思い出のマーニーで日記を破いたのはマーニー?和彦の関係と原作から考察も

『思い出のマーニー』のイメージ画像 映画・ドラマ

ジブリアニメ『思い出のマーニー』では、湿っち屋敷に新しく引っ越してきた『彩香』がマーニーが書いた日記を見つけて杏奈に見せるシーンがありますね。

マーニーを『自分の空想上の女の子』としていた杏奈にとって、日記はマーニーの存在を示す重要なアイテムでもあります。

 


しかし、杏奈と彩香がページをめくっていくと、どうやら日記は途中から破かれてしまっている様子。

 

後に意外な場所から破り取られた部分が見つかるのですが、この日記を破いたのは誰だったのか、また、どうして破いた部分は隠されていたのでしょうか。

今回はその謎に迫ります。

 

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思い出のマーニーで日記を破いたのは誰?

ネット上では様々な考察がされていますね!

破かれた日記と破いたページが隠されていたという事実、ミステリー要素を含んだこの作品にはピッタリの『謎』です。

ネット情報を頼りに、また個人的見解も含めて考えてみます。

 

マーニー本人説

まず『マーニー本人が破いて、破いたページを隠した』という説。

破かれたページを見つけた彩香によると、日記の内容は和彦に関するものばかりだったとの事。

 

和彦の事を書いたページばかりを破いて隠す理由は・・・?

 

書いてみたものの、年頃のマーニーにはちょっと恥ずかしくなってしまって破いてしまった。でも捨ててしまうのはちょっと悲しいから、だれにも見つからないところに隠しておこう!

そんなところかもしれません。

 

最近解読された『アンネ・フランク』の日記の隠されていた部分も、年頃の女の子からしてみたら、書いちゃったけど恥ずかしいから隠したい!という気持ちが表れていたようですものね。

 

杏奈説

続いて、支持している人が多いと思われる『杏奈』説。

夢なのか過去の世界なのか、現実とは思えない世界でマーニーと交流を続ける杏奈。

マーニーといる時に大岩さんの家での生活を思い出せず、大岩さんの家にいる時にはマーニーを忘れかけたりしています。

現実ではない世界と、現実の世界。どちらかにかたよる事で、もう一方の世界の記憶が曖昧になってしまう・・・

 

つまり、和彦の事ばかりが書いてある日記を見つけて嫉妬した杏奈は、怒りに任せて自分との事が書いてあるページを残して破り取ってしまった!

破いたページは、見つからないような場所に隠した。

 


でも、杏奈はその事を忘れてしまっていて思い出せていないのです。

 

彩香説

実は見つけた本人が破ったという『彩香』説。

不思議なものが大好きな彩香。普通は自分の家を見ている人物が『前の住人』だなんて想像しません(笑)

遠くから自分の部屋の窓を見つめる杏奈を『マーニー』と思い込み、『マーニー』本人だと白状させるためにページを破った。

本人が書いたのなら、ページが破れている事に驚くでしょうし、破かれた部分に何が書いてあったのかも知っています。

 

十一説

意外過ぎる人物の『十一』説。

釣りをしている無口な十一(といち)。昔からこの地に住んでいる彼は、マーニーの事を知っているようです。

 


知っているという事は、特別な感情を抱いた可能性もあり、やはり和彦との事が書かれた日記を偶然見てしまい、嫉妬の勢いで破ってしまったものの、どうしていいかわからずに隠したのかもしれません。

 

久子説

マーニーの遊び友達の『久子』説。

久子も実は和彦を好きだった。

だからマーニーが嬉しそうに書いた和彦との出来事をつづったページを破いた。

自分の描いた絵の中に隠したのは、その場で破り取ったページを捨てられなかったので、『修正』を理由にして絵ごと回収しようと思っていたため。

 

 

マーニーをとりまく環境

マーニーは両親からほったらかしにされ、普段は湿っち屋敷にイジワルなばあやと、双子のねえやたちと暮らしています。

 


マーニーは、たまに帰ってくる両親と、両親がいる時に開かれるパーティーをとても楽しみにしており、普段はどんなにイジワルされていても、パーティーが開かれて多くの人と会える日は『自分は世界で一番めぐまれた女の子だと思う』と言っていますね。

 

両親が帰ってこない家

イジワルなばあやとねえや

見つからないようにしか家の外に出られない生活

 

とっても窮屈です。

周りからみれば、とても恵まれた環境とは言えないような生活をしているマーニー。

寝巻のままボートに乗ったり、素敵なパーティーが開かれたり、内緒の友達をパーティーに呼び入れたり・・・

幸せとは呼べない生活の中でも、幸せを感じた出来事や、驚いた事、考えた事などを日記に残していたのでしょう。

 

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和彦の関係と原作から日記を破ったのはマーニー本人と考察

マーニーと和彦は恋仲です。

久子の話によると、『色々と助けていたみたい』との事ですので、マーニーがどのような状況にあったのかも知っていた可能性が非常に高いですよね。

しかし、マーニー本人は、どんなにばあやとかねえやにイジワルされても、周りに言いふらしたり助けを求めているような様子はありません。

 

つまり、マーニーは『イジワルされている事』を隠している。

実際に、杏奈には『重大な秘密』として、イジワルの事を告白しています。

 

原作によると、どうやらマーニーは、『イジワルの事を言ったら、ばあやにもっとひどいことをされる』という認識でいるようです。

 

とんでもない話ですよね・・・

 

イジワルされている事を周囲に隠しているマーニー。

しかし、杏奈のように、和彦がマーニーの状況を知っていたとしたら・・・?

 

マーニーが『ウカツにも』和彦に助けられたとか、なぐさめてもらったとか、ねえやが脅すからサイロ(原作では風車小屋)が怖いとか書いてしまっていたら・・・?

 

普段から日記ごと、見えない場所に隠していたからこそ、後に彩香が棚の隙間から『発見』することになるのでしょう。

しかし、マーニーがふと日記を読み返した時に、どうやら自分はマズイ事を書いてしまっている!と感じたのかもしれません。

だとしたら、『自分の身を守るため』に日記を破るでしょう。

 

こんなことを日記に書いて、隠してあるとは言っても、いつばあやに読まれてしまうかわかりません。しかも、あのばあやなら『書いてある事を消す』くらいで許してくれるとも思えません。

 

だから破いた。

ゴミ箱を見られる可能性も考えて、破いたページは見つからなそうな場所に隠した。

 


つまり、日記を破いたのは『マーニー』本人だったと推測します。

 

まとめ

『思い出のマーニー』で、マーニーの日記は重要な役割を果たしますね。

 

  • 杏奈がマーニーを実在の人物だと認識するため。
  • 彩香と杏奈が仲良しになるため。

 

『破かれたページ』は、マーニーの過去を知る人物と杏奈を結びつける重要なパーツとなります。

 

ジブリアニメ『思い出のマーニー』では、破かれた日記がなければ、杏奈は不思議な少女『マーニー』の正体に辿り着くことはあっても、マーニーがその後どうなったのかを知る事はなかったでしょう。

湿っち屋敷の写真だけでは、マーニーを深く知ることはできません。

 

誰が日記を破いたかを考えた時、『マーニー本人が破いて、そして時を経て懐かしい友達の久子が杏奈と自分を結び付けてくれた』と考えると、ファンタジー要素がグッと増すような気がしませんか?

 

 

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