スパイ教室モニカの能力や特技・強さは?性格と落ちこぼれの過去についても

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『スパイ教室』に登場する蒼銀髪の少女・氷刃(ひょうじん)のモニカは、アシンメトリーな髪型を除くと見た目には特に特徴らしい特徴が無い少女です。

スパイチーム『灯(ともしび)』のエースとして活躍するモニカ。

一人称が『ボク』の彼女は、『時間の限り、愛し抱け』が決め台詞。

そんな彼女の能力や強さは一体どのようなものなのでしょうか。

 

この記事では氷刃のモニカの能力や特技、強さ、性格や彼女の過去について解説していきます。

 

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スパイ教室モニカの能力・特技・強さ

 

スパイ養成学校の落ちこぼればかりが集められたチーム『灯』。

当然、モニカもまたスパイ養成学校の落ちこぼれ枠でクラウスにスカウトされた少女です。

 

しかし、落ちこぼれであることと彼女らの能力、特技や強さはまた別の話。

使い方によっては、かなり強力な武器となり得る特殊な能力を秘めているのです。

 

ここではまずはじめに、モニカが持つ特別な力と強さについての解説を行います。

 

盗撮の技術と高い計算能力

氷刃のモニカの特技は、一応のところ『盗撮』と呼ばれるものということになっています。

 

一見、戦いには不向きではないかと思われる能力ですが、戦闘補助とスパイ活動においては大活躍。

『盗撮』の原理は、様々な場所に置かれた鏡の反射を利用した視認スキルとカメラ撮影であり、一定空間内のあらゆるものを認識し、防御や攻撃に利用することが可能です。

ふいに焚かれたりする強烈なフラッシュは敵の視覚を奪ったり、思いもよらぬ角度から敵の姿を撮影できたりするワケなのです。

 

しかしあくまでも『盗撮』はモニカが持つ一技術。

特異体質の持ち主でもなく、『盗撮』に関してはしょぼい特技だと言いながら仲間にもその詳細を明かしませんが、実は彼女の本質は『一定の空間内をすべて見通すことができる高い計算能力』なのです。

 

数々の鏡の位置や向き、反射角度を瞬時に計算する能力、演算技術、そして正確に鏡や武器を投擲できる能力は特異体質を超えて神がかり的としか言いようがありません。

 

戦闘能力は灯メンバーでトップ

モニカは髪型以外の特徴をそぎ落としたような16歳の少女です。

メンバー内では特に年上の部類でもなく、年下の部類でもない。

ただ、とにかく別格の天才とも言える驚異的な才能があることは誰もが認めるところ。

 

戦闘能力はメンバー内でもぶっちぎりのトップです。

純粋な肉弾戦が繰り広げられたとすれば腕っぷしの強いジビアには敵わないかもしれませんが、モニカは腕力以外にも高い演算技術を備えています。

射撃や投擲の正確さや攻撃時の駆け引き、彼女の必須道具である鏡を使った全方位を見渡す能力は、器用さと天才的な計算能力がなせる技。

 

故に、メンバー内でも一目置かれる存在なのです。

 

そんなモニカでも、幾度となく『天才』と呼ばれるスパイたちに打ちのめされてきました。

モニカ自身も天才の部類でしょうが、上には上がいたのです。

 

一時は限界を感じ、天才スパイたちを前に腐りかけたりもしましたが・・・

しかし彼女は好きな人を守るため、好きな人の居場所を守るためにやがてその才能を大きく開花させ、覚醒していきます。

 

モニカの性格と灯メンバー内の役割

 

単独行動が多く、悪ノリしがちなメンバーの中でも比較的冷静なタイプのモニカですが、実際の彼女はどのような人物なのでしょうか。

ここではモニカの性格についての詳細、そしてその彼女がメンバー内でどのような役割を担っているのかについて解説していきます。

 

メンバーから孤立しがちでも年下には優しい

モニカの性格はとにかく冷静で、恥ずかしい思いをさせられたりイタズラされたり、違うと思ったことには年上だろうと食ってかかるタイプ。

メンバーをボコボコにしたり、ついつい憎まれ口を叩いたり、ティアに対しては常に『クソビッチ』呼ばわりですからね・・・

 

任務以外ではいつも静かに本を読んでいるような印象も受けますが、モニカはとにかく知識の量が半端なく、お風呂でも本を読んでいるほど。

わちゃわちゃしがちな灯の中では珍しいタイプとも言えます。

 

物怖じしない彼女ですが、実は年下のメンバーには意外にも優しく接しているのです。

1つ年下のサラには戦い方を叩き込んでみたり、身なりに気をつかわないアネットを可愛く着飾ってあげたり。

エルナは強すぎるモニカを怖がっていたりもしますが、決して邪険にはしません。

 

つまり、モニカは恐ろしく強くて憎まれ口も多いけれど、内面は面倒見が良くて優しいタイプ。

手先は器用ですが、心は強がってしまいがちな不器用な少女です。

 

灯の実行班で最前線の戦闘担当

灯の中でのモニカは任務遂行を担当する『実行班』に所属し、最前線で戦う戦闘担当。

ジビアやリリィと同グループです。

 

3人集まって仲良く?訓練をすることもあるようですが、体力的にはジビアに敵わず悔しがる一面も。

しかし実戦となればモニカはとにかく別格、最も頼れる存在となります。

戦闘能力はダントツ、頭の回転も速く射撃や武器の投擲技術は誰よりも正確。

敵に回したら一番怖いタイプなのです。

 

彼女の道具である鏡による攻撃補助、状況把握。

最前線に出る実行班メンバーにとって、彼女のクールさと計算能力ほど心強いものはないでしょう。

 

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養成学校の落ちこぼれ・モニカの過去

 

スパイチーム『灯』を構成する少女たちは皆、なんらかの過去がキッカケとなってスパイ養成学校に入学しています。

彼女らの過去とはどのようなものなのでしょうか。

そして、どうして養成学校の落ちこぼれとなってしまったのでしょうか。

 

ここではどう考えても落ちこぼれる要素が見当たらない別格の天才・モニカの、養成学校時代について紹介していきます。

 

芸術家に生まれ芸術の才能を持たなかった少女

モニカは芸術家の一族に生まれ、悲惨な戦争時代は他国に移住して戦火を逃れており、言わば何不自由ない子供時代を過ごしています。

元々器用な彼女は絵画でも楽器でも何をやらせても上手にこなしますが・・・

 

両親や兄姉らに言わせると精密なだけで魂が無い。

つまり、芸術一家に生まれながら芸術家としての才能は無いと言われたに等しい状態でした。

 

兄と姉は芸術の才能を受け継いだのに、どうやらモニカには受け継がれなかった。

上手くできても、それは単純に真似が上手いだけ。

なぜなら、芸術とは単なるモノマネではないから。

よって、モニカは芸術一家に生まれながらも才能には恵まれず、自分の居場所はここではないという違和感を持つようになります。

 

やがて父のアトリエで出会ったラベンダーの香りを纏う男性、おそらく焰のスパイである『灼骨(しゃっこつ)』のヴィレによりスパイの道を進むキッカケを与えられ、家から逃げるようにしてスパイ養成学校へ入学。

そこでは彼女の生まれ持った器用さが功を奏し、あっさりと成績トップの座に登りつめ、わずか2ヵ月間の在籍で伝説のスパイチーム『焰(ほむら)』メンバーの選抜試験に挑むことになったのです。

 

落ちこぼれの原因は挫折

灯のチームには、養成学校時代に人間関係につまづいた少女が多数。

しかしモニカはどちらかと言えば寡黙で羽目をはずすわけでもなく、人付き合いも程よく適当にこなせるタイプです。

 

ではモニカはなぜ落ちこぼれになってしまったのか。

先述の通り、モニカはスパイ養成学校ではかなりの好成績を収めており、わずか2ヵ月で他の優秀な生徒とともに焰の選抜試験に参加しています。

 

モニカ自身は自分を天才だと信じていたし、誰よりも才能があると信じて疑わなかったその当時。

芸術の道を歩む事はできなかったけれども、スパイは自分にとって天職だと・・・

 

しかし選抜試験では動くこともできずに終了。

 

この時の試験官は、焰の若年女性メンバー・『煽惑(せんわく)』のハイジです。

彼女はクラウスの姉的存在であり、わずか13歳の時点ではすでに焰に加入していた超超天才肌。

しかも妥協を許さないという性格の持ち主。

 

クラウスや『飛禽(ひきん)』のヴィンドのようなとんでもない天才ならともかく、養成学校の『成績優秀な生徒』程度でハイジに太刀打ちできるワケがないのです。

共に試験に挑んだ生徒たちは次々と脱落し、当然、天才だったはずのモニカもなすすべなく敗北を味わうこととなりました。

 

芸術では才能を受け継げず、天職とさえ感じたスパイの世界でも圧倒的な力の差を見せつけられたモニカは・・・

腐りました。

天才スパイを前に、己の限界を感じてしまったのです。

 

以降、何をするにも手を抜き、本気で取り組むこともせず、ギリギリの成績を維持しながら毎日を過ごすだけ。

後に与えられた『氷刃』のコードネームは、本来であれば氷のような鋭い刃という意味、しかし裏では凍り付いて使い物にならなくなった刃などと揶揄されていたのだとか。

 

そんなモニカが『天才』として復活するキッカケをつくったのは、クラウスによる灯へのスカウトです。

実は諦めきれなかったスパイという職業への憧れ。

圧倒的な才能を持つクラウスに認められたのなら、自身を天才だと認めるしかないじゃないか。

 

自分よりも圧倒的に弱い灯メンバーたちの諦めの悪さ、希望に満ちた声にも感化され、モニカは己の才能を信じて任務遂行に励むのです。

 

まとめ

『スパイ教室』に登場する蒼銀髪のスパイ、コードネーム『氷刃』のモニカは、アシンメトリーな髪型とボクという一人称が印象的な少女です。

クラウスのスカウトによって灯へメンバー入りした後は、天才的な計算能力と正確性をもって最前線で戦う『実行班』として活躍しています。

 

勤勉家で別格の天才、冷静沈着でクールでミステリアスなモニカ。

そんな彼女が持つ特技は養成学校の教員やクラウスには『盗撮』だと周知されていますが、あくまでも盗撮はモニカが持つ技術のうちのひとつ。

彼女の本質は一定空間内をすべて見通すことができる高い計算能力です。

 

灯からモニカひとりが欠けただけで、残念ながらチームの攻撃能力や任務遂行の可能性は著しく低下してしまうでしょう。

それだけ灯の戦力の要であると言えます。

 

普段は憎まれ口の多いモニカですが、彼女の心の内に秘めた恋心はついつい応援したくなりますよね!

今後の彼女の活躍と恋の行方が楽しみです。

 

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