私の家政夫ナギサさん(わたナギ)原作とドラマの違いは?キャストはイメージ通り?

家事のイメージ画像 エンタメ

2020年7月7日から放送されているTBSドラマ、多部未華子さん主演の『私の家政夫ナギサさん』は、原作漫画を大幅にスケールアップしてドラマ化されています。

ナギサさん役の大森南朋さんのエプロン姿が新鮮ですよね!

 

今回は、ドラマ『私の家政夫ナギサさん(略称:わたナギ)』と原作漫画『家政夫のナギサさん(四ツ原フリコ作)』の違い、キャストがイメージ通りなのかについても書いていきます。

 

私の家政夫ナギサさん(わたナギ)原作漫画とドラマの違い

第1話冒頭から、原作とはちょっと違うかな・・・?という印象を受けたドラマ『私の家政夫ナギサさん』。

どんなところが原作と違うかを具体的に挙げてみます。

 

家政夫ナギサ(ナギサさん)の設定が違う

原作漫画では、鴫野ナギサ(ナギサさん)はメイの妹ユイが勤める『NTSクリーンハウス』に勤めています。

ナギサさんの担当は、パートさんの研修指導。

 


ただし指導員としてよりも、現場に入る方が好きなのだとか。

ユイがメイを心配して雇ってくれていました。支払いはメイですが・・・

 

一方ドラマ版のナギサさんは予約の取れないレジェンド家政夫。

人気がありすぎて新規の予約が取れないのだとか。

 

伝説の家政婦・志麻さんみたいですね(笑)

 

新規の予約が取れなくなっているけれども、そこは唯と同じ会社に勤めているワケですから、社内でどうにか調整したのでしょう。

唯からメイへ、誕生日プレゼントとして『ナギサさんの4日間トライアル』が贈られました。

 

主人公メイの人柄が違う

原作漫画ではバリバリ働いて、その辺の男性なんかには負けない相原メイ。

その分言い方がキツく、周囲から『嫌味』と捉えられている節があります。

 

とにかく、1番上を目指している女性、といったところでしょうか。

ハッキリモノを言う反面、敵も多い、というイメージです。

 

一方のドラマでの相原メイは周囲からの評判も良い様子。

新しく赴任してきた支店長が主催の誕生日パーティでは、『有志』にも関わらずメイのために全員が参加していました。

新しい支店長を迎える、という理由もあるでしょうが、チームの中でもメイの営業能力がかなり高いと認められているという事でしょう。

 

 

チームリーダーに指名された件でも、メイがリーダーになる事は想定されていませんでしたが、『そういう時代(女性でも活躍する時代)』だから、という事で受け入れられています。

ただし、リーダーになるだろうと予測されていた人物もいるようなので、今後この『チームリーダー』としての立場で問題が起きるという展開もあり得ます。

 

登場人物が違う

ライバル製薬会社の田所優太

ライバル会社のアーノルド製薬の凄腕MR田所優太は、爽やかイケメン。

周囲から状況を捉える能力、何が求められているのかを見抜く能力に長けているようです。

 

 

 

この『田所優太(たどころゆうた)』。

原作漫画には登場しません。

つまり、物語のキーマンになりそうな人物ではありますが、ドラマオリジナルの人物という事になります。

原作漫画でのナギサさんの設定(元MR)を、『田所』として反映させたキャラクターなのでしょうか。

 

新しい支店長:古藤深雪

メイをリームリーダーに指名した新たな支店長。

この人物も原作漫画には登場しません。

 

メイと同じ女性という立場にいるので、今後メイの良き理解者になるのではないでしょうか。

優しそうで物腰の柔らかそうな人物ですが、支店長になるくらいなので腕は確かなはずです。

 

メイの後輩

頼りなさげなメイの後輩『瀬川遥人(せがわはると)』も、原作漫画には登場しない、ドラマオリジナルキャラクターです。

 

遥人は周りを見ることが苦手なのか、どんな場面でもスマホをメモ代わりにしているため、周囲に誤解されやすいという一面も持っています。

 

 

 

目の回るような忙しさの中、後輩の面倒も見なくてはならないメイ、大変です。

弱々しい後輩君がどのように成長していくのかも見どころのひとつですね!

 

北横浜エリアチームのメンバー

和気あいあいとした印象のチームメンバーたち。

原作漫画にも同僚と思われる人物は登場しますが、深くは描かれていないため、チームメンバーもドラマオリジナルの人物と考えて良さそうです。

 

このチームのリーダーとなったメイ、そしてメンバーたちはリーダーを支えてくれる存在となるのか、今後が楽しみです。

 

細かいストーリーが違う

その後の展開を予感させる結婚・出会いのワード

ドラマは主人公相原メイの28歳の誕生日の朝から始まります。

 

毎年恒例、お母さんからの『誕生日おめでとう電話』に、今年初めて加わったワードが『結婚』。

また、同僚の薫が開催してくれた誕生会には、『マッチングアプリ』で知り合ったという見知らぬ男性が2人。

 

明らかに主人公メイの『出会い』や『結婚』を意識させるような展開になっています。

 

一方の原作漫画では、確かに徐々に結婚に関して触れられていく展開ではありますが、冒頭からガツンと結婚を前面に出してあるような内容ではありません。

 

結婚よりも、主人公メイの『お母さん』という存在に対する想いが強く描かれています。

 

自分のお母さんの事、自分が『お母さん』になりたかった子供の頃の事。

『結婚』というよりも『家庭』をイメージするような内容です。

 

28歳の主人公・相原メイ

結婚と同じく、『28歳』という年齢もドラマでは前面に押し出しています。

30歳までには結婚、という部分を強調しているようです。

 

原作漫画では結婚というワード同様、特に28歳かどうかを意識するような描写は見られません。

 

おじさん強調

第1話では、やたらと『おじさん』というキーワードが出てきます。

ナギサさんを『あのおじさん』と呼ぶメイ、北斗の拳の登場人物ラオウも『何このおじさん』呼ばわり。

支店長までもが、『おじさんを上手く使って・・・』なんてアドバイスしたりして、おじさんという言葉が度々聞こえてきます。

 

そこまで『おじさん』って言わなくても・・・とは思いますが、今後の展開のために『おじさん』の強調をしておきたいのでしょう。

原作漫画では、確かに『おじさん』というワードは登場しますが、ドラマ版のようにちょいちょい登場するものでもありません。

 

行きつけの居酒屋の存在

メイの会社の行きつけの居酒屋、薬膳酒場『万薬の長』。

この場所が物語を通してちょいちょいでてくるのでしょうね!

 

原作には登場しないこのお店。

メイが本音を話せたり、癒されたりする場所になりそうです。

 

 

※今後も原作との違いがあれば随時追記します!

 

私の家政夫ナギサさん(わたナギ)キャストのイメージを原作と比較

ドラマ『私の家政夫ナギサさん』と、原作漫画『家政夫のナギサさん』を比較して、登場人物がイメージ通りなのかを検証していきます。

 

相原メイ役:多部未華子

主人公の相原メイを演じるのは『多部未華子(たべみかこ)』さん。

原作漫画の相原メイは勝ち気で、仕事ができる事をちょっとだけ鼻にかけているような印象も受ける女性です。

 


ドラマ版相原メイは、だらしない性格(忙しいから片付けられない)のようで、部屋からは同じテレビリモコンや同じリップクリームが続々と出てきます。

見当たらなかったら買う、というタイプ。

仕事ではキリっとしているのに、このギャップがいいですね(笑)

 

多部未華子さんが演じるドラマ版『相原メイ』は、やや勝気さが薄い気はしますが、ほぼイメージ通りと言ってもいいのではないでしょうか。

仕事に忙しく、日々の暮らしには気を使えていないメイの役にピッタリだと感じます。

 

 

もしも多部未華子さんではない方がメイ役を演じるとすれば、『広瀬アリス』さんあたりがいいですね!

広瀬さんのキリっとした感じが、忙しくも仕事をこなしているメイのイメージに合っているし、家に帰れば部屋は散らかっている、ちょっとだらしない部分もバッチリ演じてくれそうです。

 

鴫野ナギサ役:大森南朋

家政夫の鴫野ナギサ役を演じるのは『大森南朋(おおもりなお)』さん。

かわいい印象の『ナギサさん』ですよね!

エプロン姿が良く似合っています。

 


原作漫画の『鴫野ナギサ』は、ちょっとコワモテで家事ができるとは思えない姿をしています。

女性の気持ちなんてまるで読めていなくて、不器用で・・・

でも、性格の裏表はなさそうなタイプ。

 

ドラマ版のほんわかした大森南朋さんのナギサさんは、原作漫画でのイメージとは異なる印象を受けました。

 

優しそうですものね、大森さんのナギサさん。

 

原作のイメージ通りかどうかと言えば、『全くイメージが違う』と言えるのではないでしょうか。

 

ただし、アリかナシかで言えば『アリ』。

原作版の不器用さ漂うナギサさんとは違う印象の、きっちりしているけれど、ほんわか包み込んでくれるような『ナギサさん』を楽しめそうです。

 

 

大森南朋さん以外で、しかも原作のイメージのナギサさん候補を挙げるとすれば、『沢村一樹』さんなどいかがでしょう。

おじさんでちょっと不器用で、心配してくれるけど自分には秘密がある、そんな原作に近いイメージのナギサさんを演じてもらえそうです。

 

福田美登里役:草刈民代

メイのお母さんの福田美登里役は草刈民代さん。

原作漫画のお母さんは、ちょっと怖い感じもあり、『社員として働いていないとダメ』みたいなところがある人。

料理などは全然ダメで、子供たちに夢を押し付けて自分は遊び回っている、というキャラクター。

 


メイの妹ユイは、お母さんの期待に背いて結婚してしまったため、母の期待を一身に背負うのは姉のメイだけなのです。

 

ドラマ版のお母さんは、確かに『働く』という夢を諦めて主婦の道を選んでいるけれど、原作のような怖くてちょっと嫌味な感じは和らいでいます。

 

原作のイメージ通りかどうかで言えば、ちょっとイメージとは違うかもしれません。

 

草刈民代さんが美しすぎるんでしょうか(汗)

怖い感じ、というよりも、主婦としてやってきたけど本当はバリバリ働けました!感が強い印象です。

 

 

原作イメージ通りのお母さん役を見つけるとすれば、『松下由樹』さんにお願いしたい!

娘に夢を託して自分は好きな事をして過ごしている、社員として働いていない人はダメ、そんな偏った考え方をするお母さん役を見事に演じてくれそうです。

 

福田唯役:趣里

メイの妹の福田唯役を演じるのは『趣里(しゅり)』さん。

水谷豊さんの娘さんですね。

 

 

原作版の妹はユイとして登場していますが、ドラマ版では唯(ゆい)。

この違いに何があるのか気になります。

 

原作漫画の妹ユイは姉想いで、ナギサさんと同じ会社でパート事務として働いています。

授かり婚で大学を中退、その後主婦となったためお母さんから勘当。

 

勘当されているという設定があるのかわかりませんが、ドラマでもNTSクリーンハウスで忙しく働いているようです。

 

原作漫画のユイは、姉の体と部屋の汚さを心配する『妹』ですが、ドラマ版『唯』は、原作よりももうちょっと『世話焼き感』『お母さん感』が強い印象。

それでも原作とかけ離れているワケではありません。

 

趣里さんの唯も、原作イメージに近いと言えます。

 

他にも、原作イメージに近い女優さんを挙げるとすれば、『葵わかな』さんがいいのでは?

趣里さんの大人びてしっかりとした印象の唯と違って、もう少し『妹』感のある唯になりそうです。

 

田所優太役:瀬戸康史

田所優太はドラマオリジナルキャラクターのため、原作には登場しません。

このオリジナルキャラクターであり、メイのライバルを演じるのは『瀬戸康史(せとこうじ)』さん。

 

第1話から、メイは田所の営業力に悔しい思いをしています。

仕事に真摯に向き合っている印象が強い田所優太は、メイの『一歩先を行く人』になるのか、それともメイの『憧れの人』になるのか・・・

 

メイの『結婚』にも関わってくる人物になりそうな予感があります。

 

瀬川遥人役:眞栄田郷敦

田所と同じく、こちらもドラマオリジナルキャラクターで原作には登場しない人物、瀬川遥人。

新人でメイの後輩、メイが教育係を担当する事になった人物です。

 

瀬川遥人役を演じるのは『眞栄田郷敦(まえだごうどん)』さん。

 

かなり頼りない感じが、田所の存在感を増幅させています。

メイの『仕事』だけでなく、『結婚』にも関わってくるのでしょうか。

 

気になる存在ですね!

 

まとめ

『私の家政夫ナギサさん』は、『家政夫のナギサさん(四ツ原フリコ作、コミックシーモアにて配信中)』を原作として、オリジナルの要素をふんだんに盛り込んだ2020年7月期TBSドラマです。

 

『家政夫』であるナギサさんを通じて、女性にとって仕事とは、結婚や家庭とはどのようなものかを問いかけていく物語になるのではないでしょうか。

 

原作と異なる点は、

 

  • ナギサさんの設定
  • メイの人柄
  • メイのライバルや後輩、チームの存在

 

原作とは異なる要素をふんだんに取り入れて盛り上がっていきそうです。

 

ナギサさんだけでなく、オリジナルキャラクターがメイとどのように関わっていくのか、メイがどのように成長していくのか、ドラマ独自の展開になるのか・・・

気になる部分が多いドラマになりそうです。

 

 

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