『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の『:破』・『:Q』に登場しているキャラクター、『真希波・マリ・イラストリアス』は、彼女の名前は知らずともどこかでそのビジュアルを見た事がある方も多いかもしれません。
メガネに2つ結び、イメージカラーがピンクの女性で綾波レイやアスカに比べると若干大人びた雰囲気。
そんなメガネっ娘マリは、なぜか『いらない』・『嫌い』などと言われて一部からは評価の低い不人気のキャラクターでもあります。
なぜマリはいらないと言われるのでしょうか?
彼女が嫌われてしまう理由や不人気のワケについて紹介します。
目次
【エヴァ】マリはいらない?
【真希波・マリ・イラストリアス】イギリス出身。ユーロ支部のパイロット。EVA仮設5号機、2号機に乗って活躍する。その詳細は不明(CV:坂本真綾)#kinro #エヴァ #エヴァまつり pic.twitter.com/oJRPRuc2cE
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場し、ピンク色のエヴァに搭乗するマリは、一部からはその存在価値が疑問視されてしまっているキャラクター。
もちろん、マリ大好き、かわいいという声もありますが、それらの意見とは対照的に『いらない』とまで言われてしまう理由が気になるところです・・・
マリは新劇場版のキャラクター
真希波・マリ・イラストリアスはテレビアニメ版には登場しておらず、新劇場版にて新たに登場した人物。
他のパイロットと違って、心に闇や葛藤を抱えている様子もないという謎めいた人物でもあります。
さらには色々な裏事情を知っている様子や、碇ゲンドウを『ゲンドウくん』と呼ぶあたり、綾波のオリジナルを知っているという点も気になりますよね。
アスカがマリを呼ぶ時のあだ名が『コネメガネ』である事からも、どこかとのコネクションがある人物なのでしょう。
漫画版では碇ユイの後輩として『真希波マリ』という名前の人物が登場している事もあり、当時のユイやゲンドウを知っている物語の鍵を握る重要人物なのかもしれませんし、『:Q 』のAAAヴンダーの初号機との関連を言っているのかもしれません。
悪目立ちする
使徒との戦いでの、戦闘民族か!とツッコミを入れたくなるようなウキウキぶり。
シンジやアスカが苦しみながら成長していたテレビシリーズは一体何だったの?と思うほどの楽観的思考。
ある意味、マリは既存キャラより目立っています。
しかも『:Q』までの時点では、彼女がいなければこの物語は無かった!と思えるような部分はナシ。
カヲル君のような、突然の登場でも人を惹きつけるような魅力も今のところは感じられません。
つまり、マリの存在や行動自体が悪目立ちしてしまっているだけの状態なんですよね・・・
だからこそ、
マリって映画版に必要だった?
マリ、特に要らないよね?
と、そんな事が囁かれるようになってしまったと考えられます。
既存キャラの出番が減ってしまった
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マリが登場した事によって、既存のキャラクターの登場が減ってしまったように感じるのも『いらない』と言われる理由の1つです。
実は新劇場版では、若干その見た目などが異なっているものの、テレビアニメ版とソックリの使徒たちが来襲して攻略方法もそのままです。
例えば、テレビアニメ版でアスカ(EVA弐号機)と戦闘を繰り広げた第14使徒の『ゼルエル』。
ゼルエル相手に歯が立たないアスカではありましたが、物語は彼女の苦しみや綾波レイの自己犠牲的な行動を描いていました。
そのゼルエルとよく似た使徒が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』にも登場。
アスカファンは当然、それがテレビアニメ版でアスカと戦った相手であろう事を思い出していたはずです。
・・・しかし、ゼルエルに似ている新劇場版10番目の使徒と戦ったのはなぜか、マリ。
なんで、マリ?
マリという新キャラがいなければ、勝ち負けはともかく10番目の使徒と戦ったのはアスカだったでしょう。
何層ものA.T.フィールドを突破していくという、本来なら見ごたえのある戦闘を見せたマリですが、これまたファンの気持ちを逆なでするように、乗っているのはアスカの弐号機。
テレビアニメ版と同じように弐号機が戦っているけれど、パイロットはアスカではなくマリです。
このようなシーンが見られた事で、ファンからは『マリが登場した事で好きなキャラクターのシーンが減ったかも・・・』と思われてしまったのです。
【エヴァ】マリが嫌い・不人気の理由はどこにある?
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新劇場版4部作のうちの3作目までは、特にその必要性を感じられない真希波・マリ・イラストリアスですが、彼女を『嫌い』と感じる方もいるようです。
嫌いだと言われてしまう理由、ピンクの彼女の不人気の理由が何なのか、調べてみました。
マリの語尾が気になる
『~にゃ』
気になるこの語尾。
マリの容姿が大人びているせいでしょうか?
『どうツッコんだらいいのかわからない!』というちょっと痛々しいキャラクターだという印象を受ける方も多いようです。
綾波やアスカなどと比べると、キャラが浮いていると表現すればいいのか。
突然の登場、余裕の表情に加えて『~にゃ』という語尾は、『このキャラクター、なんだか気に入らない』という『嫌い』の印象を強くしてしまったようです。
戦闘でも余裕の態度
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マリは戦闘時でも余裕を見せています。
シンジやアスカの追い詰められるような戦い方は、マリからは全く見られませんよね。
当然、綾波のように体を張った戦い方をするワケでもありません。
マリはこれまでには無かった、『使徒との戦闘を楽しむ』というスタイルを見せるキャラクターなのです。
シンジが怖がって動けなかった戦闘だって、鼻歌まじりですから・・・
何でも知っているようにも思える彼女の言動が、その余裕を生んでいるのか。
それとも、純粋に戦闘狂なのか。
その余裕さの割に、アスカと組んでいてもほぼ役に立っていないという曖昧さ。
何をさせたいのかわからないキャラという部分も、嫌いという声や不人気に繋がっていると考えられます。
感情移入できない
既存キャラの背負っている過去や葛藤。
現時点では、マリにはそのような暗い部分は見られません。
何かしら、キャラに感情移入してしまうようなエピソードがマリには無い。
これがマリというキャラクターに共感できない、好きだとは思えない理由ではないでしょうか。
メガネのお姉さん、という立ち位置であればそれなりに人気もあるでしょう。
しかし容姿だけでは『好き』のレベルが上がっていかないようにも感じますよね・・・
彼女に何かしらの感情移入できるようなエピソードがあるなら、不人気キャラの汚名返上となるのかもしれません。
ただ、漫画版の真希波マリのように、実は女性が好き・・・だけでは、その根拠や理由が丁寧に描かれない限り『不人気』の座から降りる事はできないでしょう。
新劇場版4部作のラストでマリの存在価値がどう描かれるのか、この部分を楽しみにしている方は多いかもしれませんね。
まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する真希波・マリ・イラストリアスは、作中ではかなり目立った行動をしているものの、なぜかその存在価値が問われてしまっているという新キャラクターです。
テレビアニメ版の『新世紀エヴァンゲリオン』には登場していないにも関わらず、新劇場版に登場してやたら目立っているマリ。
きっと重要な意味を持つ人物のはず・・・なのに、『:Q』まででも何も見えていないが故に『マリ、いらない』と言われてしまっているようです。
『~にゃ』の語尾や態度、彼女自身のエピソードの少なさも『嫌い』などの不人気に繋がっているのでしょう。
4作目『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でマリへの『いらない』・『嫌い』の不人気ぶりがどのように回復するのか、そもそも回復するのか・・・
そんなところにも注目したいですね!
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