『エール』第7週、いよいよ裕一と音は新婚生活を開始しましたね!
予告では音も『古山音(こやまおと)です』と名乗ったりして、とっても初々しい(笑)
2人の東京での生活はどのように展開していくのでしょうか?
ところで、裕一は音の作る八丁味噌のお味噌汁の味が苦手なようですね・・・
どうやら八丁味噌独特の風味が得意ではない様子。
しかも具の無いお味噌汁に驚きを隠せません。
裕一が子供の頃から親しんできた味噌とは違う『八丁味噌』。
今回は音のふるさとの味・八丁味噌と裕一のふるさと福島で使われている味噌の、特徴と味の違いについて調べてみました。
朝ドラエール・小山裕一は八丁味噌が苦手?
八丁味噌のお味噌汁は、裕一の生まれ育った土地で飲んでいたお味噌汁と大きく違ったものだったのでしょうか?
裕一にとってはちょっとだけ苦手な風味だったようですね。
お味噌は地域によって特徴があるようですから、より特徴的なお味噌であればあるほど『うーん、苦手かも』と感じる場合が多いのかもしれません。
八丁味噌とは
八丁味噌とは、元々は岡崎市八帖町で作られていた豆味噌の事。
現在の岡崎市八帖町はかつて『八丁村』という名称で、これは岡崎城より西へ八丁(約870m)離れていたことに由来します。
※『丁』という単位はだいたい109m、略記しない場合は『町』の字が使われます。
八丁味噌の特徴と味
極力水分を少なくし、熟成期間が長いのが特徴で保存性に優れているのが八丁味噌。
米麴や麦麴を用いず、大豆の全てを麴にした豆麴で作られ、実は塩分が少ないというのも特徴のひとつです。
濃い茶褐色をしており、独特な渋味とうまみを感じられるお味噌で、煮込んでも風味が飛びにくい事から味噌煮込みなどの料理に使うのがオススメなのだとか。
もちろん、お味噌汁としても使われていますし、料理の隠し味に使う方もいらっしゃいます。
味が濃く感じられるのは、大豆のうまみ成分によるもので、大豆と塩で作られている八丁味噌は米麹や麦麹を使用した味噌と比べると、うまみ成分が多いと言えそうですね。
裕一はこの濃い味を『個性的な味』と感じて、ちょっと苦手だったのかもしれません。
八丁味噌と古山裕一の出身・東北地方の味噌との違いは?
裕一は福島県の出身。
一方の音は愛知県の出身。
2人が慣れ親しんできた味噌の味にはどのような違いがあるのでしょう?
東北地方の味噌の特徴
東北地方で使われる味噌には赤色・辛口・米味噌という特徴があります。
裕一が生まれ育った福島には『会津味噌』があり、会津味噌は長期熟成の辛口味噌なんです。
会津味噌…美味しいでー
٩(๑>∀<๑)و♡♡#満田屋#永井屋 #茂右衛門 pic.twitter.com/Dnd5HIF2Pi— こてシャねーさん (@arako_go) July 23, 2018
会津味噌を使用した味噌漬けも人気が高いようですよ。
お土産にもいいですね!
あとね、あとねご飯が最高に美味しかったの!とくに会津味噌!田楽はもちろん、宿や飲食店の味噌汁!お土産買うならお味噌だよ!朝ごはんにこのお味噌汁あるだけでも幸福感ハンパないから✨郷土料理も高級食材一切使ってないのに、シンプルなのに泣くほど美味しかった!うぅ思い出すだけでヨダレ… pic.twitter.com/IKsTwNHqqy
— 風鈴 (@fukukazenaruoto) April 27, 2019
会津味噌やっぱ格段にうまい 他の土地の味噌汁まじで飲めなくなる
— デカマラスケベザウルス(梅) (@ketunoanaperori) May 7, 2020
食堂行ったら畳の上に座布団、御前、炊飯器、IHとお味噌汁の入ったお鍋が直に置かれてて、予想外過ぎてめっちゃ笑った。ご飯はすんごく美味しかった。会津味噌の味噌汁初めて飲んで美味しくてびっくりした。甘いお味噌が好きなんだけど、しょっぱいお味噌でこんなに美味しいと思うの初めてで感動した。
— メルヘン君花ଳ (@kuroameko) July 25, 2019
そして会津味噌を使ったお味噌汁は『美味しい』という声も多く、裕一は幼いころから、この赤色・辛口・米味噌のお味噌汁を飲んでいたのかもしれませんね。
最近では辛口でありつつ、まろやかな『中辛口』の味噌も多く作られているようです。
八丁味噌と東北地方の味噌の違い
八丁味噌は豆味噌、東北地方で作られているのは米味噌です。
東京でも米味噌が主流なので、八丁味噌が無くなる頃に合わせてコッソリ手に入れた『白みそ』は裕一でも『美味しい』と感じるお味噌汁になる事を知っているのでしょう。
白みそだと、ちょっと甘く感じるのでは?とも思いますが、裕一が苦手なのは豆麹なんですかね?
麹が違うだけでもだいぶ風味が違ってきますよね。
色は八丁味噌が濃い茶褐色で、東北地方の味噌は赤色、熟成期間が短い白みそはもっと薄い色をしています。
見た目も風味も慣れ親しんだ味噌と全然違う、という事で裕一は『八丁味噌』に苦手意識を持ってしまったのかもしれませんね。
まとめ
一生懸命料理を作っている音、でも裕一にとっては苦手な八丁味噌。
せっかく作ったのに、『苦手かも』と言われてしまったらきっと音は大ショックです。
それをハッキリ言わないのが裕一の優しいところでもあり、気の弱いところでもありますね(笑)
いっそのこと『東京で売られているお味噌で作ってみて!』って明るく相談してみればいいのでは?
買ってきたと思われる白みそをとっさに隠してしまうところは裕一らしいというか何というか・・・
ところで、一方の音は、裕一が好きな『納豆』が苦手な様子。
もうね、お互い様でしたね(笑)
今後は音が裕一に寄せて八丁味噌以外の味噌を使ってお味噌汁を作るのか、それとも裕一が音に寄せて八丁味噌の風味に慣れていくのか、そのあたりにも注目していきましょう!
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