【ハリーポッターと秘密の部屋】車が助けに来たのはなぜ?その後どこへ行った?

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『ハリーポッターと秘密の部屋』では、ウィーズリー家の空を飛ぶ魔法の車が登場します。

 

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンを思い起こさせる、空飛ぶ車。

元々はただの『車』を、ロンの父親が魔法をかけ改造したものでもあります。

 

しかし、車の不調か強引な運転が悪かったのか、空飛ぶ車は『暴れ柳』に衝突。

そのまま行方不明になってしまいました。

 

【ハリーポッターと秘密の部屋】車が助けに来たのはなぜ?

 

しばらく姿を見かけなかった、ウィーズリー家の『空飛ぶ車』。

ロンとハリーがホグワーツへ来るときに乗り込んで、暴れ柳に激突して以来、どこへ行ったのかわからなくなってしまっていました。

 

でも、その車がなぜかロンとハリーのピンチを救いに来た。

巨大蜘蛛のアラゴグの子供たちに食べられてしまうところを、空飛ぶ車は助けてくれたのです。

 

車には意志があった

ロンの父親が魔法をかけて組み立てなおした『空飛ぶ車』は、どうやらただの車ではないようです。

もちろん、空を飛ぶ時点で『普通』の車ではありませんが・・・

それ以上に『普通』とは言えない部分が、この空飛ぶ車にはあるのです。

 

それは、車が『意志』を持っていると思われる事。

 

家に閉じ込められていたハリーを助けに来た時も、ホグワーツへ向かう時も、空を飛んでいる以外は誰かが運転している状態の普通の車でした。

しかし、いざホグワーツへやってきて『暴れ柳』に衝突すると・・・

 

散々暴れ柳に振り回された車は、まるで『もう嫌だ!』とでも言うようにロンとハリーと荷物を吐き捨て、そのままどこかへ行ってしまいました。

そう、車は運転手もなく、『自分の意志で』どこかへ行ってしまったのです。

 

車は襲われているロンを助けた

蜘蛛のイメージイラスト

 

意志を持つ『空飛ぶ車』も、一人で数日間を過ごすうちにロンが心配になったのかもしれません。

 

何と言っても、空飛ぶ車はロンの家、ウィーズリー家で誕生したものです。

言わばウィーズリー家の一員でもあったのです。

 

そんな空飛ぶ車がウィーズリー家の事を考えていたとしたら?

 

偶然にせよ何にせよ、ロンが蜘蛛に襲われているところに遭遇したら、考えるよりも先に飛び込んでしまったのかもしれません。

幸いにも車は『肉』で出来ていないので、蜘蛛たちに食べられる心配はありません。

 

急いで扉を開け、ロンとハリーを車内に入れようとしていましたよね。

車に乗り込んだ2人は、ようやく蜘蛛から逃れ安全な場所に辿り着く事ができました。

 

もし車に『意志』が無く、ただ動いているだけの物であればロンを助けに来なかったでしょう。

懐かしいウィーズリー家を覚えているからこそ、ロンを助けてくれたのだと考えられるのです。

 

空飛ぶ車のその後の行き先

ちょっと怖い森のイメージ画像

 

空飛ぶ車は、ロンとハリーのピンチを救った後、どうやらハグリットの家の向こう側に広がる森の中に入っていく様子。

どうして森の中へ入っていくのでしょうか。

空飛ぶ車はその後、どこへ行ってしまったのでしょうか。

 

空飛ぶ車は野生化していた

ロンとハリーが暴れ柳に衝突した後、車はその場から立ち去ります。

どこへ向かっていったのか、その時点では特に目的地は無かったのかもしれません。

もしくは、単純に森の中に迷い込んだのかもしれません。

 

つまり、再びロンが空飛ぶ車に出会った時には、車は『野良車』になっていたのです。

暴れ柳に衝突したせいで車体はボロボロ、でも逞しく森の中で動き回っていたのです。

 

空飛ぶ車の住処が森

ロンとハリーを助けた後、再び空飛ぶ車は森の中へ入っていきますよね。

このシーン、なんで森の中に?と感じてしまいます。

しかし前述の通り、すでに空飛ぶ車は森の中で野生化して勝手に動き回っているのです。

 

つまり、車の現在の住処は『森の中』。

もっとも、家の倉庫にいるよりは安全なのかもしれません。

 

 

なにせコッソリ父親の目を盗んで自分を飛ばそうとする息子たちや、魔法省の取り締まりで壊されてしまうような可能性は低くなります。

広い意味で言えば、自分を生まれ変わらせたロンの父親、魔法省に勤める『アーサー・ウィーズリー』の首が飛んでしまう可能性も低くなりますものね。

 

ウィーズリー家に気を使ったのかどうかはわかりませんが、空飛ぶ車は今、森の中で暮らしているのです。

 

まとめ

『ハリーポッターと秘密の部屋』では、ロンとハリーの大ピンチの場面に、行方不明になっていた『空飛ぶ車』が勇ましく助けに来てくれます。

暴れ柳に衝突して以来、姿を見る事が無かった空飛ぶ車。

 

行方不明になってしまったと思われていた車は、実は森の中で動き回っていて、アラゴグの子供たちに襲われていたロンとハリーを助けてくれたのです。

 

元々はロンの家、ウィーズリー家の車であった『空飛ぶ車』。

かつての家族を助けてくれた、と考えるのが自然でしょう。

 

しかし、その車もロンを助けた後は再び森の中に入っていってしまいます。

なぜなら、すでに野生化して森の中で暮らしているから。

 

人間のための車として生まれ、年数が経ってボロボロになってからウィーズリー家にやってきて、『空飛ぶ車』として生まれ変わった魔法の車。

ウィーズリー家では、一家の息子たちにコッソリ乗りまわされ衝突させられ・・・

 

まあ・・・それも良い思い出です。

意志を持った魔法の車は今、森の中でようやく自分の思うように生きているのかもしれませんね(笑)

 

 

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