バックトゥザフューチャー2でビフが消えるのはなぜ?1985年Aでロレインを妻にした理由

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バック・トゥ・ザ・フューチャー2には『変わってしまった未来』としての1985年Aが登場しました。

2015年のビフが1955年に戻って、過去の自分に『スポーツ年鑑』を渡した事により、過去のビフは競馬をはじめとするスポーツくじのようなもので巨額の財産を築きます。

 

その結果生まれた1985年Aの世界で、ビフは大金持ちになり、かなり傲慢な生活をしているようですが、一方の2015年のビフは帰還したとたんに苦しみだして・・・

なんでビフは苦しんでいるのでしょうか?

 

実はこの後ビフは『存在』が消えてしまったようなのです。

 

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バックトゥザフューチャー2でビフが消えるとは?

本編では2015年に戻ってきたビフは、デロリアンから降りる時からかなり苦しんでいますが、本編未収録シーンにはビフがそのまま消えてしまう場面が存在します。

せっかくこれからお金持ちの生活になるのに!と思っているに違いありませんが、残念ながらそう簡単にはいかなかったようです。

 

スポーツ年鑑で過去を変えたビフは2015年に存在できない

2015年の世界から、20世紀後半のスポーツの結果が記載された雑誌を持って1955年に行き、若かりし自分に『スポーツ年鑑』を渡し、いかにスゴイものかを説明して立ち去る。

『スポーツ年鑑』を手にした1955年以降のビフは、それを基に巨額の財産を築いていくわけです。

 

 

手始めに競馬を当て、その後も次々に同じような方法で稼いだことでしょう。

大金を手に入れたビフはその後、ビジネス展開しながら法律をも改悪していったようです。

 

1973年にはロレインと再婚、順風満帆ですが、なぜ2015年のビフは苦しみ消えてしまうのか・・・

 

それはジョージを手にかけたビフと同じく、ビフもまた1985年以降のどこかでロレインによって『この世』から追い出されてしまったから。

ロレインがジョージの死の真相でも知ったのでしょうか?

 

せっかくデロリアンをコッソリ奪って過去に行き、過去の自分は巨万の富を築いたというのに・・・

 

結局、悪だくみをした2015年のビフには美味しいところは回ってこなかったという事ですね。

 

パート1でもマクフライ家に同じ現象

そう言えばバック・トゥ・ザ・フューチャーのパート1でも似たような現象が起きていましたよね。

それは主人公マーティが偶然にも父親ジョージを交通事故から救ってしまったために、その後の未来が変わってしまった時です。

 

ジョージとロレインが出会うキッカケを奪ってしまったので、ジョージとロレインは結婚する可能性がゼロに近くなり、しかもロレインはマーティの事を好きになってしまっていました。

 

 

するとどうなったか。

 

兄、姉、マーティの3人が映った写真から、徐々に兄弟が消えていきました。

存在が少しずつ消えていったんですよね。

 

いよいよマーティの存在も消えかけた時、確かに写真から消えた部分が動かなくなり苦しそうでした・・・

 

この現象が、2015年のビフにも起きた、という事だったのです。

 

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1985年Aでロレインがビフの妻になった理由

ビフが過去の自分に『スポーツ年鑑』を手渡した事で生まれた『1985年A』の世界。

そこでは何と、ビフとマーティの母・ロレインは『夫婦』になってしまっています。

 

さすがのマーティもその衝撃を隠し切れない様子で母に問い詰めていましたよね。

 

あんなに嫌っていたビフと結婚したロレイン、一体何があったのかを考察します。

 

理由1:ジョージがいなくなったから

ジョージは1985年Aでは既に亡くなっています。

亡くなったのは1973年の3月15日、ビフの魔の手にかかったから、でしたね。

 

しかし世間一般にはその事実が知れ渡っていない様子、つまりビフが言うように、警察はビフの思いのままなのでしょう。

ヒルバレー新聞の記事によると『殺害された』とは書いてありますが、犯人は不明という事なのでしょうか。

 

オークパーク墓地の墓石に刻まれた文字によると、ジョージの生年月日は1938年4月1日のようですから、34歳の若さで亡くなったという事になります。

 

1985年時点で高校生のマーティの生まれ年は、おそらく1969年頃でしょう。

つまり、ロレインは幼い3人の子供を抱えたまま未亡人になってしまった、という事ですね。

 

未亡人ロレインは、その後誰と再婚しても問題はありませんが、ビフに迫られ断れなかったのではないでしょうか。

 

理由2:ロレインの生活苦

ロレインの両親が健在だったとしても、幼い3人の子供を抱えた生活は大変でしょう。

まだ若かったジョージが多額の財産を築けているとも思えません。

 

 

そこに目を付けた、というよりも『はじめから結婚目的だった』可能性の高いビフがロレインに近づいて、嫌がるロレインとムリヤリ結婚。

ロレインも嫌だとは思っていても、幼い3人の子供たちの生活の事を最優先に考えたのではないでしょうか。

 

理由3:ビフの一途すぎる一面

ジョージを殺してまでロレインと結婚するビフは、ある意味一途ですよね・・・

悪く言えば執着心のかたまり(笑)です。

 

1955年当時もロレインが大好き、1985年の世界でもジョージの妻であるロレインが好きな様子、2015年でもロレインの事を気にしています。

 

 

2015年には孫のグリフが存在しているので、妻と子供がいる(又は、いた)のでしょうが、憧れのロレインへの想いは断ち切れなかったようです。

1985年Aの世界では、『3度目』の結婚相手がロレインなんですよね。

 

 

どんなにお金持ちになっても、結局求めたのは女優でも若い女の子でもなく『昔からの憧れの人』。

 

この一途さには脱帽です。

 

まとめ

バック・トゥ・ザ・フューチャー2では、変わってしまった1985年Aの世界が登場します。

その世界が生まれた原因を作ったのはビフ。

しかし、間接的な原因を作ったのはマーティでした。

 

おそらく未来を覗くことができたら、多くの人が試してみるであろう方法ではありますけどね(笑)

 

しかし、ビフが大金持ちになった結果として待っていたのが、2015年のビフの存在が消えるという皮肉なもの。

 

もしジョージを手にかけていなかったら、違う未来が待っていたのかもしれません。

お金の次は、どうしても憧れのロレインを手に入れたかったのでしょう。

 

バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ『最大の皮肉』とも言える展開ですよね。

 

マーティとドクの活躍によって1985年が無事に元通りになった後は・・・

パート2では登場こそしませんでしたが、元の通り、相変わらずビフは愛想よくノンビリ生活しているようです。良かった!

 

 

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