『EDENS ZERO(エデンズゼロ)』に登場するキャラクター、レベッカ・ブルーガーデンは、主人公シキ・グランベルを宇宙へと連れだし、その後はシキと共に宇宙の母『マザー』を目指すことになる少女です。
彼女のエーテルギアは『キャットリーパー』。
タイムリープする能力を持っており、マスター・ノアの話によれば、レベッカはこれまでにおよそ30回のタイムリープを無意識に繰り返しているのだとか。
宇宙の法則を変えると言われるキャットリーパーの力を持つレベッカ。
一体彼女は何者なのでしょうか?
彼女の持つエーテルギアの能力、シキとの関係性についても解説します。
目次
【EDENSZERO】レベッカの正体は?
タイムリープの能力を持ち、その力をドラッケン・ジョーに狙われていたレベッカ。
さらに、およそ10年前からレベッカを観測し続けているマスター・ノア。
レベッカについては色々と調べたという銀河系諜報機関所属のノアでも、結局は彼女の両親やタイムリープの力の根源を知る事ができませんでした。
そんなレベッカの、これまでの経歴や正体について、考察を含めて紹介していきます。
レベッカの経歴
本日26時39分〜の日本テレビ【夜バケット】にて「#EDENSZERO」が紹介される予定です‼️皆さま、お楽しみに❣️ pic.twitter.com/ahOlpgwg5y
— EDENS ZEROプロジェクト公式 (@EDENSZERO_PJ) February 5, 2021
- 出生状況、両親不明
- ファミリーネーム不明
- 惑星ブルーガーデンに住んでいる
- B・キューバ―(『AONEKOチャンネル』登録者およそ100人)
レベッカはシキと同じく両親が不明のため、出生の状況などがわかりません。
『レベッカ・ブルーガーデン』の名前は、居住地である『惑星ブルーガーデン』の名前をファミリーネームとして登録されたものになります。
そしてレベッカは、『B・CUBE』と呼ばれる動画サイトに投稿し、登録者数100万人を目指しているB・キューバ―。
YouTube、ユーチューバーみたいなものです。
ところがレベッカの配信する『AONEKOチャンネル』の動画はイマイチなものが多いらしく、登録者数はおよそ100人とやや少なめ。
有名Bキューバ―のラビリアからは『底辺Bキューバ―』と見下され、悔しい思いをしているのです。
人気Bキューバ―達が誘拐された事件での活躍がキッカケで一時期話題の人となりましたが、やはり動画そのものの質は低く、再生回数は増えても『低評価』ばかりだった様子。
構成や構図がイマイチなど、『AONEKOチャンネル』が評価されない理由については、本人はあまり理解できていないようです。
レベッカの性格
レベッカはかなり気が強い女性ではありますが、基本的には友達思いのイイ子です。
怒った時などに出る口癖は『~ぜよ』。
有名Bキューバ―のラビリアからはイジワルをされ悔しい思いもさせられますが、Bキューバ―として活躍している事に対しては尊敬の念を抱いていたりします。
つまりレベッカは、気は強くても他人を素直に認める事ができるタイプだと言えます。
ハッピーとの関係性
【#EDENSZERO キャラ紹介③ ハッピー】
能力:ハッピーブラスター(銃モード変形)
エクシド星の猫で、レベッカの一番の友達。幼い頃に事故で命を落とすが、全身機械のアンドロイドになって復活した。戦闘時はレベッカの銃に変形する。口癖は「あい」。 pic.twitter.com/UPM9qoompc— EDENS ZEROプロジェクト公式 (@EDENSZERO_PJ) July 6, 2020
『AONEKOチャンネル』のパートナーでもあるネコ型アンドロイドのハッピーは、レベッカにとっては無くてはならない存在です。
一人ぼっちだったレベッカが道端で見つけたのが、同じく一人ぼっちだったネコのハッピー。
レベッカとハッピーはすぐに仲良しになり、それ以来ずっと一緒にいる大切な存在なのです。
アンドロイドであるハッピーは変形可能なため、レベッカの武器『ハッピーブラスター』として活躍する事もあります。
ちなみに、ゲームで鍛えたらしいレベッカの射撃の腕前は相当なもの。
狙った的は外しません。
タイムリープを繰り返している
レベッカのエーテルギア『キャットリーパー』は、タイムリープする能力を持っています。
これまでは彼女が命の危機に陥った時、命を落とした時に無意識のうちに発動されており、本人も気づかぬままにタイムリープを繰り返していたようです。
ノアの観測によるとこれまでに30回ほどのタイムリープが行われており、今現在は『30号世界』。
レベッカ主観で30回目の世界、という事です。
だからこそレベッカは、タイムリープの能力を知っていたドラッケン・ジョーから『29号』、『30号』という呼び方をされていた、というワケですね。
レベッカの正体についての考察
レベッカは、シキと同じく生まれが不明のヒロインですから、何かしらの大きな秘密が隠されていると思われます。
例えば、彼女の能力がタイムリープを可能にするエーテルギア『キャットリーパー』の使い手である事、やがて宇宙を救うかもしれない存在である事から、星の時間を食べてしまう怪物『時喰み』に対抗する力となり得るのかもしれません。
さらに、『エーテリオンマスターの素質がある』という点も、今後の戦いにおいて重要な役割を果たすであろうことを示しています。
物語中では『時間』は重要なキーワード。
レベッカのキャットリーパーが重要な位置づけとなるのは間違いなさそうです。
また、『時を詠む』能力を持つシャオメイの力がマザーから授かったものだとすると、レベッカの『時を跳躍する』能力もまた、マザーから授かったものかもしれません。
マザーに関する記憶がないだけで、実はレベッカも過去にマザーと会っているのかもしれませんね。
【EDENSZERO】レベッカの能力
【#EDENSZERO キャラ紹介② レベッカ・ブルーガーデン】
能力:キャットリーパー
動画配信者「B・キューバー」として活動する少女。しかし、あまり人気はない様子。ゲームで鍛えた動体視力で射撃の腕はピカイチ。惑星ブルーガーデンにある冒険者ギルド・流星の灯に所属している。 pic.twitter.com/n1I3JxWflS— EDENS ZEROプロジェクト公式 (@EDENSZERO_PJ) June 29, 2020
エデンズゼロの艦内施設であるお風呂、通称『エデンの湯』には、どうやら体内エーテルを活性化させるという効能があるようです。
そのお湯に日々浸かっていた事で、レベッカはエーテルギアを使えるようになったのです。
レベッカが使えるようになったエーテルギアは『リーパー』、それが覚醒して『キャットリーパー』。
ただし、元々レベッカはタイムリープの力を無意識のうちに使っていたワケですから、本来持っていたエーテルギア能力がエデンの湯によって引き出された、と考える方が自然です。
リーパーとは
レベッカが初めて自分のエーテルギア能力を自覚したのは、紅夫人の部下であるニノとの戦いの時。
この時点では彼女のエーテルギア能力の本来の姿が不明だった事もあり、スピード特化のエーテルギアとされ、『跳躍者(リーパー)』という名前が付けられました。
リーパーは、言わば『キャットリーパー』が覚醒する前の名称です。
足にエーテルを集中させる事で通常よりも速い動きができるようになりますが、本来の能力がタイムリープである事を考えると、『スピード=時間の加速』という位置づけなのかもしれません。
キャットリーパーとは
レベッカのエーテルギアが実はスピード特化ではない事がわかったのは、ドラッケン・ジョーとの戦いの時。
ドラッケンが欲しがったレベッカのエーテルギアは『キャットリーパー』、タイムリープする能力である事が判明しました。
彼女のタイムリープ能力が発動するとレベッカの『時の位置』が変わり、新たな世界が始まります。
人々の位置を観測できる能力を持つノアによれば、これまでにもレベッカは無意識にタイムリープを繰り返し、何度も時の位置を変えてきたのだとか。
そして30回目となるタイムリープは、ドラッケンとの戦いに敗北した後の事でした。
シキが殺され、仲間とも離れ離れになってしまった絶望的な『29号世界』。
ドラッケンに捕らえられていたレベッカですが、突然『キャットリーパー』が発動したため過去に戻され、そこから新たに『30号世界』が始まりました。
30号世界がこれまでのタイムリープと異なっていたのは、レベッカの記憶が29号世界から引き継がれていた事。
これまでのように無意識のうちに世界が変わったのではなく、レベッカは29号世界でドラッケン・ジョーに敗北した記憶を持ったまま30号世界へと移動したのです。
30号世界では、エデンズゼロクルーたちはレベッカが見てきた『未来』での経験を活かし、ドラッケンに勝利しました。
レベッカが29号世界での敗因を知っていたからこそ、30号世界ではドラッケンに敗北する要因をすべて排除できた、というワケですね。
最強とも思えるキャットリーパーですが、最新刊13巻時点ではレベッカが自在に発動できるものではありません。
リバースとは
キャットリーパーには時の位置を変える以外に、『リバース』と呼ばれる力があります。
『リバース』は時の位置を変えるほど強力ではありませんが、少しだけ時間を巻き戻す事ができる便利な能力です。
- 巻き戻しできるのは数秒程度
- 1回巻き戻るとそこにアンカーのようなポイントができ、それ以上過去には行けない
- 体への負担が大きいため連続では使えない
- レベッカの意志で発動できる
巻き戻る時間が僅かであっても、使い方次第では不利な状況を一気に覆す事が可能です。
謎の力
エデンの湯に浸かっていた時にレベッカが発動させたのは、手から何かの力が発射されるもの。
エデンズゼロの天井に穴を開けてしまうほどの威力を持った『何か』は、レベッカの腕にエーテルの流れが現れている状態で発動されました。
この時の謎の飛び技については、現時点では不明のまま。
キャットリーパーの能力の一部だとすれば、『時のカタマリ』を飛ばす技だったりするのかもしれません。
【EDENSZERO】レベッカとシキの関係性は?
『EDENS ZERO』の主人公シキ・グランベルと、ヒロインであるレベッカ・ブルーガーデンの関係性はどのようなものなのでしょうか。
両親や出生状況がわからないなどの共通点を持つ2人。
彼らの関係性が物語展開にも大きく関わる事になりそうです。
シキはレベッカの能力の鍵?
#EDENSZERO ゲーム化決定‼️
KONAMIより「EDENS ZERO」のゲーム化が発表となりました❗️9/26(土)20:00~東京ゲームショウ2020「エデンズゼロ ゲーム化&アニメ情報発表」にてゲーム化詳細及びアニメ最新情報を発表致します‼️
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『キャット』の力を引き出す鍵となるのがシキ。
これは、人の位置を知る事ができる能力を持つマスター・ノアによって観測された情報のようです。
つまり、キャットリーパーとしての力を完全な形とするためにシキが必要、という事なのかもしれません。
レベッカのエーテルギアは『リーパー』の状態では不完全なものだと考えられ、『キャットリーパー』が本来の完全な姿であると考えられます。
無意識に、タイムリープをした事すら覚えていない29回目までの状態が不完全、未覚醒状態と考えるなら、キャットリーパーは記憶を維持しながらタイムリープできる状態を言うのかもしれませんね。
ちなみに、30回目のタイムリープ時、レベッカは初めて今まで引き継ぐことのできなかった記憶を引き継いでいます。
そのタイムリープの際にレベッカが感じていたのが『重力』。
『現在』のレベッカと『過去』のシキが何らかの形でリンクする事によって、記憶を維持した状態でタイムリープする『キャットリーパー』が覚醒したと考えられます。
確かに記憶がリセットされた状態では、過去に戻されたとしても同じ道を辿り同じ未来になってしまうかもしれません。
過去を知らなければ、未来をより良い方向へと変える事は難しいでしょう。
記憶を維持できないタイムリープは、不完全と言わざるを得ません。
つまり、シキの死がなければレベッカのキャットリーパーは覚醒しなかった、とも言えます。
シキとレベッカに恋愛要素はある?
シキ・グランベルとレベッカ・ブルーガーデン、この2人には恋愛要素はあるのでしょうか・・・?
最新巻13巻時点では、特に恋愛的要素はナシ。
シキから見ればレベッカは大切な『友達』でしょうし、レベッカも『友達』以上に見ているとは思えません。
しかし、29号世界でシキが死亡した際には『会いたい』と涙を流す様子も見られましたので、この先にはシキとレベッカの恋愛模様が見られる事もあるかもしれませんね。
シキとレベッカ以上に気になるのは、モスコとカウチポさんの恋の行方かもしれません。
まとめ
『EDENS ZERO(エデンズゼロ)』のヒロイン、レベッカ・ブルーガーデンは、気が強くて友達思い、イマイチ人気が出ない惑星ブルーガーデン出身のB・キューバ―です。
しかし本当の出生地などは不明、本人も両親などについては全く知らないのです。
そんなレベッカも、シキと出会った頃はエーテルギアを使えませんでしたが、エデンズゼロに搭乗しエデンの湯に浸かる事でエーテルギアが開花。
『キャットリーパー』と呼ばれる、タイムリープ能力を持ったエーテルギア使いとなりました。
キャットリーパーは時の位置を変え、時間を巻き戻す能力。
桜宇宙の裏社会の大物、ドラッケン・ジョーが欲しがったエーテルギアですが、まだまだ未知の部分が多い能力でもあります。
そのキャットリーパーに関係がありそうなのが、シキ・グランベルの重力のエーテルギア。
ドラッケン・ジョーとの戦いを経て、シキとレベッカ、2人の絆が見え隠れするような展開になってきました。
大きく時の位置を変えるだけでなく、わずかな時間を巻き戻す事もできるエーテルギアが今後の物語のキーとなる事は間違いないでしょう。
時間、宇宙・・・どこまで壮大な物語になっていくのか、今後の展開からも目が離せません。
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