ヴンダーの初号機格納場所はどこ?仕組みや構造・正体についても【エヴァ】

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』には、ヴンダーと呼ばれるカッコイイ戦艦風の艇が登場します。

 

ヴンダーの艦長はテレビアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』にも登場している葛城ミサト、副長に赤木リツコ。

彼女たちは『ネルフ(NERV)』所属ではなく、新たな組織『ヴィレ(WILLE)』に所属し、ネルフ所属のエヴァや使徒の殲滅を目的としているようです。

 

その一環としてヴィレが奪い取った『EVA初号機』。

主機として使用されるというこの初号機は、ヴンダーのどの部分にあるのでしょうか?

また、ヴンダーの仕組みについても考察を交えながら解説します。

 

ヴンダーの初号機格納場所はどこ?【エヴァ】


『ヴンダー』と呼ばれる乗り物は、正式名称を『Autonomous Assault Ark Wunder』、略称としてAAAWと表記されるようです。

AAA部分の意味としては、自律の・攻撃・箱舟。

 

ヴンダー(Wunder)は、言葉自体の意味はドイツ語の『奇跡』です。

『:Q』では葛城ミサトが所属するヴィレという団体が所有している空中戦艦ですが、その主機として使用するために奪取したEVA初号機、一体どこに格納されたのでしょう?

 

ヴンダーの構造

そもそもヴンダーの構造はどうなっているのか、気になりますよね。

大きな鳥のような姿、腹部に見える骨状の部分、長いシッポ・・・

 

まず後方の長いシッポですが、ここはスタビライザーテイル(Stabilizer Tail)と呼ばれる部分、ヴンダーの安定化を担う機能があると思われます。

 

三胴構造の左右はそれぞれライトハンガー(Right Hangar)、レフトハンガー(Left hangar)、左右にある格納庫のようです。

ここにEVA改弐号機や8号機、エヴァに必要な部品なとが収められているのでしょう。

 

ヴンダー上部にはメインアーマメント(Main Armament)と呼ばれる武装部分があり、いわゆる主砲、Mark.09との戦闘時に攻撃を受けていた部分。

 

さらに三胴の真ん中部分の前方下部にあるのが、メインブリッジ(Main Bridge)、艦橋であり、ミサトはここで指揮を執っています。

ミサトの「行くわよ、ヴンダー発進!」ってカッコいいですよね!

耳に残るセリフです(笑)

 

そしてメインブリッジ後方部、骨状部分の前方にメインエンジンがあり、さらにその後方にエネルギー供給部分が存在しています。

 

初号機は骨部分にある

ヴンダーは、初号機を主機として利用しています。

簡単に言えば、ヴンダーの推進機能を発揮させる目的で使われている、という事ですね。

 

では主機として使われているという初号機は、一体どの部分にあるのか・・・

 

それはおそらく、腹部の肋骨のようにも見える骨状の部分前方付近にあると思われます。

 

その理由は、メインエンジンが骨部分の前方、そしてエネルギー供給システムもその付近に設置されており、アスカが直接点火システムを『ぶち込んだ』際にも、周囲に骨のような部分が見えるから。

メインエンジン内部と思われる場所にはパワーコアと表記されている部分があるので、そこに初号機がありそうです。

 

ヴンダー全体で言うと、ちょうど中心のあたりですね。

 

ヴンダーの仕組みは?【エヴァ】

ヴンダーという、『:Q』で初めて登場した空中戦艦。

この艇の仕組みはどのようなものになっているのでしょうか?

 

初号機を主機とする事ができる


ヴンダーの持つ能力を発揮するためには、主機としてEVA初号機を利用する必要があるようです。

ただし物語中の赤木リツコのセリフから、ヴンダーの本来の主が『アダムスの器』である事が判明していますので、初号機を主機として利用した際にヴンダーの持つ100%の能力が発揮されるのかどうかは不明。

あくまでも初号機は、『アダムスの器』と呼ばれているものの代替品なのでしょう。

 

主機の稼働は、フライホイールにエネルギーを充填させ臨界に到達後、フライホイールを接続して点火することで行われます。

『:Q』序盤では主機の点火システムが未設置だった事で、アスカがわざわざ水中作業を行って点火機を取り付けたのでしたよね。

この時アスカは、直接メインエンジン部とメインコア部(初号機?)とを繋いで点火したのだと考えられます。

 

点火時にはエヴァの覚醒時と同じような光の輪が出現。

このあたりに、ミサトが『神殺しの力』と呼ぶ理由が隠されていそうですね。

 

戦闘艦橋がエントリープラグ代わり


戦闘時、ヴンダーの艦橋内はヴンダー主要員の座席ごと『戦闘艦橋』と呼ばれる形状に変化します。

ヴンダーの艦橋は、通常時スタイルと戦闘時スタイルが存在するのです。

 

戦闘艦橋は球状のものに包まれ内部にはL.C.Lガスが注入、ヴンダーに挿入される様子はまるで大きなエントリープラグ。

内部は全方位ディスプレイでエントリープラグそのものですが、乗組員とヴンダーとの神経回路が接続されているような事はなさそうです。

 

初号機が主機で発揮される能力

ヴンダーは初号機を主機として使用する事で、A.T.フィールドを展開する事ができるようになります。

点火直後のA.T.フィールドは周囲をクリアにするほどの威力を見せていました。

 

つまり、初号機が主機となっていればヴンダーは使徒と戦う事が可能になるのです。

 

また、かなり強力な重力制御の力も、おそらく初号機があるからこそでしょう。

点火時にはヴンダーだけでなく、周囲の艦隊も空中へ浮き上がり、その上部にはピアノ線のような細い光が出現しています。

 

 

ただし、初号機が主機として稼働していなくとも飛行艇のように飛ぶ事は可能な様子。

初号機が主機でなければただの飛行艇、初号機が主機となって初めて使徒殲滅の可能性が持てるという事ですね。

 

本来の主はアダムスの器?

物語中で、赤木リツコが気になる事を言っています。

それはヴンダーの本来の主はアダムスの器である、という事。

 

この時アダムスの器と呼ばれているのは『EVA Mark.09』ですから、初号機と同じく、ネルフ所属だったヴンダーを奪い取ったという可能性があります。

例えば、リツコがヴンダーのシステムをいじって、ヴンダーと共にミサトたちとネルフを抜け出したりしたのでしょうか・・・

 

アダムスの器と呼ばれたMark.09がヴンダーを侵食するようにして制御システムに介入できた事を考えると、初号機を主機とするような方法ではなく、Mark.09そのものがヴンダーと融合するような形で操作する事もできるのかもしれませんね。

 

ヴンダーの正体はペンペン?

ペンペンがヴンダーだという説があるのをご存知でしょうか?

本当だったらミサトはどう感じているのか・・・

 

このヴンダーペンペン説については、ヴンダーの姿が鳥のように見える事、また『:Q』にはペンペンが登場していなかった事からだと思われます。

 

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でペンペンの再登場があるのか、気になりますね!

個人的には、ペンペンはサードインパクトを避けてどこかで生き残っていてほしいです・・・

 

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まとめ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から登場している空中戦艦『ヴンダー』。

正式名称をAAAヴンダーといい、葛城ミサトが艦長を務めています。

 

『:Q』では、ミサトやリツコはネルフのエヴァや使徒の殲滅を目的とする新たな組織『ヴィレ』に所属しているなど、これまでとは全く違った展開。

ヴンダーの能力発揮に必要と思われるEVA初号機は、おそらくメインコアに格納されており、主機として稼働する事でヴンダーはA.T.フィールドの展開・強力な重力制御能力・使徒殲滅の力を得る事ができるようです。

 

『:破』の後、14年の間に一体何があったのか・・・

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ではどのような真相が明かされるのか、ヴンダーとは何なのか、そのあたりにも注目したいですね!

 

 

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