【プラチナエンド】主人公にイライラ・うざい?つまらないと言われる理由は?

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『【プラチナエンド】の主人公はイライラしてうざい・つまらない?』の記事のアイキャッチ画像 プラチナエンド

『プラチナエンド』の物語の主人公の名前は、架橋明日(かけはしみらい)です。

彼は人生に絶望したことから特級天使ナッセに救われ、『神候補』としての争いに巻き込まれていく高校生。

ある日突然人生が大きく変化してしまった主人公であり、そこから始まる非日常を描いた作品ですが・・・

 

主人公にイライラする、うざい、なんだか『プラチナエンド』ってつまらない!

そんな意見もチラホラ。

 

イライラ、ウザイ、つまらない。

そんな事を言われてしまう原因は、一体どこにあるのでしょうか。

 

この記事では、『プラチナエンド』の主人公にイライラしてする、うざいと感じる原因、内容がつまらないと言われてしまう理由を探っていきます。

 

※一部ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

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【プラチナエンド】主人公にイライラ・うざいと感じるのはなぜ?

イライラしている人物のイメージ画像

 

『プラチナエンド』の主人公・明日(ミライ)にイライラしてしまう、うざい!そんな感情を抱いてしまうという声があります。

・・・確かに、言いたい事がわからないワケではないですが(汗)

 

ミライのどのようなところにイライラしてしまうのか、なぜうざいと感じてしまうのか、この点について3つの可能性を挙げてみました。

 

  • 主人公の明日は理想論ばかり
  • 表情、口調、考え方が固い
  • 自分の手は汚さない

 

これらを順に説明していきます。

 

主人公の架橋明日(ミライ)は理想論ばかり

 

主人公ミライは神候補になるまでの約8年間、辛い日々を送る中学生でした。

 

7歳の時に父母弟は死亡、叔父叔母に奪われた遺産、いじめられ冷たくされる毎日・・・

かなり過酷な環境であり、ミライはただ耐えながら過ごしていたようです。

どんな仕打ちを受けようとも、叔父叔母の家に置いてもらっているという立場ゆえに反抗しなかったのでしょう。

 

元々ミライは争いを好まない性格なのか、六階堂に促されるままメトロポリマンと戦った際は、涙と鼻水で顔をグチャグチャにしてしまうほどの余裕の無さ。

信念を持って妻と娘のために戦う六階堂に比べ、色々と迷いが多いミライは戦闘に不向きな神候補と言えるでしょう。

ミライは頼られるヒーローではありません。

 

戦闘力なら生流奏や六階堂七斗には敵わない。

頭脳だって米田我工に太刀打ちできない。

ただしミライは、自分や他人の『幸せ』に対する考え方だけは誰にも譲りません。

 

幸せになりたい、みんなが幸せな世界がいい。

人は生きてなきゃダメなんだ!

 

カッコイイ事を言ってるんですけどね。

 

捉え方によっては、六階堂の現実的な思考と比較して『理想論だけで突き進もうとする主人公』という風に映るために『イライラ感』が募るのかもしれません。

 

表情や口調や考え方が固い

とにかく架橋明日は固い!

口調も考え方も、表情すら全部固い。

もちろん感情を表に出す事もありますが、どちらかと言えば常にテンション低めなイメージですよね。

まるでお堅い仕事の勤め人を連想させます。

 

落ち着いている、大人びているという言い方をすれば誉め言葉ですが、それがすべてを悟った風に見えて『うざい』と感じてしまっている可能性があります。

悟りを開いたのか?というツッコミが聞こえてきそうなほどの冷静さ(笑)

 

しかし、なぜか考え方をコロッと変えてしまう事があるのです。

例を挙げると、

 

自分が神になる

神にはならない

自分が神になる

 

・・・ん?その場の空気感に流されてる?

 

一人でも多くの人が生きて幸せになってほしい

人を幸せにする事を自分の幸せとすることは悪い事じゃない

咲の命が大切だから他の人が犠牲になっても構わない

 

・・・結局のところ、どうしたいの?

 

もちろん、主人公の考え方が都度変わるような状況である事は理解できます。

ただし冷静な態度を取りつつ、何食わぬ顔で意見をコロッと変えてくるミライに読者はイライラするのかもしれません。

 

自分の手は汚したくない主人公

 

主人公・架橋明日は、自分や仲間の命が危機にさらされていても相手が極悪人でも、とにかく人を殺さない事にこだわりを持っています。

人の命を奪う力を持つ『白の矢』を出す事はあっても、本当に人に刺す気があるのかどうか・・・

 

ただミライと同じ神候補の中には、躊躇せずに白の矢で人間を殺してしまう物騒な輩もいるワケです。

 

話し合い不可で、ほっといたら超危険。

しかも相手は神候補を確実に殺しにくる。

 

そんな場合でもミライは『殺さない』を貫いています。

 

そもそも白の矢を最初から持っているのは、特級天使がパートナーとなっている神候補3人だけ。

その中の1人がミライであり、残りの2人のうちの1人が他の神候補を殺害しようとする超危険人物なワケです。

 

殺意と白の矢を持った輩がウロウロしているのに、自分の白の矢は使いたくない。

赤の矢や翼しか持っていない神候補は気が気じゃありません。

 

では、ミライの仲間の六階堂が超危険な神候補を殺そうとしている事実については・・・?

 

それは彼の信念だから仕方ない、理解できる。

・・・えっ?

 

ここだけ切り取ると、なんだか自分の手だけは絶対に汚したくない人に見えてしまいます。

この主人公の融通が利かない頑なすぎる態度が、『うざい』と感じる原因のひとつになっているのかもしれません。

 

【プラチナエンド】つまらないと言われる理由

つまらなそうにしている人物のイメージ画像

 

『プラチナエンド』はおもしろい!という感想の一方、つまらないという意見を持たれる方が一定数いらっしゃるようです。

読んでみて『つまらない』と感じてしまったら、その先を読み続けるのはかなり苦痛ですよね・・・

 

では、物語のどの部分が『つまらない』のでしょうか?

 

ここでは、『プラチナエンド』がつまらないと言われる理由について、

 

  • キャラクターに魅力が少ない
  • 主人公に感情移入できない
  • そもそも内容がわかりにくい

 

これら3つを挙げてそれぞれ解説していきます。

 

キャラクターに魅力が少ない

『プラチナエンド』の登場人物には魅力が少ないと感じる方が多いようです。

個人的な意見ではありますが、物語を前半と後半に分けるとしたら魅力的なキャラクターは圧倒的に前半に偏っているように感じます。

 

ひょっとしたら、前半は面白いと思って読めたていたけど徐々に読まなくなっちゃった・・・という方も多いかもしれません。

 

キャラに魅力のある前半はともかく、物語後半に登場する神候補たちは重要キャラでありながら『カッコイイ』とか『カワイイ』とか『クール』とか、そういった言葉では表現できないタイプの人物たち。

特に『手毬由理』とか、神候補の数合わせかと感じてしまうほど微妙なキャラクターですよね・・・

 

前半の勢いのまま後半にもつれ込んでほしかった!というのは私個人の感想ですが、後半はキャラで押すというよりも『物語の内容』で魅せるといった流れなのでしょう。

 

物語自体は後半の方が濃く、先が読めないドキドキの展開となっています。

 

主人公に感情移入できない

 

『プラチナエンド』のミライは、お母さんに教えられたことを純粋に信じている『ピュア』という言葉がピッタリな主人公。

そう、ミライは母の教え通りどこまでも頑なに『自分の幸せ、人の幸せ、みんなの幸せ』を思い描いている高校生なのです。

 

しかしながら、冒頭では自分の幸せをあきらめて自殺未遂。

ナッセに救われた後もしばらくはウジウジウジウジ。

ここで少しでも主人公の中に眠る闇が見られれば、グッと感情移入しやすくなったかもしれないのですが・・・

 

自殺未遂を乗り越え、両親を殺害した叔父叔母に本意では無いとは言え復讐を果たし、それでもミライの心は『自分もみんなも幸せが一番』。

とにかく幸せになりたい感が強すぎる主人公と言えます。

 

ミライみたいな子、身近にいます?

 

『プラチナエンド』がつまらないと感じる理由の1つとして、ひたすら幸せを求めるピュアな主人公に感情移入しにくいといった事が考えられるのではないでしょうか。

 

  • 『幸せ』を求めるピュアすぎる主人公ミライが、読者の身近な男子高校生のイメージとかけ離れているように感じてしまう
  • 人間味に欠け、闇が少なくて共感できない
  • 叔母さんを自殺に追いやってしまってウジウジしていたはずなのに、それはそれで置いといて、自分の幸せは諦めない主人公

 

ピュアなのか図太いのか・・・

このあたりが主人公に感情移入しにくい原因となっているのかもしれません。

 

そもそも内容がわかりにくい

『プラチナエンド』がつまらないと思ってしまう方は、内容がわかりにくい、難しい、矛盾があるような気がする、そう感じているようです。

たしかに、何やら赤の矢や白の矢のルールやら例外やら、そもそもどうして神候補を13人も選出しているのに『話し合い』というルールではないのかなど、わかりにくかったり強引にバトル要素を含めようとする流れはあります。

 

ただ天使たちが神候補を選出して誰にするかを話し合う物語なんて、それこそ面白くなさそうですけど・・・(汗)

 

ストーリー内容を理解していくためには、ルールや神になった元神候補のパートナー天使がどうなるか等も知っておかなければなりません。

 

そう、実は『プラチナエンド』は、ザックリ読むというよりじっくり読むタイプの物語。

内容が複雑なので、色々と考えながら読むような作品と言えます。

 

サクサク読み進めたい派の方だと万が一内容に疑問が生じた場合、その後を読み進めるのが面倒になって『つまらない』と感じてしまうのかもしれませんね。

 

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プラチナエンドを面白く読むには?

読書を楽しんでいる人物のイメージ画像

 

キャラに魅力が感じられない、感情移入しにくい、内容が難しい・・・

こういった原因もあってか、一部でつまらないと言われてしまっている『プラチナエンド』。

 

この物語を面白く読むにはどうしたらいいのか、その方法について3つ挙げてみました。

その方法とは、

 

  • 地球全体を想像する
  • わからないことを敢えて楽しむ
  • 賛否両論の結末を見る

 

これらを順に説明します。

 

地球全体を想像する

『プラチナエンド』がおもしろくないと感じてしまう要因のひとつに、キャラクターに魅力が少ないという事が考えられます。

読み始めたけど、ちっともキャラクターに魅力を感じないからつまらない・・・

 

そんな時はキャラではなく、プラチナエンドの舞台である『地球』全体を想像してみませんか?

 

広い宇宙に地球という星があり、そこに生命が生まれ人間界があって天界には神や天使がいる。

天界の神は人間の中から選ばれる。

つまり、現在の神も『慣習に従って』いるのであれば元人間かもしれない。

 

そういう世界観で『プラチナエンド』の物語は進んでいきます。

 

ただし、ミライのように神や天使の存在を素直に受け取る人間もいれば、奏や米田博士のように天使がいても神の存在は信じないという人間もいます。

 

『地球』とは何なのか、世界はどうなっているのか・・・

その正体を見極めるつもりで読み進めるのがオススメです。

 

わからないことを敢えて楽しむ

『プラチナエンド』の物語には、結局アレは何だったの??と、説明も無いままになっている事柄が多く存在します。

例えばナッセとミライの関係とか、天使の昇級降格システム、どうして神は人間から選ばれるのか・・・などなど。

 

読み返してもわからない、読み進めてもわからない。

しかしそれはある意味、色々な捉え方ができるという事でもあります。

 

謎を残したままにして作品の余韻を持たせていると考えると、なんだかワクワクしませんか?

 

アレはこうだったのかもしれない。

コレはどういう意味だったんだろう?

 

自分なりの答えを探していくのも面白いですよ。

ぜひぜひ正解の無いクイズだと思って楽しんでみてくださいね!

 

賛否両論の結末を見る

『プラチナエンド』の物語の結末は、賛否両論。

良かったという意見も、えー・・・という意見もどちらも存在します。

それだけ意外な結末であり、多くの人が予想していなかった、または望んでいなかったラストだったと言えるでしょう。

 

だからこそ、良いか悪いかをぜひぜひご自身の目で確かめてみませんか?

 

ちなみに私は、えー・・・でした(汗)

 

でもこの作品自体は大好き。

人の一生だけでなく、地球もまた歴史の中の小さな一コマだと思わされるほどの壮大さを感じる物語ですよね!

 

まとめ

『プラチナエンド』は、一部の方から主人公にイライラしてしまう、うざい、つまらないと評価されることもある作品です。

この記事では、なぜ主人公にイライラするのか、どうしてウザイのか、物語のどのあたりがつまらないのかについて探ってみました。

 

イライラ、ウザイと言われる原因として考えられるのが、

  • 理想論ばかりの主人公
  • 口調や考え方が堅苦しい
  • 主人公が自分の手を汚したくないだけに見える

 

物語がつまらないと言われる理由として考えられるのは、

  • キャラクターに魅力が少ない
  • 主人公に感情移入できない
  • そもそも内容がわかりにくい

 

個人的には、『プラチナエンド』はとてもおもしろいと感じた作品です。

だからこそ、ラストシーンを見ないなんてもったいない!と言えます。

 

つまらなくて途中で読むのをやめてしまったという方に試していただきたい方法は、

  • 地球全体を想像する
  • わからないことを敢えて楽しむ
  • 賛否両論の結末を見る

 

一度リタイアしたとしても、ぜひぜひ『地球』や『未解決の謎』に目を向けながらリトライしてみてくださいね!

 

 

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