いちごに練乳をなぜかける?歴史から見る理由とコンデンスミルク以外のトッピングオススメ

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最近ではいちご狩りに行っても練乳(コンデンスミルク)が付いてこない施設も増えてきました。

私もどちらかと言えば『そのまま食べる派』なのですが、「ヘタ入れです」って空っぽのトレーを渡されるとなんとも寂しい気がしてしまうワガママさんです。

そして急に、なぜ甘いいちごに練乳をつける習慣があるのか気になり始めました。

確か、おばあちゃんがグレープフルーツに砂糖を乗せて食べていたことがあるのですが、いちごには砂糖ではなくて練乳、なぜ?

練乳に近いものとして、いちごに牛乳と砂糖。なぜ牛乳?

今回はいちごと練乳の関係を調べてみます。

 

いちごに練乳をかけるのはなぜ?

日本にいちごが伝わったのは江戸時代末期。

鎖国状態の日本とヨーロッパ諸国で唯一貿易を行う関係であったオランダから長崎にもたらされた『オランダいちご』が現在食べられているいちごの元々の姿です。

オランダいちごが伝わる以前の日本における『いちご』は野いちご全般を指すものでした。

 

いちご栽培の歴史と酸っぱい初期いちご

オランダから伝わった『オランダいちご』は最初、観賞用程度にしか普及しなかったようです。

理由は諸説あるようですが、それまで食していた野いちごに比べて大粒だったからなのだとか・・・

 

大きいほうがいいじゃんって思ってしまうのは私だけ?

 

実際に日本での栽培が始まったのは明治になってから。フランスの品種を改良して作られた『福羽(ふくば)』は日本におけるいちご栽培の基礎を築きましたが、皇室に献上されるような高級品だったため一般へは普及せず、ビニールハウス栽培が確立され、生産量が増えるとともに価格が下がってきた頃に導入されたアメリカの『ダナー』によって、昭和20年代後半からはいちご栽培が全国的に普及、品種改良も行われるようになりました。

 

ただし、この当時のいちごは現在のいちごに比べ酸味が強いものだったようです。

 

酸っぱいいちごを食べやすくするための練乳

ちょっと酸っぱいいちごを美味しく食べたい、という要望を満たすために使われたのが甘い練乳だったと思われます。

練乳は牛乳の保存性を高めたものとして開発されており、保存しやすい乳製品として大正の頃から普及、その後登場してきた酸っぱいいちごに練乳をつけてみたら「あら美味しい」という流れかもしれません。

 

そして一昔前の世代なら必ず家にあったと言われる『いちごスプーン』

その流通の最盛期は昭和40年代、用途はいちごを潰す事で、お皿の中で潰したいちごに牛乳を注いで砂糖をかける食べ方が流行したのだとか。

 

しかし、ここで疑問が・・・

 

なんでいちごに練乳をかける食べ方と、いちごに牛乳と砂糖をかける食べ方があるの?

 

家庭で見かけたという『いちごスプーン』の存在を考えると、家庭内では主に『牛乳+砂糖』の組み合わせがポピュラーだったのでしょうか?

この辺は色々と調べてみてもわからない部分だったので私なりの仮説ですが、いちごを潰さずに食べたい時に『練乳』、いちごミルクにしていちご味の牛乳も楽しみたい時には『牛乳+砂糖』という組み合わせで食べていたのかもしれませんね。

そして最初に普及したのが『練乳』で、後に練乳風の食べ方として『牛乳+砂糖』の組み合わせになったのかもしれません。あくまでも想像です(笑)

 

個人的にはいちご味の牛乳を楽しみたいので『牛乳+砂糖』に一票です。

 

そしていちごは大粒で甘いものに進化

毎年のように聞いた事の無い名前が登場するいちご。新品種の開発がさかんに行われているようですが、どれも大きくて甘いですよね。

 

酸味の強いいちごにはなかなか出会えません。いや、あんまり出会いたくもないけど・・・

 

私は大きくて甘いいちごが好みですし、シーズン中は何度でもいちご狩りをしたいと思うほどいちご大好きです。もしいちご狩りに行って『酸っぱいいちご』コーナーがあったら・・・行きますか?

でも、そんなコーナーがあったら試してみたいと思ってしまうのが人の心理なのかもしれません(笑)

 

練乳以外のトッピング

私はもともといちごには何もつけない派です。

甘いいちごなら何もつけなくても美味しいし、練乳をつけて食べたその次のいちごがちょっと酸っぱく感じるのが苦手です。

しかし最近ではいちごにあえてトッピングをする食べ方というものもあるそうで、それならばと色々試してみることにしました。ただし、甘くないトッピングに限定です。

 

いちごに塩をかけてみた

まず簡単に思いつくのが『塩』。甘さを引き立てる塩味はどうなのか?

ちなみにスイカにも塩はかけない派です。

いちごにちょっとおしゃれなピンクの岩塩をかけて・・・

いちごにピンクの岩塩をトッピングしたもの

不味くない。不味くはないです。いちごに生ハムでも巻けばカワイイかもしれません。

 

いちごにマヨネーズをかけてみた

次に登場するのは『マヨネーズ』

マヨネーズ大好きな私も期待が膨らみます。

いちごにマヨネーズをトッピングしたもの

うーん・・・。

サラダとして食べるなら良いのかもしれませんが、私がマヨネーズに求めているものはコレじゃない!という感覚に襲われます。卵風味がやや余計な気がします。

 

いちごにカレー粉をかけてみた

最後に『カレー粉』。ただし、ただのカレー粉ではなくコンソメなどで味付けされて売っている料理用のカレー粉です。

見た目は独特ですが、意外とかわいい。お味は?

いちごに料理用カレー粉をトッピングしたもの

・・・エスニック?不思議な味ですが嫌いではありません。これは流行るかも!なんて旦那さんに冷たい目でみられながら一人大興奮です。

 

今回試した3つの味のなかでおすすめは『料理用カレー粉』。自分の舌には全く自信が無い私がおすすめするので、勇気のある方はどうぞ!

 

いちごと練乳はベストパートナー

いちごに練乳をかける。これは現在普及しているいちごの甘さには不要な事なのかもしれません。

ただし、今でも練乳といちごが近い場所で売られていたり、いちご狩りの時に練乳が無料サービスだったり。求めている人がいるのも確かです。

 

私はいちごには何もかけずに食べる事のほうが多いですが、無ければ寂しい。『練乳があって当たり前』という感覚でいる証拠でしょうね。

 

今では使用頻度が減ったとは言え、練乳があったからこそいちごは普及したのだと思います。私のおすすめ『料理用カレー粉』など入る隙も無いほど古くから強い絆で結ばれたベストパートナーである事は間違いありません。

 

カレー粉がついたいちごを全力で嫌がる我が家の2歳児を見て、やっぱり自分の味覚はおかしいのかもしれないとちょっと不安になるのでした。

 

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