『東京卍リベンジャーズ』は主人公『花垣武道(はながきタケミチ)』が過去にタイムリープして、なんとか最愛の『橘日向(たちばなヒナタ・ヒナ)』、さらには他の仲間たちも救おうと奮闘する物語。
しかし、序盤に最大の謎が登場しますよね。
それは、タケミチが電車に轢かれそうになってタイムリープできたのはなぜなのか、という事。
物語序盤の初めてのタイムリープの際、タケミチはどうやって過去の世界に行ったのでしょうか?
目次
【東京リベンジャーズ】タイムリープ1回目のトリガーは何?
【ティザービジュアル公開!】
本日、6月19日は物語のキーとなる不良軍団”東京卍會”の結成記念日!アニメ化決定と結成日を記念して、原作者・和久井健によるタケミチ・マイキー・ドラケン・場地・一虎の描き下ろしティザービジュアルが公開!https://t.co/UILaLa6TCH#toman_anime pic.twitter.com/vUbeoYZhPN— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式 (@anime_toman) June 18, 2020
2017年7月4日、26歳の花垣タケミチは駅のホームから何者かに突き落とされ、電車に轢かれそうになったところで『はじめてのタイムリープ』を経験します。
気がつけば2005年の7月4日、つまり2017年に生きているタケミチにとっては12年も過去の世界。
この最初のタイムリープは、何がトリガーになって発動したのでしょうか?
2回目以降のトリガーはナオトとの握手
【キャラクター設定公開③】
橘直人(CV:逢坂良太)
ヒナタの弟。現代では警察官になっている。タイムリープしたタケミチの助言で一命をとりとめ、姉のヒナタを救うため、協力者になる。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/sV8sAlkz2s
— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式 (@anime_toman) December 16, 2020
タケミチのはじめてのタイムリープでは、2005年の過去の世界に戻って当時の彼女である橘日向の弟・橘直人(たちばなナオト)に未来の出来事を伝えました。
タケミチが過去のナオトに伝えたのは、
- 自分は2017年の『今日』ホームから落ちて死んだと思った事
- 自分はヒナタが大好きだという事
- 2017年7月1日にヒナタとナオトが死ぬという事
- 2017年7月1日という日付を忘れるなという事
- ヒナタを守ってほしいという事
なぜか過去に戻ってしまったタケミチは、ヒナタの事が大好きだった自分を思い出し、どうしてもヒナタを死なせたくないと思ったんですよね。
だったら自分で守ればいいのに?と思ってしまうところではありますが、この時のタケミチは『最期に神様がヒナタに会わせてくれた』と思っていたのだから仕方ありません。
ヒナタを守ってほしいとナオトに伝え、そしてガッチリ握手を交わしたところでタケミチは現代に戻ってきます。
ここで初めてのタイムリープ完了です。
2017年に戻ってくるとヒナタの死亡は変わっていなかったものの、弟ナオトは死亡せずに生きており、線路に転落したタケミチを助けた人物になっていました。
ナオトによると、過去にタケミチから未来の出来事を伝えられたことで歴史が変わったからなのだとか。
つまり、ヒナタとナオトが東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したという歴史が書き変わり、東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したのはヒナタだけになっていたという事ですね。
過去の世界でタケミチに出会って未来を知ったナオトは、その『運命の日』が来るまでの間に刑事になり、彼なりにタケミチのタイムリープ能力について考察を行い、さらにはタケミチがホームから転落した日を覚えていて彼を救い出したのです。
ここで、タケミチが東京卍會の抗争という言葉を出していないのに、なぜ姉を助けるために刑事になったのかという疑問も浮かびますが・・・
ナオトの事ですから、姉と自分が同日に死亡し、未来から来たというタケミチに『姉を守れ』と伝えられたことから『何らかの事件に巻き込まれて死亡する』という仮説を立てたのかもしれませんね。
事件が関わるとなれば、ナオトの父のように刑事の道を選んだのは懸命だったと言えます。
そんなナオトがタケミチのタイムリープについて導き出していたのは、
- タイムリープ能力発動はタケミチとナオトの『握手』がトリガーになる事
- タケミチは、12年前の同日にしか行けないという事
過去にタケミチと握手した時の様子、そしてタケミチの最初のタイムリープの様子から、タイムリープ能力には『ナオトとの握手』と『12年前の同日』という制限がある事を確信しています。
このような制限からタケミチは2回目以降、タイムリープする際には必ずナオトと握手しています。
最初のタイムリープは矛盾や伏線?
はじめてのタイムリープで過去から現代に戻る時、そして2回目以降のタイムリープの際には『ナオトとの握手』が能力発動の必要条件になっています。
では、最初のタイムリープはどうやって行われたのでしょうか・・・?
これは矛盾なのか伏線なのか、いずれにせよ最初のタイムリープだけはトリガーが全く分からない状態になっています。
ナオトに未来に起こる出来事を伝えて歴史が書き変わった後の『現代』では、電車のホームにタケミチを突き落としたのは千堂敦(せんどうあつし・アッくん)であり、それを救ったのが2017年7月1日を生き抜いたナオト。
ナオトが線路に落ちたタケミチに手を差し伸べて引っ張り上げた事で、恐らく『握手』と同じ状況になり、タイムリープが発動した事になっています。
でも、これってあくまでも初めてのタイムリープで歴史が書き変わった後の話。
一番最初の『現代』では、タケミチがホームに落ちた時点で既にナオトは東京卍會の抗争に巻き込まれ死亡しています。
つまり、タケミチはナオトとは握手などできない状態でタイムリープしています。
これは矛盾なのか、それとも今後の物語に繋がる伏線なのか・・・
東京リベンジャーズ最初にして最大の謎ですよね。
最初のタイムリープが伏線だとすれば、ナオトがいなくてもタケミチにはタイムリープできる可能性がある、という事なのかもしれません。
【東京リベンジャーズ】ナオトがいなくても過去に行ける?
最初のタイムリープがナオト無しで行われたとすれば、元々タケミチはナオトとの握手がなくても過去に行ける能力を持っていたのでしょうか?
ナオトを助けた事で歴史が書き変わった可能性
元々、本人が気付いていないだけでタケミチにタイムリープ能力があったとすれば、過去のナオトに未来を伝えた事によって歴史が変わり、タイムリープ能力が『ナオトとの握手』という条件に変わったという可能性があります。
歴史の変化でトリガーが『握手』に変更されたとすれば、一応初めてのタイムリープの『矛盾』は回避されまよね。
ただし、矛盾は回避されたとしても最初のタイムリープのトリガーは何だったのか、という疑問は残ってしまうワケですが・・・
最初のタイムリープのトリガーは、単純に『死の危機』だったと考えるのが一番シックリくるのかもしれません。
それまで『逃げてばかりの人生』だったタケミチ。
死から『逃げる』ためにタイムリープ能力が開花したとも考えられます。
ナオト以外にもトリガーになる可能性は?
【キャラクター設定公開②】
橘日向(CV:和氣あず未)
タケミチの中学時代の唯一の恋人。優しくて明るい、正義感の強い女の子。現代で、東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡する。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/SC3MlUtHdy
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タケミチのタイムリープ能力のトリガーは『ナオトとの握手』ですが、これについてナオトは『君に助けられたボクは、君の能力の一部かもしれない』と推測しています。
もしこの推測が他にも当てはまるとすれば、タケミチのタイムリープによって救われた命は、タケミチのタイムリープ能力に何らかの影響を及ぼすという事になるのでしょうか?
つまり、今後の物語展開によってヒナが死亡していない『未来』が訪れたとしたら、ヒナもまたタケミチのタイムリープ能力のトリガーとなる可能性もゼロではないという事ですよね。
もし大好きなヒナとの握手(またはその他の方法)もタイムリープのトリガーになってしまうのであれば、タケミチの心境は結構複雑です・・・
まとめ
花垣武道(はながきタケミチ)の『最初のタイムリープ』は、ナオトとの握手がトリガーにはなっていません。
ナオトとの握手がタケミチのタイムリープのトリガーになったのは、過去のナオトが未来の自分の死を知った後、一旦歴史が書き変わって2017年の死を回避した後の事です。
ならば最初のタイムリープは矛盾なのか、それとも伏線なのか・・・という最大の疑問が浮かぶワケです。
もしナオト無しでもタイムリープできるのであれば、何度でも人生をやり直せるという事。
さらに『12年前の今日』という条件も外す事ができれば、助けられないと思っていた『過去』に死んでしまった人物の命も救う事ができるのかもしれません。
最初の握手なしのタイムリープが単なる矛盾ではなく実は物語の伏線だった、という展開をちょっとだけ期待してしまいますよね。
『東京卍リベンジャーズ』の漫画を安く買う方法は、こちらの記事で説明しています。
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