東京リベンジャーズはヤンキー漫画でダサいのか?泣けるという感想の理由を解説

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『東京卍リベンジャーズ』は、いわゆる『不良』たちが主人公。

ヤンキー漫画か・・・と敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。

 

おそらく不良=ヤンキー=自分たちとは違う世界の話、というところかもしれませんね。

 

でもこの『東京リベンジャーズ』。

見た目だけではわからない、実はかなりグッとくるお話なのです。

 

東京リベンジャーズはヤンキー漫画でダサい?


『東京リベンジャーズ』。

 

メインキャラクターたちが並んでいるのを見ても、何が良いのかサッパリわからない・・・

ただのヤンキー漫画にしか見えない。

今どきダサくない?古くない?

そんな厳しい意見も聞こえてきそうですが、最初に言います。

 

ただのヤンキー漫画ではありません。

 

そしてちっともダサくない、と言うのが全話読んでみた感想です。

 

不良モノは古いイメージ

実際に私も人からオススメされるまでは、正直読む気がしないんだよなぁ・・・という消極的な意見でした。

面白いとは言うけど見た目がちょっとね、という、いわゆる『食わず嫌い』丸出し状態。

 

何と言っても、『不良』って今どきナイでしょ、と思っていました。

 

不良モノと言って思い出されるのは、古いもので『ろくでなしBLUES』とか『クローズ』とか・・・?

ちょっと新しいところでも『サムライソルジャー』とか・・・?

 

そう、『不良漫画=やや古い、昔っぽい』というイメージがある方にとっては、『東京リベンジャーズ』の見た目はなかなかとっつきにくいと思います。

 

そんな方にはまず『ただの不良モノ』ではなく、『タイムリープもの』だとお伝えしたいと思います。

これでちょっとだけ『東京リベンジャーズ』もとっつきやすくなるのではないでしょうか。

 

意外とオシャレなキャラクター


『今どきこんな格好の人いないんじゃない?』

そういう意見もあるかと思います。

 

わかります、その気持ち。

そもそも学ランというものもあまり見かけなくなりましたからね・・・

 

かなり上の世代の方に話を聞くと、学ランの裏地に刺繍?をする、なんてのも流行った事があるようです。

まあ、裏がハデハデだったという事でしょう。

 

でも!

『東京リベンジャーズ』は今どきの漫画でありながら、実際は『タイムリープもの』。

2017年と2005年を行き来しますが、お話の中心は2005年になります。

 

だからちょっと古いような?・・・って思っても、それは当たり前だと思ってくれて大丈夫。

少なくとも2021年の今から考えれば、16年も昔の東京周辺が舞台となっています。

 

つまり2005年の、『不良はダサい』と言われる時代を生きている不良たちのお話なのです。

 

そんなちょっとだけ昔の世界のキャラクターたちですが、1980年代を思わせるような古めかしさは全くありません。

どちらかと言えば、みんなかなりオシャレです。

だからと言って、一般人に彼らの恰好ができるかどうかは別なんですけどね(汗)

 

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東京リベンジャーズが泣けるという感想がある理由


『東京リベンジャーズ』の多くの感想に、『泣ける』というものがあります。

 

『不良』で『タイムリープ』で『泣ける』?

原作漫画を読んでいない方にはサッパリわかりませんよね。

 

どんなところが『泣ける』と言われているのか・・・

それは、

  • 主人公たちの一生懸命さが泣ける
  • 仲間を大切に思う気持ちが泣ける

というもの。

 

順に説明していきます。

 

一生懸命さに衝撃を受ける

『東京リベンジャーズ』はケンカシーンも多いですが、何と言っても主人公『花垣タケミチ』の橘日向(ヒナ)を助けたい、みんなを助けたい、という一生懸命さが衝撃的です。

 

もちろん、タケミチだって最初からこんな風に頑張れたのではありません。

 

最初はダメダメ。

逃げてばかりの人生を送っていました。

でも彼の『変わろう』という気持ちが、読者の心を打つ『一生懸命さ』を生み出しているのです。

 

 

タケミチは言わば、『ケンカが全く強くない』不良。

無敵のヒーローではありません。

ケンカをするならば、タケミチ以外のキャラクターの方がよっぽど強くて頼りになります。

 

でも、タケミチは自分の想いを貫くためならば絶対に勝てない相手にも折れないという気持ちを持っています。

 

そんなタケミチの真っすぐで一生懸命な姿が泣けるんです。

『ダサくていい、みっともなくてもいい!!マイキー君になれなくたっていい!!オレは花垣武道だ!!』なんてセリフもグッときます。

 

ボロボロになったって『負けない』姿は、まさにヒーローなんですよね。

 

仲間を大切に思う心が響く

タケミチを中心に、彼らの『仲間』はお互いをとても大切に思っています。

溝中5人衆もそう、東京卍會(トーマン)の仲間もそう。

みんな『誰か』のために怒る事ができるし、『誰か』の気持ちに寄り添う事ができるのです。

 

『誰か』と会わなくても生活できてしまう2021年の現代では、逆に彼らの『仲間』としての意識が羨ましくさえ思えてきますよね。

 

例えば、個人的には、場地圭介(バジ)と松野千冬のお話が好きですね。

完全に泣けます。

一旦は離れてしまったかと思われた彼らの気持ちが、やっぱり深いところで繋がっていた・・・

あの部分読むたびに『ペヤング』誰かと半分こして食べたくなります。

 

誰かを大切に思う彼らの気持ちがわかりすぎて、泣けるのです。

『泣ける』という感想が多いのは、彼らの背景にあるものがしっかり描かれているから、とも言えます。

 

単なる『不良』の道を歩んできたキャラクターではなく、彼らの人生そのものが読者の『共感』をより強くしているのでしょう。

 

まとめ

『東京リベンジャーズ』を見た目で敬遠してしまっている方。

絶対に損しています!

なぜなら、『東京リベンジャーズ』はただのヤンキー漫画でもないし、ちっともダサくないから。

 

『不良もの』が苦手な方は、ぜひ『タイムリープもの』だと思って読んでみてくださいね。

ダメダメの人生を歩んでしまっていた主人公『花垣武道(はながきタケミチ)』が、過去に戻って人生をやり直すお話です。

 

ただ、その過程では何度も失敗するし、なんども辛い目に遭います。

でもタケミチは諦めません。

 

なぜなら、守りたいものがあるから、助けたい人がいるから、大切な仲間がいるから。

 

そんなタケミチをはじめ、まわりのキャラクターも魅力的な人物ばかり。

彼らは見た目こそ『不良』ですが、心は『悪』ではないのです。

他人に興味が無い人も多い現代において、彼らの生き方や大切な人を守りたいという気持ちはハっとさせられる事の連続です。

 

『泣ける』という感想も多い『東京卍リベンジャーズ』。

見た目で敬遠していた私が言うのもナンですが、ぜひ一度読んでみる事をオススメします(笑)

 

 

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