らす『女王聖別儀礼(コンクラーヴェ)』の行方も気になります。
キミ戦については、こちらのまとめ記事もどうぞ!
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