『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』のヒロインアリスの従者であり護衛、家政婦姿の『燐(リン)・ヴィスポーズ』。
ネビュリスの王族には2人の従者がいるのが普通ですが、燐はアリスの世話役と護衛の両方をこなすという異例の人物です。
そんな燐の戦闘能力はどれくらいのものなのでしょうか。
メイド服を着ている理由や、スカートの下に隠されているものについても説明します。
目次
【キミ戦】燐の戦闘力はどれくらい?
【キャラクター情報6】
TVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』のキャラクター情報を公開!
アリスリーゼの側近兼メイドで、優れた土の星霊使い!
燐・ヴィスポーズを担当するのは花守ゆみりさんです! https://t.co/73oYSIHumY #キミ戦 pic.twitter.com/jmtnMtIve6
— 「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」公式 (@kimisen_project) July 15, 2020
代々ルゥ家の身の回りの『世話役』をしている家に生まれた燐。
それなのに『護衛』としての役目もこなしてしまう、つまり、星霊使いとしての能力も飛び抜けていると考えられるのです。
燐に宿るのは土の星霊
燐の体に宿っている星霊は『土』です。
燐は土や砂を固めて巨人像(ゴーレム)を作り出したり、地面を泥沼に変化させたり、さらには地中で鉱物を固めて『槍』を作り出すこともできるのです。
土砂さえあれば、巨人像(ゴーレム)を作り出して攻撃したり、盾として利用したり。
しかも、燐は土に干渉する星霊能力自体が、非常に優秀。
大量の土砂でも遠隔操作され、あっという間に生成されるゴーレムやぬかるみに足を取られる泥沼・・・
これは星霊の力が強いだけでなく、燐の星霊使いとしての練度がとんでもないレベルだという証明でもあります。
土がある限りいくらでも無限に生成できるゴーレムですが、通常、その生成には若干の時間を要するのだとか。
戦いの場では、その数秒の時間でも勝敗が分かれます。
燐の星霊の能力のスゴイところは、そんなタイムラグがほぼ無いところ。
イスカも驚くほどの速さで、土を操りゴーレムや泥、槍や短剣を生成します。
ただし、土や砂の無い場所で『土』の星霊術を使う事はできません。
この部分だけは、燐の星霊術の弱点と言えるでしょう。
イスカも認める燐の戦闘力
実は燐は、イスカとアリスの初戦の直前に、単独でイスカと対決しています。
イスカにも、ミスミスたち仲間の手助けが無い状態。
1対1の戦いの勝敗は・・・
当然のように帝国の切り札であるイスカに押されてしまいます。
しかし、イスカは燐の戦闘力には驚きを隠す事ができませんでした。
星霊使いは星霊術で攻撃してくるはず・・・
でも燐はそんな『ただの星霊使い』ではありませんでした。
なぜなら、『武器』を使う暗殺者の技術を習得していたから。
星霊使いでありながら、暗殺術を体に叩き込んでいる燐の戦闘力は、並の星霊使いの数倍以上。
星霊術を封じられたとしても、暗殺術で充分に戦う事ができるでしょう。
【キミ戦】燐がメイド服を着ている理由
こ、これが壁ドン…!? pic.twitter.com/JfLI3H4lbR
— 「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」公式 (@kimisen_project) June 29, 2020
茶髪で2つわけで髪の毛を結んだ『燐(リン)』は、かわいらしいメイド服を着ています。
このメイド服、当然ながら燐の趣味で着ているものではありません(笑)
燐がメイド服を着ている理由、それは燐がアリスの『侍女』だから。
つまり、ネビュリスの姫であるアリスの身の回りの世話をしているのが燐、というワケです。
燐に限らず、使用人はみなメイド服を着て働いています。
あくまでも燐はルゥ家の使用人。
だからこそ、いつでも仕事着であるメイド服を着ています。
それは王宮の中でも戦いの場でも同じ事。
通常の星霊使いとは異なり、いざ戦闘になれば星霊術に加えて接近戦にも対応する燐。
星霊部隊の戦闘衣と違う『家政婦のような姿』は、相手の油断も誘いそうです。
【キミ戦】燐のスカートの下にあるものとは
主君、紅茶のお時間です pic.twitter.com/ZSIhLsk1Lt
— 「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」公式 (@kimisen_project) May 4, 2020
『燐(リン)』が通常着ている服は、家政婦さんが着ているような、ロングスカートタイプのメイド服。
戦場では他の星霊部隊の戦闘衣とは明らかに異なっていますが、実はロングスカートの下には数々の武器が隠されています。
燐のスカートの下にあるのは暗器と砂
メイド姿の燐のロングスカート。
その長いスカートをめくると、数々の暗器(隠し武器)が並んでいます。
それらは、主人であるアリスにも名前がわからないものばかり。
燐の太ももにはベルトが巻かれており、そのベルトに武器が仕込まれているのです。
隠されているのは主に、折りたたみ式の短剣やナイフなど。
また、短剣などの武器の他にも、ズラリと並んでいる小瓶には『砂』が入っています。
なぜ、『砂』を身に付けているのでしょうか?
わざと重くして体を鍛えるため・・・?
いや、その答えは燐に宿る土の星霊の能力に関係していました。
もしも燐の星霊術の源である『土』や『砂』が全く無い場所で戦う事になった場合、燐は星霊術を一切封じられた状態と同じになります。
星霊術が使えなければ、戦う方法は暗殺術のみ。
確かに、燐は星霊術を使わなくても充分に強いです。
しかし、『戦う術』は1つでも増やしておきたいはず。
そんな土や砂の無い場所での戦闘を想定しているのが、スカートの下に隠された『砂』の小瓶なのです。
1瓶に約50g、20本でおよそ1kg。
巨大なゴーレムを作り出すには全然足りませんが、小さなもの、例えば砂の短剣や盾などを作り出す事は可能です。
スカートは引きちぎり可能で防御に使える
燐の着ているメイド服のロングスカートは、戦場において引きちぎって使えるようになっています。
元々、引きちぎる事ができるように作られた燐のスカート。
その使い道は、相手の武器を奪ったり目くらましだったり、主に『防御』のためのもの。
スカートの素材は『耐刃繊維』、これは相手の剣を防ぐ事ができます。
耐刃仕様なので、相手の剣をスカートの布でからめとる事が可能。
さらには長いスカートの布で相手の視界を封じる事も出来るのです。
まとめ
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』のアリスの護衛を務める『燐・ヴィスポーズ』。
その戦闘能力は、イスカも驚くほどのものでした。
体に宿した『土の星霊』の強さ以外にも見て取れる、星霊術そのものの練度。
そして星霊使いとは思えない、武器を使った攻撃も体得している燐。
その『武器』は、燐の仕事着であるメイド服のスカートの下に隠されています。
一見、ただの使用人。
しかしスカートの下には暗器、そして万が一のための『砂』の小瓶。
ネビュリスの王族には、通常『世話係』と『護衛』の2人の従者がついています。
しかし、アリスの傍にいるのは『世話係&護衛』を務める燐ひとり。
『世話係&護衛』を務める従者は、おそらく王宮にもただひとり。
それだけでも燐の優秀さが、充分すぎるほど伝わってきますよね。
キミ戦については、こちらのまとめ記事もどうぞ!
相関図や登場人物についてまとめています。
コメント