コクリコ坂からの討論会の曲名は「白い花の咲く頃」!水沼がソロで歌い出した理由も

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ジブリアニメ『コクリコ坂から』では、歌や合唱のシーンが印象的でもあります。

特にイケメン生徒会長でメガネ男子『水沼史郎(みずぬましろう)』のソロパートで始まる劇中歌が気になった方、多いのではないでしょうか。

 

今回は水沼のソロから始まる歌の曲名や、その他の劇中歌について紹介します。

 

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コクリコ坂からの水沼が歌う討論会の曲名

メガネ男子である生徒会長の『水沼史郎』は、女子生徒からの人気も高いようです。

最初は俊にメロメロだった空も、結局は水沼派になったようですね(笑)

 

頭脳明晰で立ち居振る舞いがスマートな水沼。

その歌声も素敵なものでした。

 

水沼のソロパートがある歌の曲名は「白い花の咲く頃」

全学討論会が荒れ模様の中、壇上で突然歌い始める生徒会長の水沼。

『白い花が咲いてた・・・』と水沼が1人で堂々と歌い出すと、生徒たちも続いて歌い始めます。

 

さらにもう1度、『さよならと言ったら(云ったら)』と独唱。

じっくり聞きたい!と思ってしまいますよね(笑)

 

この時に歌っていた歌の曲名は『白い花の咲く頃』

この曲は1950年(昭和25年)に発表され、岡本敦郎(おかもとあつお)さんという方が歌った曲のようです。

 

物語の中では歌声のみなのですが、実際のメロディはやや暗いというか、曲調がもの悲しく感じました。

 

「白い花の咲く頃」は全学討論会のシーンで登場

『白い花の咲く頃』が流れるのは、全学討論会が行われているシーンです。

 

カルチェラタンの存続か建て替えか、対立する生徒たちの激しいやり取り、討論会は最高潮。

そんな時、腕時計にちらりと目を落とした水沼が、壇上真ん中まで進み出て歌い始める・・・

 

 

騒いでいた生徒たちがあっという間に静まり、水沼に続いて歌いはじめる、という場面でしたね。

 

水沼はなぜ突然ソロで歌いだした?

ところで、水沼はなぜ突然『白い花の咲く頃』を歌いだしたのか、これにはちゃんと理由があるのです。

 

白熱する討論会、当然外にも怒号や悲鳴は聞こえているはずです。

そんな荒れた討論会の様子を見に来たのは、教師が2人、そのうち1人は体育会系の先生。

 

でも先生たちがやってくる直前、『先生が来た!』という事を知らせる役目を担っていたであろう生徒から、水沼に合図が送られます。

水沼も、この直前に腕時計に目をやっていた事から、そろそろ頃合いだと感じていたのでしょう。

 

サッと前に出て歌い始める水沼。

水沼の歌声に続くように歌い始める生徒たち。

 

そこには乱闘の様子は全く感じられず、様子伺いの先生たちも、生徒たちが歌っているだけならば何も言えません。

 

きっと今までもそうやって、みんなで歌を歌って先生の目を『ごまかして』乗り切ってきたのでしょう。

つまり、水沼が突然歌い始めたのは『先生の目をごまかす』ため。

 

この時の団結力、半端ないですよね(笑)

 

 

また、この時になぜこの曲『白い花の咲く頃』が選ばれたのかについてですが、1950年の歌が1963年当時にも歌われていたのか、それとも『ごまかし』として歌うために流行歌ではないが予め周知されていた歌なのか、または制作側の好みなのか・・・

考えられる事はいくつかありますが、ハッキリとした理由についてはわかりませんでした。

 

討論会の参加者、海や空までが声をそろえて歌えるのであれば、『先生の目をごまかすために、流行歌ではないが予め周知されていた歌』だった可能性が高いのかもしれません。

 

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コクリコ坂からのその他の劇中歌

『コクリコ坂から』では、イケメン生徒会長の水沼が歌う曲以外にも、印象的な歌のシーンがたくさん登場します。

コクリコ坂からのテーマ曲と、水沼の『白い花の咲く頃』を入れて全部で7曲。

 

それぞれの曲名と、その歌が流れるシーンを紹介します。

 

朝ごはんの歌

『朝ごはんの歌』は、冒頭部分、海が朝ごはんを作っているシーンで流れる歌です。

マッチで火をつけてご飯を炊いて、みんなが起きてくる前に準備しなければならないので、海は大忙しです。

 

朝の忙しさの中に聞こえてくるジャズ調の軽快なリズムと優しい歌声、朝ごはんが並んだ食卓を思わず想像してしまう楽しい歌詞。

ついつい口ずさんでしまうような、元気が出る曲でした。

 

歌詞はシンガーソングライターの谷山浩子さんと宮崎吾郎監督、歌っているのは手嶌葵さんです。

 

上を向いて歩こう

『上を向いて歩こう』は1961年に発表された、歌手の坂本九さんのとっても有名な歌ですよね。

アメリカでは『SUKIYAKI』というタイトルで発売された曲でもあります。

 

この『上を向いて歩こう』が劇中で流れるのは2回。

 

1度目は、カレーのお肉を切らしていた海が、陸や空に買い物を頼むシーンから始まり、買い物を済ませ、俊に貰ったコロッケを食べながら坂道を登っていくまでのシーンで流れます。

 

 

そして2度目は物語後半、徳丸理事長を訪ねた帰り道、水沼と別れて海と俊の2人が電車に乗って帰るシーンで流れます。

 

 

既成の曲を劇中で2回も流すのは、ジブリでは異例の事だったそうです。

 

初恋の頃

『初恋の頃』は、全学討論会が終わった後、帰り道を海と俊の2人で歩くシーンで流れます。

海が俊に、カルチェラタンの掃除を提案したシーンでもあります。

 

 

『あなたの影を踏んで歩いた』から始まる歌詞は、海と俊にピッタリ。

海が俊に、初めて『メル』と呼んでもらったのも、この時でした。

 

大好きな人に名前を呼んでもらう、女子にはたまらないシーンですよね(笑)

 

そんなキュンキュンな歌詞を担当したのは、やはり谷山浩子さんと宮崎吾郎監督、優しい歌声は手嶌葵さんです。

 

赤い河の谷間

『赤い河の谷間』は、メロディーだけは聞いた事がある、という方も多いでしょう。

アメリカ民謡で、音楽の授業でも聞く曲かもしれません。

 

この曲はコクリコ荘を去る事になった北斗さんの、送別会のシーンで流れます。

海と俊が2階から庭を見下ろし、送別会の参加者たちが合唱しているあのシーンですね。

 

 

歌詞は、新たに宮崎吾郎監督が訳詩をあてたものだそうです。

 

紺色のうねりが

『紺色のうねりが』が流れるのは物語の後半、約束通りカルチェラタンの見学にやってきた徳丸理事長の前で、カルチェの存続を願う生徒たちが合唱するシーン。

 

手嶌葵さんが演じる海の友人『悠子』のソロから始まる歌です。

 

 

この歌に感動した徳丸理事長は、校長先生の前でハッキリと、カルチェラタン建て替え中止(別の場所にクラブハウスを建設する)を宣言してくれました。

 

この歌は宮沢賢治氏の『生徒諸君に寄せる』に触発を受け、宮崎駿さんが1番の歌詞を手掛け、2番の歌詞を手掛けたのは息子の宮崎吾郎監督。

 

親子の共演ですね!

 

さよならの夏~コクリコ坂から~

『コクリコ坂から』のテーマ曲、『さよならの夏~コクリコ坂から~』は、元は森山良子さんの歌、『さよならの夏』です。

『さよならの夏』に新たに歌詞を加え、『コクリコ坂から』の物語とリンクさせたのが『さよならの夏~コクリコ坂から~』。

 

この曲は、まさに『コクリコ坂から』のための歌と言えるでしょう。

 

海と俊の2人の父の友人である小野寺の『航洋丸』に別れを告げるシーンから曲が始まり、その後の海が信号旗を揚げるシーン、そして感動のまま始まるエンドロールで広小路の絵と共に流れています。

 

 

やはりこの曲も、歌っているのは手嶌葵さんでした。

 

まとめ

『コクリコ坂から』にはたくさんの劇中歌が登場します。

 

楽しい『朝ごはんの歌』に始まり、水沼のソロパートがある『白い花の咲く頃』、惹かれ合う2人にピッタリの『初恋の頃』、メロディーが有名な『赤い河の谷間』、手嶌葵さんがソロで歌い始める『紺色のうねりが』

 

さらには既成曲である『上を向いて歩こう』、そして『コクリコ坂から』のために新たに歌詞が追加された『さよならの夏~コクリコ坂から~』

 

どの歌も『コクリコ坂から』を盛り上げてくれています。

 

その中でも特に、メガネのイケメン『水沼史郎』のソロの歌声を聞くことができる『白い花の咲く頃』が気になる方が多いのではないでしょうか。

 

先生の目をごまかすために歌われた『白い花の咲く頃』。

荒れていた討論会が見事に何もなかったかのように静まるのは、団結力(?)のおかげですね!

 

 

『コクリコ坂から』からの気になる!を集めてみました。

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