【無能なナナ】ネタバレ・小野寺キョウヤの人物像!能力と代償についての考察も

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『無能なナナ』で最初からナナの行動を疑っている『小野寺キョウヤ(おのでらきょうや)』は、不老不死の能力を持つ少年です。

医学に詳しかったり、洞察力にすぐれていたり・・・

 

ナナと同時に学園に転入してきたキョウヤについてのネタバレ、また、彼の能力とその代償についても考察していきます。

 

【無能なナナ】ネタバレ・小野寺キョウヤの人物像

『無能なナナ』では、ナナが秘密裏に起こしていく殺人事件を、疑いの眼差しで見ているキョウヤの存在があります。

オラついている見た目とは裏腹に友達を欲しがっていたり、他の生徒たちとはどこか違う雰囲気だったり。

『小野寺キョウヤ』とはどのような人物なのでしょうか。

 

小野寺キョウヤの当初の目的

キョウヤは、能力者が訓練のために集められている『絶海の孤島の学園』の内情や秘密を探るために、島にやってきました。

キョウヤよりも先に島に来て、そして行方不明になってしまった妹。

彼によると、ナナと同じような髪形をしていたのだとか。

 

この島はなにかおかしい。

悪意を持った何者かが島にいる。

 

それを見つけるのが、キョウヤの当初の目的でした。

 

転入してすぐに起きるクラスメイトの失踪事件。

同じ日に転入してきたナナに疑惑を向けるキョウヤ。

 

ナナの秘密を暴く事が、すなわち島の秘密に繋がると睨んでいるのか・・・

ナナを追いかけ回すばかりで失踪した妹を探すような様子はありません。

 

キョウヤの好きなもの

キョウヤは、同世代からすれば『渋い、古い』と思われるようなものが好きなようです。

 

例えば、ゲームなら『かなり古いテレビゲーム』、ヒップホップなどではなく『アイドルソング』や『演歌』。

趣味なのか何なのか、彼の部屋には医学関係の本や少しの医療器具、黒ひげ危機一髪のようなおもちゃや着せ替え人形などが所狭しと置いてあります。

 

現代用語には疎い

キョウヤは『オラついている』『パンチライン』の意味がわからず、ナナに聞いてはメモをとったり。

この様子から、キョウヤは現代的な言葉に疎い事がうかがえます。

 

ちなみに『オラついている』は横柄で態度が大きい様子、『パンチライン』は話のオチや、ラップなどにおいては印象的なキメ台詞の事です。

 

また、キョウヤは『ギャル』という言葉を使ってみたがったり、クラスメイトたちを『娘さん』と言ってみたり、どこかおっさん臭さを感じる人物です。

 

医学に詳しい

医療関係のイメージ画像

 

キョウヤの部屋には医学関係の書物が並んでいます。

そして、それは単なる趣味ではない様子。

 

学園の先生も、キョウヤが医学に詳しい事を認めているようです。

 

変死した『葉多平ツネキチ』の検死解剖を申し入れたり、実際に『石井リュウジ』の検死を行ったのもキョウヤ。

簡単な医療器具や薬なら、自室に持ち込んでいます。

 

キョウヤの持つ能力

キョウヤの能力は『不老不死』です。

小屋が爆発しても、風の刃で斬りつけられても、彼は死んだりしません。

ちなみに毒物を摂取したとしても、苦しいけれど死なないようです。

 

つまり、殺される事のない肉体の持ち主がキョウヤ。

暗殺者のナナにとっては、非常に扱いにくい能力です。

 

ちなみに『不老』の部分については、まだ明らかになっていませんが、もし彼が年をとらないような存在であれば、見た目よりもずっと年上である可能性が高くなります。

クラスメイトを『娘さん』呼ばわりしたり、古いゲームや漫画が好きだったり現代用語を知らなかったり・・・

 

そういえば、ナナには『年の離れた兄』がいるそうですよね。

実はキョウヤがナナのお兄さんだった、なんて事もあるのでしょうか。

 

【無能なナナ】キョウヤの能力と代償についての考察

小野寺キョウヤの持つ『能力』は、不老不死です。

不死はともかく、不老とはどのような能力なのか・・・

 

そして、他の能力者と同じように、不老不死の能力には『制限』や『代償』があるようです。

例えば、犬飼ミチルが治癒の能力を使うと寿命が縮んだり、渋沢ヨウヘイが過去に戻る能力を使うと立てなくなるくらい疲労したり・・・

 

そういうものがキョウヤの『不老不死』の能力にも存在しています。

『制限』や『代償』がどのようなものなのかを考察してみます。

 

キョウヤの能力の代償は記憶?

思い出のイメージ画像

 

キョウヤの『友達第1号』となった空野フウコだけは、キョウヤの能力の代償について聞かされています。

その代償とは、どうやら肌身離さず持っていたい『日記』に関わることのようです。

 

つまり、能力を使うと過去の『記憶』や『思い出』が消えてしまうのかもしれません。

もしくは『他の大事なもの』が何なのかが分からなくなってしまうのかもしれません。

 

妹を捜しに来たのでは?というナナのツッコミに言葉を失っていたり、学園に転入してから最初に行方不明となった『中島ナナオ』の名前を聞いてもピンときていなかったり・・・

記憶が抜け落ちたかと思わせるような描写がいくつか登場しています。

 

また、彼の部屋には『大事なもの』『わりと大事なもの』などと書かれたダンボールが部屋に山積みになっていることからも、記憶や思い出、記録に関係した代償である可能性が高いと感じます。

 

キョウヤの能力の制限は感覚消失?

キョウヤの能力の『制限』については、現時点では触れられていません。

 

ただし気になるのは『生まれつき鼻がきかない』という部分と、考え事をするときなどに『なにかを触っていたくなる』というクセ。

ガスの臭いに気が付かなかったり、シャツのツルツルした部分を触ったり、ナナの髪に触れたがったり。

これらは『感覚』に関わる事です。

 

キョウヤの能力の制限は、例えば、嗅覚をゼロにしないと能力を使えないなど。

1つの感覚(嗅覚)が『無い』からこそ、触覚が敏感なのかもしれません。

 

この『感覚』に関係しそうなキョウヤの能力制限。

今後キョウヤは、能力者の能力無効化の他に、新たに人間の認知や識別能力を無効化する力を身に付けたと思われる『中島ナナオ』との闘いに大きく関わっていきそうです。

 

まとめ

『無能なナナ』の登場人物のひとり、最初からナナに疑いの目を向けているのは不老不死の能力を持つ『小野寺キョウヤ』です。

彼は、オラついているけれども友達が欲しい、医学に詳しいけれど現代的な用語は苦手、古いゲームや漫画が好きという不思議な人物。

 

そしてその実年齢は見た目よりもずっと上である可能性があります。

その理由は、彼の能力がそもそも『不老不死』だから。

 

『不老』が、ある一定時期から全く年をとらないのか、それとも年のとりかたが緩やかなのかはまだわかりません。

そして、もし見た目よりもずっと年上なのだとすれば『ナナの年の離れた兄』である可能性も強まってきます。

 

不老不死で最強とも言える体に弱点はあるのか、能力の代償や制限がどのようなものなのか・・・

今後の展開とナナとの関係性も見逃せませんね!

 

 

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