【あの子が生まれる】相関図!登場人物一覧や意外な血縁関係についても

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『【あの子が生まれる】の相関図と登場人物一覧』の記事のアイキャッチ画像 エンタメ

『あの子が生まれる・・・』では、物語が進むにつれて思わぬ人間関係が発覚していきます。

 

決して『普通』とは言えない登場人物同士の関係性。

そんな関係性が一目でわかる『相関図』、そして主要な登場人物をまとめてみました。

 

※ネタバレ含みますのでご注意ください。

 

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【あの子が生まれる】相関図


『あの子が生まれる・・・』の登場人物たちの相関図です。

誰と誰が親子関係か、夫婦関係か。

また、親子夫婦関係以外の関係性も分かるようになっています。

 

【あの子が生まれる】の相関図

 

新生病院に渦巻く陰謀、そして『呪い』。

人を呪えるほどに恨みを持つというのも、なんだかツライですよね・・・

 

【あの子が生まれる】登場人物一覧

『あの子が生まれる・・・』の登場人物をまとめています。

それぞれの関係性については、上記の『相関図』をご参照ください。

 

今泉菜央(汐月奈央)


『今泉菜央(なお・のちの汐月菜央)』は、『あの子が生まれる』のヒロインであり、新生病院に看護師として勤めています。

 

喋る事も無く、不気味な笑いを浮かべる英子にも献身的に接する彼女。

しかしその心の奥には、かつて親友だった同級生の自殺を防げなかったという後悔の念を持ち続けています。

 

新生病院閉鎖後、ほどなくして恋人の『汐月勇馬』と結婚、そして女の子を出産。

 

ただし、出産直前まで『英子』や『英子の人形』、『英子の赤ちゃん』に振り回され衰弱し、母子ともに危険な状態でした。

 

英子


『英子(えいこ)』は、河本潤一郎と芙美子の間に生まれた戸籍を持たない婚外子です。

幼い頃に育ての親である『輝子』に預けられ、成長すると新生病院の跡取りを生むための代理母として『河本秀明』と『河本美恵』の子供を身ごもります。

しかし、実は英子のお腹の中にいるのは秀明と英子の赤ちゃん。

 

英子の『自分の存在を認めさせる』という計画のひとつとして、敢えて秀明と関係を持ったのでした。

その後、突如としてお腹の赤ちゃんが死亡。

死亡した赤ちゃんを出産するタイミングで、英子を激しく憎んでいた河本美恵により輸血事故を装って殺害されました。

 

河本美恵


『河本美恵(みえ)』は、新生病院の院長の娘であり、新生病院の看護師でもあります。

夫は新生病院の医師『河本秀明』。

 

はち切れそうなお腹を抱えて働いていますが、実はこれ、周囲に『妊娠』を装うためのニセモノ。

子供を産むことが難しい美恵は、父親や夫の勧めで『代理母』が赤ちゃんを産むまでの間、『妊婦』を演じているのです。

 

しかし、その『代理母』が英子である事を知った美恵の怒りは収まりません。

しかも夫は英子と怪しげな関係にあるのではないか・・・

 

怒りや嫉妬は憎悪へ変わり、英子を殺害。

その後、人の形をした謎の黒い物体(英子の呪い)によって、英子と全く同じ死因で死亡しているのが発見されました。

 

河本秀明

『河本秀明(ひであき)』は、河本美恵の夫であり新生病院の婿養子。

美恵との間に子供(跡取り)が出来ない事に悩んでいましたが、『代理母』の英子との間に自分の子が出来てしまったことから、雲行きが怪しくなっていきます。

 

美恵が発端となった輸血事故の後は、美恵と離婚。

病院を去り別の女性と再婚した様子。

医師の仕事も辞めているのか、以前の豪華な住まいとは比べ物にならないくらい質素な家で暮らしています。

 

河本潤一郎

 

『河本潤一郎(じゅんいちろう)』は、医療事故が発端となって閉鎖した新生病院の最後の院長です。

美恵の父であると同時に、英子の父、勇馬の父でもあります。

 

彼は昔から女性関係がだらしない様子。

少なくとも母違いの子供が3人いますので、ひょっとしたら別の場所にも隠し子が存在しているのかもしれません。

 

新生病院閉鎖後は、かなり年季の入ったアパートで美恵に介護されながら生活しています。

 

河本和代

『河本和代(かずよ)』は、河本潤一郎の妻であり、新生病院の医師でもあります。

娘の美恵を溺愛していますが、悪魔のような一面も持ち合わせた不気味な存在。

 

夫である潤一郎の子供を身ごもった芙美子を殺害したのは、和代でした。

 

芙美子を殺害しつつ、死亡した芙美子から取り出された赤ちゃんに『英子』と名付けて満面の笑みを浮かべる姿は狂気としか言いようがありません・・・

 

赤ん坊の英子を輝子に預けたのは和代、幼少の英子をひどく虐げたのも和代。

その後は、成長した英子によって薬殺されました。

 

しかし、死亡したはずの和代は度々美恵の夢の中に現れて、美恵を励ましたり慰めたり。

コウモリを従える様子から、『和代の呪い』というものの存在を感じさせます。

 

英子を激しく拒絶する美恵のために『和代の呪い』が発動したのか、『ママが美恵ちゃんを助けてあげる』という夢の直後に英子のお腹の子は死亡しました。

 

新沼佐和子

快活なイメージの『新沼佐和子(さわこ)』

菜央が信頼を寄せている人物であり、佐和子もまた菜央を可愛がっている様子。

 

看護師の中のリーダーではありますが、院長の娘である美恵には良く思われていません。

 

その理由は、かつて佐和子が美恵の父親である潤一郎と愛人関係にあった事。

美恵の母『和代』が死んでしまったのは、佐和子との不倫に原因があると考えていたから。

美恵からは『人殺し』呼ばわりされています。

 

不倫の末に誕生した子供は生まれてすぐに養子に出され、その存在を和代に知られる事はありませんでした。

もし、佐和子と潤一郎の間に子供がいると知れたらどんなに恐ろしい事になっていたか・・・

 

その時に生まれた子『勇馬』は、やがて成長して菜央の夫となりました。

 

芙美子

『芙美子(ふみこ)』は、かつて潤一郎と不倫関係にあった女性です。

英子の生みの母でもあります。

 

子供ができた事を告げても、潤一郎はお腹の子の出産も認知も拒みました。

 

産む、そして認知させる・・・

そこで思いついた方法が、自殺未遂をして潤一郎の病院に搬送される事。

 

しかし、病院には嫉妬の炎を燃やす妻の和代がいました。

潤一郎の不倫相手の女を許すはずがありません。

 

和代は医師、芙美子は患者。

診療の名のもとに毒薬を注射され、芙美子はこの世を去りました。

 

輝子


『輝子(てるこ)』は、赤ん坊だった英子を引き取って育てていた女性です。

 

ある日突然、潤一郎と和代が赤ちゃんを連れて輝子の家にやってきます。

そして、この赤ちゃんを育ててほしいと頼まれたのです。

 

和代と輝子の関係がどのようなものなのか、物語中ではハッキリと語られてはいません。

しかし和代が輝子の事を『輝子おばさん』、輝子は和代を『和代ちゃん』と呼んでいる事から、親戚関係、もしくは古くからの知人なのかもしれません。

 

英子の事を風変わりな子であると認識しつつも、それなりに愛情を持って育てていたようです。

 

ちなみに英子が持っているあの人形は、元々輝子が誰かから貰ったもの。

しまい込まれていたのを幼少時の英子が見つけ、人形遊びに使っていました。

 

矢野奈々子と桜井幸子

『矢野奈々子(ななこ)』『桜井幸子(さちこ)』は新生病院の看護師、菜央の同僚でもあります。

2人は噂話が大好き。

実は色々な事を知っています。

 

潤一郎と佐和子の不倫の事。

本当は美恵のお腹に子供などいない事・・・

 

新生病院閉鎖の後は、奈々子は普通のお母さんに、幸子はガラリと転身してホステスのような仕事をしています。

 

汐月勇馬


『汐月勇馬(しおつきゆうま)』は医療機器メーカーに勤める青年で、菜央の恋人。

後に菜央の夫になる人物です。

 

本人は全く知らないようですが、実は看護師の佐和子の息子でもあります。

つまり、美恵や英子の母違いの兄弟でもあるのです。

 

一見頼りなく見えますが、菜央や我が子を守ろうとする気持ちは強い様子。

 

休み返上で新生病院で起きた出来事、英子の事などを調べて回っています。

いつもごはんをおいしそうに食べる姿には、彼の人間的温かさを感じます。

 

汐月たまみ

『汐月たまみ』は、2020年に誕生した菜央と勇馬の娘。

佐和子にとっては初孫でもあります。

 

この子を守るために、勇馬は『英子が見つけてほしいもの』を必死で探し回り、衰弱するほどの悪夢に襲われる菜央の根本原因を探ろうとしていたのです。

 

田辺和香

『田辺和香(わか)』は、菜央の元同級生。

菜央とともにクラスの中の目立たない存在でしたが、妊娠した上に相手の男性と連絡が取れなくなってしまった事、イジメの標的にされた事が要因となり自ら命を絶ってしまいました。

 

度々菜央に『私が見えているか』を問う事がありましたが、菜央はその真意を汲み取れなかったようです。

 

ホームレスの女性

妊娠した英子が病院を抜け出した際に出会った『ホームレスの女性』

彼女もまた英子と同じように、お気に入りの人形を持っています。

 

その後も英子と繋がりを持っていたのかどうかは不明。

しかし、英子の遺体が発見された日に病院に現れ、英子のお腹の中にいた胎児の4Dエコー画像が収められたディスクを持ち出しています。

 

英子が自分が死亡した後に胎児の記録を消されないように、英子自身がホームレスの女にディスクを託したのでしょうか?

5年後、廃墟となった新生病院を寝床にしていたと思われるホームレスの女性の持ち物の中から、記録ディスクが発見されました。

 

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【あの子が生まれる】の意外な血縁関係

『あの子が生まれる・・・』には、そうだったのか!と納得してしまう、隠された血縁関係が存在します。

 

潤一郎の女性関係のだらしなさは置いておいて・・・

 

最終話で判明する佐和子と勇馬の関係!

物語序盤からの『お母さんみたい』、『佐和子さんのお気に入り』というセリフが、実は深い意味を持つものだった事にただただ驚きました。

 

英子・美恵・勇馬の父は同一人物

謎の妊婦『英子』と、英子を毛嫌いする『河本美恵』、そして美恵の同僚でもある菜央の恋人『汐月勇馬』の3人は、すべて父親が『河本潤一郎』

 

英子は美恵との血のつながりを知っていますが、美恵や勇馬は自分の『実は血の繋がりのある人物』を知りません。

 

つまり、美恵は母違いの妹を殺害してしまった、という事でもありますよね・・・

さらに勇馬は、知らぬ間に妹の足跡を追っていた事になります。

 

佐和子の孫は菜央の娘

今泉菜央の先輩看護師『新沼佐和子』は、実は子供を産んだことがあるという過去を隠していました。

 

隠していた理由は、言いにくい関係の人との子供だったからでしょう。

この『言いにくい関係の人』とは、病院の院長でもあった河本潤一郎です。

 

和代が亡くなった後も新生病院の関係者に知られたくなかったのかもしれませんし、産んですぐに養子に出してしまった我が子を『勇馬は自分の子だ』とは言いにくかったのかもしれません。

 

しかし、菜央の子供が生まれると一変。

勇馬の娘でもある『たまみ』は自分の初孫だと告白しています。

 

孫が生まれて、しかも自分がお産をサポートした事でテンションが上がってしまったのでしょうか・・・(笑)

 

しかし、その後佐和子が息子である勇馬に、『自分が本当の母』である事を伝えたのかどうかまでは描かれていません。

 

まとめ

『あの子が生まれる・・・』の物語では、通常では考えられないような呪いの力が働いているようです。

 

全10話のうちの前半は新生病院内部の過去の出来事を中心に、後半に描かれているのは現代に舞台を移して、過去から現代へ続いている恐ろしい呪いに翻弄される人間模様。

 

物語が進むと気になるのが、登場人物たちの人間関係ですよね。

女性関係にだらしない河本潤一郎のせいなのか、後半では全く関係ないと思われた人物同士の血の繋がりが判明したりします。

そして血の繋がりだけではない互いの関係性。

 

誰と誰がどういう関係?と悩んだら、『あの子が生まれるの相関図』をぜひ参照してみてくださいね!

 

 

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