スパイ教室ティアの能力や特技・強さは?性格と落ちこぼれの過去についても

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『スパイ教室』に登場する優艶な黒髪の少女・夢語(ゆめがたり)のティアは、抜群のプロポーションを持ち自らを恋愛マスターと称する人物です。

スパイチーム『灯(ともしび)』の指揮官として活躍するティア。

大人びた容姿に加え、魅力的な声を持つ彼女は、『惹き壊す時間よ』が決め台詞。

 

そんな彼女の能力や強さは一体どのようなものなのでしょうか。

この記事では夢語のティアの能力や特技、強さ、性格や彼女の過去について解説していきます。

 

スパイ教室ティアの能力・特技・強さ


スパイ養成学校の落ちこぼればかりが集められたチーム『灯』。

当然、ティアもまたスパイ養成学校の落ちこぼれ枠でクラウスにスカウトされた少女です。

 

しかし、落ちこぼれであることと彼女らの能力、特技や強さはまた別の話。

使い方によっては、かなり強力な武器となり得る特殊な能力を秘めているのです。

 

ここではまずはじめに、ティアが持つ特別な力と強さについての解説を行います。

 

3秒見つめ合えれば相手の願望を読み取れる

夢語のティアの特技はズバリ『交渉』です。

3秒間見つめ合えば相手の考えていること、願望を大まかに読み取ることができ、その願望を利用した交渉、例えば甘い囁きだったり脅しだったりを効果的に発動させます。

 

敢えて『交渉』の能力の弱点を挙げるなら、相手が強敵であればあるほど3秒もの間ずっと目を合わせてなんかくれないこと。

心を読めるなんて最強かと思いきや、実戦で、しかもスパイ相手にはなかなか使いにくい特技とも言えます。

 

しかしスゴイのは考えを読み取るその力だけではありません。

彼女の発する『声』もまた、強力な武器となります。

 

どんな雑踏の中でも届くというティアの声は、実は彼女の憧れのスパイ・紅炉(こうろ)のフェロニカの声を模したもの。

口調、イントネーション、リズム、スピード。

ティアの『声』は、紅炉に『私の魂を受け継ぐ子』と言わせるほどの能力を秘めています。

 

ではなぜ紅炉を模したティアの声が強力な力を発揮するのか。

 

それは紅炉の声が持つ能力に関係しています。

紅炉の声は相手の深層心理に深く刻み込まれるという不思議な力があり、時間経過とともに消えるものではなさそう。

 

例えば黒髪の美少女の姿をした英雄が現れるというウワサは、過去に紅炉が人々の心に刻みつけたものであり、暗示に近いものだと考えられます。

そんな過去の暗示は紅炉がこの世から消えた今でも、魂を受け継いだティアの声をもって蘇らせることができます。

 

つまり、もし紅炉が未来を見据え強力な暗示を残していたとしたら・・・

ティアは、世界的なスパイ・紅炉が人々の心に刻んだ暗示を利用しながら戦うことができるということになりますよね!

 

英雄のウワサ以外の暗示が残されているのかどうかは現状不明ですが、紅炉なら世界中に何らかの痕跡をのこしているのではないでしょうか。

 

戦闘能力は低い

ティアはプロポーション抜群、美しい容姿の18歳。

大人びたその姿に惹かれる男性も多く、恋愛マスターを自称するほど経験豊富のようです。

 

灯の少女たちの中ではグレーテと並んで最年長の彼女ですが、実は戦闘能力そのものは低く、接近戦は苦手。

 

もし戦闘になったら・・・

 

ティアの場合はその色気を武器に相手の隙をつく、そのような戦略に頼らざるを得なくなるでしょう。

相手がそもそも女性の色気に興味の無いタイプだったりしたら、あっという間に大ピンチ。

戦闘に立って突っ込んでいくようなリリィやジビアとは別の戦い方、ティアなりの戦い方を選択しなくてはなりません。

 

そんなティアの戦い方は、交渉と扇動による他人の心を利用したもの。

 

心を読み、交渉し、集団を丸ごと欺き自身を崇拝させる『偶像』。

交渉×偶像、愚神礼賛と呼ばれる詐術は、民衆を思いのままに動かすことができる強力な能力です。

 

敵から見れば、どれだけの人数がティアに動かされているのかわからないところが恐ろしいですよね!

 

ティアの性格と灯メンバー内の役割


チームのお姉さんのように女性らしく大人びたティアですが、実際の彼女はどのような人物なのでしょうか。

ここではティアの性格についての詳細、そしてその彼女がメンバー内でどのような影響を与えているのかについて解説していきます。

 

ヒーローを目指しながら精神的にもろい部分を持つ

ティアの性格は責任感が強くて優しくて脆い、見た目は女性らしく大人びているけれども責任の重圧に負けてしまいそうになることもあるという若干不安定なタイプ。

それでも彼女、実はヒーローを目指しています。

 

女性なのでヒロインというべきかもしれませんが、あくまでも紅炉の言葉通り『敵さえも助けられるヒーロー』。

自国民だけでなく、敵をも救う。

そんな存在になるためにスパイとなって奮闘しているのです。

 

彼女の憧れのスパイである紅炉の影響力が絶大なのか、それともこれも紅炉がティアに残した暗示なのか・・・

とにかく紅炉のようになりたいという思いと現状の自身のスパイとしての実力の差が、彼女の性格にも影響を及ぼしていることは確かでしょう。

 

紅炉のように活躍したいけれど、足りない。

自分の選択は正解だったのか、間違っていたのか。

そんな風に思い悩むこともあり、いつまでも気持ちを引きずってしまう様子もみられます。

 

精神的に参ってしまいがちなティアではありますが、それを支えるのがクラウスであり灯メンバーたち。

ティアは周りに支えられることでより強くなり、自身の力を効果的に発揮する方法を見つけていける女性なのです。

 

チームのまとめ役として任務の指揮官を担う

灯の中でのティアは後方支援を担う『情報班』に所属し、『指揮官』として活躍しています。

 

ティアが指揮官でリーダーがリリィ・・・?

指揮官とリーダーって何が違うの?と思ってしまうところではありますが、指揮官はその名の通り任務の指揮をとる役目、リリィが担うリーダーはいわゆるリリィの士気向上のためのお飾り(笑)

指揮官という役目は、メンバーの命を預かる最重要ポジションとも言えます。

 

元々、灯の指揮官の役目を担っていたのはボスのクラウスですが、指揮をとりつつ実行班のように敵に突っ込んでいくのは負担も多いうえ思うように動けない事も多い。

だからこそ、ティアに指揮官という役目を預けたのです。

 

交渉の能力を持ち、クラウスの恩人である紅炉の声を持つティア。

クラウスも彼女の秘めた力を認めているのでしょう。

 

ティア自身もクラウスのパートナーとしての立ち位置を望み、任務を終える度にスパイとしても精神的にも大きく成長しているようです。

 

養成学校の落ちこぼれ・ティアの過去

スパイチーム『灯』を構成する少女たちは皆、なんらかの過去がキッカケとなってスパイ養成学校に入学しています。

彼女らの過去とはどのようなものなのでしょうか。

そして、どうして養成学校の落ちこぼれとなってしまったのでしょうか。

 

ここでは落ち着いていて特に落ちこぼれるようには見えないティアの、養成学校時代について紹介していきます。

 

誘拐されスパイに助けられた過去を持つ少女

スパイ教室ティアの誘拐された幼少期のイメージ画像

 

ティアは新聞社の社長令嬢。

実は結構なお嬢様育ちなのです。

灯メンバーには珍しく自らの意志でスパイを目指し、養成学校へも両親を説得したうえで円満に入学しています。

 

ティアがスパイを目指した理由はただひとつ、『紅炉に憧れたから』。

紅炉のようになりたい、ヒーローになりたい、その一心だったと思われます。

 

そんなティアと紅炉の出会いはおよそ7年ほど前、現在18歳の彼女が11歳の頃まで遡ります。

 

当時のティアは犯罪に巻き込まれ密室で死んだようにうずくまるしかできない非力な少女。

大手新聞社の社長令嬢だった彼女はガルガド帝国のスパイの手によって誘拐、監禁されていましたが・・・

そこに現れたのが『焰(ほむら)』という伝説のスパイチームのボス・紅炉(こうろ)のフェロニカだったワケです。

 

凶悪な男たちの手から救い出してくれたティアの恩人、恐ろしさから喋ることができなくなってしまっていたティアが声を取り戻せたのも、救出後も親身に接してくれた紅炉の喋り方を真似したことがキッカケでした。

 

紅炉と一緒に世界を救いたい、紅炉のようになりたい。

純粋で強い想いを抱き、ティアはスパイへの道を自らの意志で歩み出したのです。

 

落ちこぼれの原因は男性関係が派手だったから

灯のチームには、養成学校時代に人間関係につまづいた少女が多数。

しかしティアはどちらかと言えば誰とでもうまくやれるタイプに見えますよね。

 

ではティアはなぜ落ちこぼれとして扱われたのか・・・

 

ティアと言えば恋愛マスター、経験豊富が売りの美少女です。

つまり、そう。

男性関係が奔放すぎて養成学校を落ちこぼれています。

モニカに言わせると、クソビッチ(酷)

 

そこらじゅうの男性と関係を持ってしまうことが大きな問題となったのです。

本人にしてみれば独自に房中術に取り組んでいただけなのですけどね・・・

 

しかしティアがそこまで異性関係が派手になってしまったのは、かつての誘拐事件の際に身に降りかかった性被害が原因。

ティアが持つ、目を覆いたくなるような過去の一部。

彼女の男性関係は無意識にトラウマを克服しようとするための行動だった可能性もあるのです。

 

そして時を経て出来上がったのが、恋愛マスター・ティア。

 

ただし恋愛マスターを自称していても、クラウスはさすがに落とせなかったようです。

クラウスを落とせないティアが、クラウスを愛してやまないグレーテに恋のアドバイスをしている、という構図もどうかと思いますけどね(笑)

 

まとめ

『スパイ教室』に登場する黒髪のスパイ、コードネーム『夢語』のティアは、プロポーション抜群の優艶な美少女です。

クラウスのスカウトによって灯へメンバー入りした後は、困難を乗り越えつつ情報班として、そして任務の際には『指揮官』として後方支援を担います。

 

異性にモテモテというイメージを持つティアですが、そんな彼女が持つ特技は『交渉』、そして群衆を扇動する力、使い方によっては世界を動かせるほど強力な能力。

相手の願望を読み取り、思うままに民衆を操る力は腕力を超えた戦術でもあります。

 

今後ティアはどんな風に成長していくのか、指揮官としての手腕にも期待してしまいますね!

 

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