借りぐらしのアリエッティ身長・サイズ感がおかしい?大きさの設定と理由についても

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角砂糖のイメージ画像 借りぐらしのアリエッティ

ジブリアニメ『借りぐらしのアリエッティ』は、人間をそのまま小さくした、いわゆる小人たちの暮らしを描いた物語です。

人間に見つからないように過ごすアリエッティの家族、その中で繰り広げられる人間の男の子である翔との交流。

人間と小人の対比がとても面白いのですが、アリエッティの身長はどのくらいの設定なのでしょうか。

アリエッティの身体能力や、サイズ感がおかしいと感じるシーンの理由も紹介します。

 

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借りぐらしのアリエッティの身長

床下に隠れて住んでいるアリエッティたちの家族は、人間と比べたらとっても小さい種族です。

しその葉っぱ1枚が背丈ほどもありますが、アリエッティの身長はどれくらいなのでしょうか。

 

設定上のアリエッティの身長は10㎝ほど

『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティの身長は、10㎝ほどである、という設定のようです。

10㎝と言うと、官製はがきの横の幅(短い方)くらいですね。

文庫本の横の幅(短い方)もだいたい10cmほどですので、想像しやすいかと思います。

 

メジャーのイメージ画像

 

官製はがきや文庫本を想像しにくい方は、500mlのペットボトルの半分くらいの高さをイメージしていただければ、それがだいたい10㎝になります。

 

アリエッティのお父さんやお母さんの身長

アリエッティのお父さん『ポッド』は、アリエッティよりも頭一つ分背が高く描かれています。

高いと言っても小人の世界なので、12cmあるかどうか、といったところでしょう。

体つきがガッシリしているので、大きく見えますね!

 


ちなみにアリエッティのお母さん『ホミリー』は、アリエッティよりやや背が高いようには見えますが、それでも11cmくらいなのではないでしょうか。

お母さんは細身なので、お父さんほど大きくは見えません。

 

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アリエッティのサイズ感がおかしい理由

庭の花畑のシーンやダンゴムシのボールで遊ぶシーン、捕らえられたお母さんを助け出すシーンなど、アリエッティのサイズ感がおかしいと感じる場面、ありませんでしたか?

気にしすぎ!と言われればそれまでですが(笑)

 

身長10㎝ほどのアリエッティを考えると、庭の花畑やダンゴムシ、お母さんを助ける時の翔との対比が変化しているように感じました。

 

庭の花畑に対してアリエッティが大きい

庭の花畑で翔とアリエッティが対峙しているシーンの、遠目から2人を観ているようなアングルの時、アリエッティが大きく描かれているように見えました。

 

 

10cmのアリエッティを遠目に見るわけですから、もっと小さいかな?とも思うのですが、2人の姿がハッキリとわかるように描かれています。

 

アリエッティと比べてダンゴムシが大きい

例えばダンゴムシボールですが、通常のダンゴムシは体長が10mm~14mmほど。

それがボール状に丸まった状態なら、直径は大きくても5mm(0.5cm)ほどでしょう。

 


10㎝メートルの身長に対して0.5cmですから、体の20分の1のサイズ。

ダンゴムシボールが硬式野球のボールだと考えると、野球ボールの直径が7.4cmくらいなので、その20倍。

つまり148cmの身長の人が野球ボールを持っているような見え方だと思います。

 

148cmといえば、元AKB48の『高橋みなみ』さんくらいの身長ですね。

たかみなさんが野球ボールを持っているところをイメージしていただければ、ダンゴムシに対してアリエッティが小さく感じられる、という事に納得していただけるのではないでしょうか。

 

ちなみに、角砂糖に群がる蟻もアリエッティと比べると大きく描かれているように感じました。

 

キッチンの床に降りたアリエッティが小さく見える

アリエッティのお母さん、『ホミリー』が、家政婦のハルさんに捕らえられてしまい、それを翔とともに助けに行くシーン。

翔がハルさんにホットミルクを頼んでいる間にアリエッティはそっと床に降り、保存庫に向かいます。

その時、床に降りたアリエッティが翔の足元にいますが、翔のくるぶしのあたりまでの背丈のアリエッティが小さすぎるように見えました。

 

10cmなのですから、せめて翔のくるぶしより上までは背丈があるはずなんですよね・・・

 

アリエッティのサイズがおかしく感じる理由

アリエッティのサイズ感が、場面によって違う気がする・・・という方。

鋭いと思います。

 

実は、『借りぐらしのアリエッティ』では、設定の厳密さよりも、絵の納まりの良さや面白さが優先されているとか。

 

つまり、アリエッティの身長が10㎝ほどの設定だから、何が何でもそう見えるように!という作り方はされていないという事ですね。

確かにダンゴムシのボールは小さすぎてもつまらないかもしれません。

 


画としての魅力があれば良いですし、視聴者側も、花畑や草木に隠れてしまうような小さなアリエッティを『ウォーリーを探せ』状態でずっと見続けるのは疲れます(笑)

 

まとめ

ジブリアニメ『借りぐらしのアリエッティ』は、10cmほどの背丈の小人たちの物語です。

10cmといえば官製はがきや文庫本の横の幅(短い方)程度の大きさなので、小人たちの大きさのイメージがしやすいと思います。

 

そんな小さなアリエッティと、人間の翔との交流シーンも見どころのひとつ。

ただし場面によっては、アリエッティのサイズ感が変化しているようにも感じます。

 

その理由は、厳密なサイズがどうあれ『画がどう見えるか』を優先しているため。

 

草花の生い茂る場面ではアリエッティは草花に埋もれて、ダンゴムシは両手で覆ったら隠れるサイズに・・・って、確かに面白くもなんともありませんよね(笑)

 

大きさの比率やサイズ感にこだわるより、もっと見せたいものがある、という事なのでしょう。

せっかくなので、サイズ感にはこだわらずに鑑賞することをオススメします!

 

 

アリエッティのナゾは、こちらの記事で解決できるかもしれません

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