『EDENSZERO(エデンズゼロ)』の主人公シキ・グランベルは、出生などが謎に包まれているキャラクターです。
惑星グランベルで育ち、ファミリーネームは不明。
故に、冒険者ギルド『流星の灯』での冒険者カード作成時、レベッカにより出身星の名前を取って『シキ・グランベル』という名前で登録されました。
そんな彼は一体何者なのか。
どのような能力を持っているのか。
シキの正体や能力、性格について、考察を含めて解説をしていきます。
目次
シキグランベルの正体は?【EDENS ZERO】
「EDENS ZEROエデンズゼロ」キービジュアル&3人の追加キャラクター・キャスト解禁、キャストからのコメントも到着#EDENSZERO #真島ヒロ #寺島拓篤 #小松未可子 #釘宮理恵 #手塚ヒロミチ #井澤詩織 #青木志貴https://t.co/FeGFNOI91p
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シキ・グランベルは、人間でありながら機械である魔王ジギーに育てられたという経歴を持っており、本来の出身星や両親などについては一切不明です。
しかも育ての親でもあるジギーが、どんな願いも叶えてくれるという宇宙の母『マザー』を目指す事を途中で諦めてまで、グランベルに連れ帰り育てた子供なのだとか。
シキがどのようにしてジギーと出会ったのか、元々はどこにいたのか。
なぜジギーはシキを育てたのか・・・
シキ本人含め、誰にもその詳細がわからないのです。
魔王ジギーに拾われた人間
シキは機械だけの星『惑星グランベル』で育ちましたが、彼は機械ではなく人間です。
なぜ機械ばかりの星に人間がいたのか・・・
それは、『マザー』を目指して宇宙を旅していた魔王ジギーが、その道中で赤ん坊のシキを見つけ、惑星グランベルに連れ帰って育てたから。
しかし宇宙での記録は、宇宙戦艦『エデンズゼロ』や、一緒に旅していたアンドロイド『魔王四煌星』から意図的に?消去されているため、シキがどこで拾われたかなどの詳細が全く不明なのです。
シキが幼い頃にジギーは寿命を迎え活動を停止してしまいましたが、ジギーが生きている間、シキには友達の大切さやジギーの能力でもある重力のエーテルギア『サタングラビティ』を伝えました。
ジギーの後を継ぐ魔王
ジギーによって育てられ、その能力『サタングラビティ』を受け継いだシキは、魔王ジギーの後継者であると言えます。
つまり、かつて『エデンズゼロ』に搭乗し、ジギーと共にマザーを目指していたアンドロイド・魔王四煌星にとっても、シキはジギーに代わる『新たな魔王』という存在になるのです。
さらに星系連盟軍によるシキの識別コードも『魔王』と判断されましたので、こうなれば誰が何と言おうとシキは『魔王』であると言えるでしょう。
ちなみに、魔王は『魔械の王』の意味になります。
魔族の王、魔界の王・・・ではないのです。
マザーに関する存在?
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マザーのホログラムやエーテルが『懐かしい』と感じるシキは、マザーと何らかの関係がある存在であると言えそうです。
さらに、マザーによって時詠みの力を授けられたというシャオメイも、『さすがマザーの・・・』などマザーとシキと間の何らかの関係性を感じさせる『匂わせ発言』をしています。
では、シキはマザーの何なのでしょうか?
シャオメイの『さすがマザーの・・・』に続く言葉として考えられるのは、
- 側近
- 後継者
- ライバル
- 息子
- 親
- 友達
あたりでしょうか。
シャオメイの発言と、シキの感じた『懐かしさ』から、シキとマザーはかなり近い関係にあったと考えられます。
シキの正体についての考察
アニメ『EDENS ZERO』4・10放送開始 ティザーPV初解禁でキャラボイス入り(写真 全8枚)https://t.co/NrpGhqU2Q2
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シキは、出生やジギーに拾われた経緯の詳細が不明です。
外宇宙のどこかで魔王ジギーに拾われ、惑星グランベルで育てられ、やがて宇宙へと飛び立っていく・・
シキ本人はさほど気にしていない様子ではありますが、
- なぜジギーはシキを拾ったのか
- どこでシキを見つけたのか
- なぜ宇宙戦艦『エデンズゼロ』をエルシーに預けてまでグランベルで育てていたのか
- ジギーは育ての親という立ち位置なのに『じいちゃん』と呼ばせる理由は何なのか
などなど、かなり謎めいています。
外宇宙(惑星グランベルがある宇宙の外に広がる別の宇宙)での記録が消去されている事も、ジギーやシキに関する何らかの重大な秘密を感じさせます。
シキとは一体何者なのか、正体は何なのか・・・
物語の内容を踏まえて考察するなら、シキ=ジギーであるという可能性も少なくないのではないかと感じています。
例えば、『50年前のワイズ』と『現代のワイズ』が同時に現代に存在できるように、ジギーも『過去のジギー』と『現代のジギー』として同時に存在しているのかもしれません。
実はジギーらはマザーに会っており、シャオメイと同じようにマザーと出会った場所などの記憶が消去されている、などの状況も考えられます。
ジギーが語っていたという『マザーに辿り着いた者は、もう一度生まれる』という言葉も、ジギーがもう一度、機械ではなく人間として生まれた姿がシキだったりするのかもしれません。
シキグランベルの能力【EDENS ZERO】
シキ・グランベルの能力はエーテルギア、能力名は『サタングラビティ』です。
一時期ワイズによって『ドッスンボーイ』などという名前を付けられそうになっていたものの、後に受け継いだ能力の正式な名称が『サタングラビティ』である事が判明。
エーテルギアの発動時には、主にシキの腕にエーテルの流れが浮かび上がりますが、オーバードライブ状態の時などは別の場所にもエーテルの流れが浮かび、シキの姿そのものが変化します。
そんなシキ・グランベルの能力はどのようなものなのか、戦闘シーンに登場する技名とともに紹介します。
重力のエーテルギアとは
そもそも『エーテル』とは、大気にも人間にも機械にも流れているという全ての力の源、誰もが持っている力の事を指します。
『魔力』という非科学的な言い方をされる事もあるようです。
しかし、暗黒時代の力とも言われる『エーテルギア』は、体内のエーテルの流れを機械のように組み替えて『力』にするという特殊なものであり、誰もが持っている能力ではありません。
特殊な能力である『エーテルギア』ですが、シキは『重力のエーテルギア』の能力を持っています。
これはその名の通り『重力』を自在に操る力であり、重力の及ぶ方向を操る事によって壁や天井に張り付いたり、宙に浮くこともできるようになります。
もちろん、重さを利用した攻撃で敵を圧倒する事もできます。
しかし『魔械流重術』の創始者であるゼノリスが言うには、『真の重力とは概念すら超えるもの』であり、体で感じる重さを変化させるだけではなく、『痛みを軽く』する事もできるのだとか。
さらには、他人の記憶を自分の中に落とすような事も可能。
一言で『重力』と言っても、かなり奥が深いようです。
ゼノリスとの出会いによって、シキの重力のエーテルギアはさらに磨かれる事になりそうですね。
サタングラビティの技名
『EDENSZERO』の物語内では、シキの能力である重力のエーテルギア『サタングラビティ』を利用した『技』が度々登場します。
『技』には名前が付けられており、複数が存在。
しかし、物語中に登場する技についての詳しい解説はされていません。
登場する技名と、その能力を『見た目』から判断すると・・・
- 魔械流 重拳 : 重力を加えた拳による攻撃
- 魔械流 重心 : 自分、または自分以外のものに対して重さを加える
- 魔械流 重力波 : 自分?に向かって他が吸い寄せられるように働く力
- 魔械流 重旋脚 : 重力を加えた蹴り技
- 魔械流 重弾 : 重力のカタマリ?を飛ばす
- 魔械流 重彗星 : 落下の力を加えた重拳のような技
- 魔械流 反重力 : 自分?に対して反発する力を生み出す
- 魔械流 星崩し(メテオブレイカー) : オーバードライブ状態で登場した技、重力のカタマリを直接叩きつけるような技
- 魔械流 グラビティインパクト : 相手の運動エネルギーを重力に変換、一点に集中させて攻撃する技?
主に『魔械流』と付くのは、魔王ジギーの師匠でもあるゼノリス発案の『魔械流重術』が元になっているためだと考えられます。
シキグランベルの性格【EDENS ZERO】
シキ・グランベルは、かなり表情が豊かであると言えます。
喜怒哀楽がハッキリしていて、とってもわかりやすい性格なのです。
一言で表現するなら、『アツい』と言われるようなタイプですね。
感情が出やすい
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シキは感情が表に出やすいタイプです。
表情が豊かで、すぐに泣いてしまう涙もろいところが特徴的。
仲間内ではすぐに泣いてしまう事をからかわれたりもしますが、シキが感情を表に出す事により、仲間たちとの絆や共感力が高まっているとも言えそうです。
友達思いでまっすぐ
シキはグランベルにいた頃、人間の友達が一人もいませんでした。
グランベルの機械たちとは『友達』として心を通わせていましたが、レベッカが現れるまでの間は人間の友達はゼロ。
その代わり、グランベルを旅立ってからは様々な人間との関りを持てるようになり、新たな『友達』も増え続けています。
ただし、残念ながらお互いが『友達』だと感じているかどうかが不明の場合も度々。
つまりシキは、オレが友達だと感じたらオマエとは『友達』、という考え方をしてしまうんですね・・・
さらにシキは、『友達』のためならばどんな困難や強敵にも立ち向かっていくタイプでもあります。
かなり頼れる存在なのです。
虫が苦手
シキは虫が大嫌いです。
見た目が虫っぽいものも苦手。
例えばエビであっても、虫だと言われれば虫のように見えてきてしまうため、苦手意識が生まれてしまうようです。
虫が苦手すぎて、時には気絶してしまう事も・・・
ここまで虫に弱いとなると、虫嫌いになった何らかのキッカケ、トラウマがありそうですね。
虫嫌いの理由を追っていくと、意外にもシキの過去や出生についての謎が明らかになったりするのかもしれません。
まとめ
『EDENSZERO(エデンズゼロ)』に登場する主人公、シキ・グランベルは、出生の状況や魔王に育てられる事になった経緯の詳細が不明であり、宇宙の母『マザー』と何らかの関係があると考えられる人物です。
彼の持つエーテルギアの能力の名前は『サタングラビティ』であり、これは魔王ジギーから受け継いだ『重力』のエーテルギア。
重力を用いるシキの攻撃はどれも強力であり、戦闘能力そのものは序盤からやや高めの状態です。
そんな攻撃力高めのシキではありますが、実は泣き虫、『虫』や虫っぽく見えるものが大の苦手という意外な一面も。
誰とでも『友達』になり、友達を何よりも大切にするシキではありますが、もし戦う相手が『虫』だったら十分な力を発揮できるのかどうかが気になるところ。
シキが虫嫌いであるが故に、今後は『虫との戦い』という物語展開が待っているような予感もあります(汗)
虫と戦わなければならない事態が発生するのか、シキの正体は何なのか、出生や魔王ジギーと出会った経緯などは明かされるのか・・・
今後の『EDENSZERO』の物語に注目していきたいですね!
個人的な予想や希望としては、シキ=ジギーという展開を期待しています(笑)
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