『無能なナナ』の第1話で、さっそく崖から突き落とされてしまった『中島ナナオ』。
もちろん突き落とした犯人は、暗殺者であるナナです。
崖の下からは、ボロボロになったナナオの時計も見つかっており、おそらく生きていないであろうことを示していました。
しかし、中島ナナオは生きていました。
今までナナオは生きてるに違いない!と言われてきましたが、やっぱり生きてたんですね。
なぜナナオが生存していたのか、ナナオを救った鶴岡を裏切る可能性はないのかについて書いていきます。
目次
【無能なナナ】中島ナナオが生きてるのはなぜ?
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第1話「無能力」
特殊な能力を持つ少年少女通う孤島の学園。
中島ナナオは自分の能力に自信を持てずにいたが、
転校生、柊ナナとの出会いをきっかけにその運命は大きく変わっていく――。https://t.co/gEl4Yji7Pf#無能なナナ pic.twitter.com/45jM4lDJDt— TVアニメ「無能なナナ」公式 (@munounanana) September 30, 2020
崖から突き落とされたナナオが生きていた。
どう考えても助からない高さの崖から転落したというのに、生還したナナオ。
彼が生きていたのはどうしてなのでしょうか。
転落後は行方不明だった
中島ナナオの転落現場は、誰も見ていません。
唯一例外があるとすれば、葉多平ツネキチの未来予知夢写真に写ってしまった、ナナオを突き落とした瞬間のナナ。
しかし、実際に写真を見たのはナナ以外にはツネキチとミチルのみです。
ツネキチはナナが毒針でサクっと葬りましたし、ミチルには『予知夢ではなく、夢の内容を写真にできるだけ』とウソをついてやり過ごしたためセーフ。
ナナオが失踪した後、不自然に切れている崖沿いのロープ下を調べていたキョウヤが、遺品となるナナオの時計を見つけました。
しかし、その時もナナオの遺体は見つからず・・・
何人かナナを疑う人間がいたものの、ナナオは『死亡』ではなく『行方不明』として扱われていました。
ナナオを助けたのは鶴岡
『冷たい海に浮かんでいた』という中島ナナオを助けたのは、ナナの両親を殺害した張本人、鶴岡タツミでした。
ナナに突き落とされた事は、状況から鶴岡もわかっていたでしょう。
なぜなら、能力者たちの抹殺が目的でナナを島に送りこんでいたワケですから。
それならば、なぜナナオを助けたりしたのか・・・?
その答えは、意味の無い行動をさせてナナを絶望させるところまでが計画の一環だった、と考えるのが妥当でしょう。
鶴岡は、そういうヤツなのです。
鶴岡の目的
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鶴岡は、ナナオを使ってナナの代わりに新たに学園の能力者を抹殺しようとしています。
ナナは無能力者でしたが、ナナオは元々能力者です。
ナナの時よりも恐ろしい事になるのは目に見えていますよね・・・
ナナに与えられていたのは、能力者の抹殺。
裏で糸を引く鶴岡や委員会は、島に潜入したナナが生徒同士の内紛を引き起こす事を期待していました。
しかし、結果的にはナナが鶴岡を裏切る形で失敗。
次に暗殺を仕掛ける役には、ナナオが選ばれました。
ナナオはナナに崖から突き落とされ、殺されかけたという過去があります。
自分を認めてくれたと思ったナナの、まさかの裏切り。
無能力とからかわれ、自分をバカにしていたクラスメイト。
無能者だ恥さらしだと怒鳴る父親。
鶴岡に助けられ、目を覚ました当初は『ナナになんらかの事情が』と心配する様子も見せていたナナオ。
助かった直後は、以前のような『優しいナナオ』でした。
しかし父親の暴言がキッカケとなり、新たな力が暴走、そしてあまりにも簡単に父親を殺害。
なぜナナが自分を殺そうとしたのか。
人類の敵とは誰のことなのか・・・
ナナオは悩み、そして自分の心のタガを外したのでしょう。
いや、ひょっとしたら鶴岡得意のマインドコントロールが影響しているのかもしれません。
『僕は君らを皆殺しにするつもりなんだ』
そんなつぶやきをもらす新生ナナオは、狂気そのもの。
能力者の力には、当然自分の持つ能力で対抗しようとするであろう能力者たち。
まさに、5年前の学園内紛の再来が予想される展開です。
【無能なナナ】中島ナナオの新しい姿と能力
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いよいよ10月4日(日)より放送スタートです!
お楽しみに。■放送情報■https://t.co/6CZS5XjhHM pic.twitter.com/cWln4MQWE5
— TVアニメ「無能なナナ」公式 (@munounanana) September 15, 2020
生きていたナナオは、以前とは別人のようになっています。
それは、本人なのかどうかも疑ってしまうほど。
悪意に満ちた表情、伸びた髪、そして新たに驚異的な能力を目覚めさせていたのです。
ナナオの表情はすさんだものに変わっていた
中島ナナオは、ナナに突き落とされる以前は弱々しく、みんなから隠れて過ごしているようなキャラクターでした。
イヤで仕方がなかった島での生活、そこに現れた転校生ナナには徐々に心を開き、ナナが能力を認めてくれたおかげで自信も持てるように。
その頃のナナオの表情は、優しさに満ちあふれたものでしたよね。
時折ナナオを思い出すナナでさえ、ナナオの優しい表情が印象的だったようです。
しかし、実は生きていたナナオがクラスメイトの前に姿を現した時には・・・
元クラスメイトも『ぜんぜん印象が変わっていた』と言うほど、自信と悪意に満ちたものに変化していました。
あの優しかったナナオは、見る影も無くなってしまっていたのでした。
こんな姿のナナオを見たら・・・
ナナは自分の行為を、ナナオの運命を変えてしまった事を酷く後悔するでしょうね・・・
ナナオの元々の力は能力の無効化
ナナオが元々持っていた能力は『能力の無効化』です。
モグオの炎からナナを守った事によって、一躍クラスのヒーローとなったナナオ。
役立たずだと思っていた能力のため、本人も詳細が分からないままだった『能力の無効化』。
実はとんでもなく優れた能力だったという事ですね。
キョウヤの『不老不死』の能力も無効化されるのかどうか、気になります。
新たに加わった力は人間本来の能力の無効化
ナナオの『能力の無効化』の力は、人間の持つ本来の能力にも働くことが新たに判明したようです。
人が人を殺さないのは、脳がブレーキをかけるから。
罪悪感などの感情が人殺しを阻みますが、それはどんな人間にも備わっているであろう『普通の』能力ですよね。
能力者だろうと無能力者だろうと変わりません。
ただし、動物などからすれば立派な『異能力』とも言えます。
ナナオは、そんな『普通の人間の能力』でさえも無効化できるようになってしまったのです。
つまり、人のあらゆる能力を無効化する、という事でしょう。
相手の認知や識別能力を無効化して『自分の姿を見えなくする』ことも可能、人を殺さないという脳のブレーキを無効化して、殺人を誘発させることも可能。
ちなみに、ナナオの父親を殺してしまった能力は、『人間の生きるための能力の無能力化』だと推測されています。
これは人の呼吸や血液循環などの生きるための指令を無効化した、という事ですね。
これまでには無かったタイプの手強い能力です。
ナナオが鶴岡を裏切る可能性
ナナオは、鶴岡を裏切る可能性はゼロでしょうか。
絶対的な服従を誓っていたはずのナナでさえ、鶴岡を裏切りました。
最強とも言える能力を身に付けたナナオもまた、鶴岡を裏切る可能性があるのではないでしょうか?
自分自身の『脳のブレーキ』をも外してしまったと思われるナナオ。
鶴岡の事を憎いと感じれば、ためらうことなく襲ってしまうはず・・・
しかしそんなナナオの行動ですら、鶴岡にとってはただの『ワンシーン』に過ぎないのかもしれません。
まとめ
『無能なナナ』の最初の被害者、中島ナナオは生きていました。
ナナに崖から突き落とされたにも関わらず、鶴岡に助けられたというナナオ。
ナナに能力者の暗殺を命じながらも、能力者を助けるあたりは、まさに『囚人に穴を掘らせ、その穴を埋めるような命令を出す』という鶴岡の真骨頂でしょう。
ナナVSナナオという戦いになっていくのか。
ナナの気持ちはどうなるのか。
あたらしく目覚めたナナオの能力、『人間の能力の無効化』をナナたちがどう切り抜けていくのか。
今後の展開からますます目が離せなくなりました。
無能なナナのアニメ感想&ネタバレはこちらをどうぞ(^^)
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