『東京リベンジャーズ』の東卍壱番隊隊長、場地圭介(ばじけいすけ、バジ)はロングヘアをキュッと後ろで結ぶ姿がカッコイイですよね!
一時は東卍離脱?と思われたバジですが、何を語らなくとも腹心・千冬には彼の気持ちがわかっていたようです。
そんなバジは、実際にはどのような人物なのか。
強さや松野千冬・羽宮一虎との関係性についても解説していきます。
※物語のネタバレ含みますので、ご注意ください。
目次
【東京リベンジャーズ】場地圭介(ばじけいすけ)の人物像と強さ
場地圭介とはどのような人物なのでしょうか。
ここではバジの基本的なプロフィール、そして気になる『強さ』について紹介します。
場地の基本プロフィール
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- 場地圭介(ばじけいすけ、バジ)
- 東京卍會壱番隊隊長 → 芭流覇羅隊員(※目的アリ)
- 1990年(H2)11月3日生まれ(ただし、中学1年生をダブり)
- マイキーとは幼馴染
- 東京卍會創設メンバー
- バイク:GSX250E(愛称:ゴキ)
- 喧嘩っ早い
- ペヤング好き
バジは東京卍會創設メンバーの一人です。
創設メンバーと言っても、チームを創ろうと言い出したのはバジであり、チーム内での役割を決めたのもバジ。
そしてトーマンが目指す『一人一人がみんなの為に命を張れるチーム』を掲げたのもバジです。
つまり、バジがいなければ東卍の結成は無かったかもしれません。
東卍が無ければタケミチとマイキーやドラケンとの出会いもなかったかも・・・と考えると、なかなか感慨深いものがありますね!
場地の強さは?
バジの強さは、相当なものです。
例えば、『芭流覇羅(バルハラ)』隊員50人に行く手を阻まれたとしても、たった一人で突破してしまうほど圧倒的。
1人で20人の暴走族を相手にした事もあり、バジは対多数での喧嘩には慣れている様子が伺えます。
ただし、おそらく強さのレベルで言えばマイキーには敵いません。
マイキーの強さがそもそも異次元レベルなので仕方がありませんが、子供の頃、バジはしょっちゅうマイキーにケンカをふっかけてはボコボコにされていたようです(笑)
しかし彼らは敵対していたわけではなく、ケンカしてもすぐに仲直りできるような間柄でした。
バジは死亡する?
#マガジン 24号発売中!! 『東京卍リベンジャーズ』第61話はとにかく圧巻。驚きの行動をとったバジが語る、これまでベールに隠されてきた彼の想いとは!? とにかく何を語ってもネタバレ必至なので多くは言えませんが、とにかく読んでほしい一話。パーちんや真一郎もカメオ出演です! pic.twitter.com/7aSZYiWzwp
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) May 16, 2018
バジは2005年10月31日、後に『血のハロウィン』と呼ばれる東京卍會と芭流覇羅の抗争の際、死亡します。
抗争前日、タケミチがバジに『どうか死なないで』と伝えたものの、結果的にバジは死亡。
ただし、タイムリープによってバジの死とマイキーの行動に若干の変化がありました。
【タケミチ5回目のタイムリープ後(現代)】
血のハロウィン抗争の際に『一虎がバジを殺した』事が判明
※マイキーが一虎を殺害していた
↓
【タケミチ6回目のタイムリープ時(過去)】
一虎はバジを刺したもののバジは死亡せず、その後バジが自分の腹を刺して死亡
※マイキーは一虎を殺害しない
タイムリープで過去を変えたとしても、残念ながらバジが死んでしまう事は変わりませんでしたが、一虎は死亡せずに生き残りました。
これは、自分の腹を刺す事でマイキーから一虎を守ったバジのおかげでもあります。
怒りに駆られたマイキーは、誰にも止められないのです。
『自分で死んだ』なら、マイキーは一虎を殺す理由が減ると考えたバジの、究極とも言える判断でした。
【東京リベンジャーズ】場地と千冬の関係性は?
バジを説明するうえで欠かせないのが、松野千冬との関係性。
バジは千冬を可愛がっていますし、千冬もまたバジに絶対的な信頼を置いています。
東京卍會での関係性
今日11月3日は場地 圭介の誕生日。
場地「いつかこのタスキ受け継ぐ奴が出てくんのかね?」
千冬「壱番隊隊長は場地圭介だけです」(和) pic.twitter.com/pTyTnkbvN3
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東京卍會内で場地圭介と松野千冬は、壱番隊の隊長と副隊長を務める立場です。
- 壱番隊隊長:場地圭介
- 壱番隊副隊長:松野千冬
バジが壱番隊を守り、千冬がバジを守る、つまり千冬はバジの腹心の部下です。
実際にバジが隊長を務めていたのは2005年10月上旬~中旬までですが、バジが東卍を抜けた後も千冬は『隊長』としてバジを慕っていました。
なぜなら千冬は、バジが東卍を抜けたのには何らかの『理由』がある事を確信していたから。
傍で過ごすうちに、千冬はバジの考えている事が何となくわかるようになっていたのです。
場地と千冬の出会い
バジと千冬が出会ったのは、千冬が中学1年生の頃の事。
なぜか中学1年生をダブっているという『同級生』がいたため、どんなヤツなのかと興味本位でバジを訪ねていったのがはじまりです。
そこにいたのは、ガリ勉を装って辞書を片手に何やら一生懸命書きものをしているバジ。
個人的にはこの時のガリ勉スタイル、嫌いじゃありません。
髪ペッタリに優等生っぽいメガネが新鮮!
この時バジは、一虎に宛てた手紙を書いていたようですね。
千冬がバジの書いた『虎』の字が間違っている事と、正しい『虎』の字を教えた事で、バジからは『いい奴』認定されました。
そしてこの時の出来事が、20人の暴走族に絡まれた千冬をバジが助けるキッカケともなったのです。
暴走族『男打羅(マンダラ)』の総長を含む20人 VS 場地圭介
バジは20人を相手にあっという間に勝利、千冬は圧倒されます。
- 初めて敬語を使った人
- 初めてカッケェって思えた人
- 初めて付いて行こうと思った人
千冬にとって、バジはそういう存在なのです。
ちなみに、この後彼らは2人の思い出となるペヤング(カップ焼きそば)を半分こして食べる事になります。
その理由は、バジの家にはペヤングが1個しか残ってなかったから(笑)
『ペヤング』、しかも『半分こ』は、バジと千冬の出会いの味なのです。
【東京リベンジャーズ】場地と一虎の関係性は?
今日9月16日は羽宮一虎の誕生日
羽宮一虎
174センチ 60キロ AB型
愛機 KH400(ケッチ)
趣味 コッテコテの不良グッズ集め
(ペーやんと趣味が合うらしい)(和) pic.twitter.com/6mWefWcuoL
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) September 15, 2019
バジと羽宮一虎(はねみやかずとら)の間には、切っても切れないような関係性があります。
千冬との関係性とは異なる、バジと一虎の関係性について紹介していきます。
場地は一虎がマイキーと決別した事件の関係者
場地圭介は東京卍會の創設メンバーですが、羽宮一虎もまた、東卍創設メンバーのうちのひとりです。
それなのに、なぜ一虎が『芭流覇羅』のメンバーになったのかという点については、過去のある事件がキッカケとなっています。
それは、マイキーの兄である『佐野真一郎』が殺害された事件。
羽宮一虎は、マイキーの兄を殺害した人物です。
そして、その事件の際に一虎と共に行動していたのが、バジだったのです。
事件の経緯は下記の通り。
- 2003/8/13一虎がマイキーの誕生日にプレゼントするためのバイク『CB250T』をバイク屋から盗む計画を立てる
- バジは気乗りしなかったものの、結局は一虎の窃盗に付き合う
- バイク屋に侵入したバジと一虎は店主(佐野真一郎)に見つかる
- バジが真一郎の店だと気づいた時には既に遅く、一虎は『見られた』ために真一郎を殺害
- 一虎が殺害した相手がマイキーの兄である事をバジから聞かされ、一虎は気が動転、自らの罪を肯定するために、マイキーを恨むようになる
- 一虎逮捕後一虎が庇ったためバジは少年院へは入らずに済み、バジは『一虎は自分を肯定するためにマイキーを敵にするしかなかった』と、マイキーを諭し続ける
この事件について、マイキーはバジの事は許しました。
しかし知らなかった事とはいえ、兄を殺害した一虎を許すまでには至っていませんでした。
マイキーを恨んだ一虎は出所後、『マイキーを潰す』ために芭流覇羅に入ったのでしょう。
しかしこれは偶然ではなく、稀咲が裏で糸を引いていたものと思われます。
場地が一虎の所属する芭流覇羅に加入した理由
バジは『一虎がいるから』というだけで芭流覇羅に加入したワケではなさそうです。
では、なぜ東卍を離脱して芭流覇羅に入ったのか・・・
その理由は、
- 稀咲が良からぬ動きをしており、東卍の『敵』だと確信していたから
- 元愛美愛主の稀咲が芭流覇羅と何らかの関係を持っている事を突きとめていたから
でしょう。
ひょっとしたら、一虎とバジとの関係、一虎のマイキーに対する憎悪が稀咲らに利用されている事にも気づいていたのかもしれません。
場地は一虎を守った
バジは、『大切な仲間』を救いたいという思いが誰よりも強い人物。
事件の際、バジは一虎に『この先どんな地獄が待っていてもオレは最後まで一緒だから』と約束を交わしていました。
なぜなら、バジは一虎の犯した罪を一番近くで見ていた人物であり、東卍は『誰かが傷ついたらみんなで守るチーム』、『一人一人がみんなを守るチーム』だから。
マイキーの兄を殺害してしまった事を受け入れられない一虎と、一虎を許せないマイキー。
しかし、バジにとっては2人とも大切な仲間です。
もし自分が一虎に刺されて死んでしまったら、マイキーは一虎を殺してしまう。
だからこそ、自分の腹を刺して『自分で死んだ』事にする・・・
すべては一虎を守るため、そしてマイキーが罪を犯さないようにするため。
創設時に自らが掲げた『誰かが傷ついたらみんなで守るチーム』、『一人一人がみんなを守るチーム』を全うするために、バジは自分を犠牲にしながらも一虎を守ったのです。
まとめ
『東京卍リベンジャーズ』の場地圭介(ばじけいすけ、バジ)は、
- 東京卍會創設メンバー
- 元東卍壱番隊隊長、副隊長の松野千冬は腹心の部下
- 多数相手でも負けないくらいケンカが強い、喧嘩っ早い
- カップ焼きそばのペヤングが好き
- 2005年10月31日に死亡
誰よりも仲間を想う気持ちが強いバジですが、その中でも東卍創設メンバーへの思い入れは強く、結果として一虎の命を守り、マイキーが一虎を殺害せずに済んだのはバジがいたからこそ。
マイキーが一虎を殺害しなかった事で、稀咲の『東卍を潰してマイキーを芭流覇羅のトップに据える』という計画は潰れました。
しかし、タケミチがタイムリープで変えようとしても変えられなかった『バジの死』。
ドラケンの時のように命を救えることばかりではないという事実は、タイムリープが『未来を変えられる便利な力』ではない事を物語っているようで、なんだか切ない・・・
最終的に『ハッピーエンド』が訪れるのか、不安になります。
物語の今後の展開が、ますます見逃せないですね。
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