『エール』第11週、なんと呉服屋『喜多一』は廃業し、古山家の次男『浩二』は役場勤めを始めたようです。
『喜多一』が無くなってしまったなんて、懸命に支えてきた浩二は悔しかった事でしょうね・・・
そんな浩二の新たな仕事が役場の『農業推進係』。
桑畑をリンゴを育てる農園にするための提案を持って『畠山』を訪ねます。
このいかにも昔風の農家、どこかの撮影セットなのでしょうか?
エール・養蚕農家の撮影場所はどこ?
リンゴ農園の資料を持って浩二が訪れたのは、養蚕農家の『畠山』の家。
いかにも『農家』の風合いですが、この建物、良く出来ていますよね。
農家の撮影セットにも見えますが、実はこの建物、千葉県にある『参加体験型博物館 房総のむら』で撮影されていたようです。
ロケ地「房総のむら」内の建物・上総の農家
そしてこの畠山がいる『農家』が撮影されたのは、『参加体験型博物館 房総のむら』内の『上総の農家』として展示されている建物のようです。
この『上総の農家』の建物を利用してロケが行われたのですね。
『上総の農家』と言われても、ほとんどの方はわからないでしょう。
ピンとくる方はおそらくお近くにお住いの方だと思います。
『上総の農家』は、『房総のむら』施設内の、昔の農家を再現して作られた展示物です。
もっとも、展示物とは言っても外から眺めるだけではなく、内部の見学をする事もできるようですよ。
参加型体験博物館房総のむらとは
こんな農家の風景が見られる『参加型体験博物館 房総のむら』とは、一体どのような施設なのでしょうか?
房総のむらの基本情報
『参加型体験博物館 房総のむら』は千葉県印旛郡栄町にある参加体験型の博物館で、昭和61年に開館、平成16年にはリニューアル、近年では海外からの観光客も増えているのだそうです。
『房総のむら』は歴史や自然を学ぶ『風土記の丘エリア』と、商家や農家などの『ふるさとの技体験エリア』があり、はるか昔の時代から現代までの人々の生活の移り変わりを体験できる施設です。
風土記の丘エリアの『風土記の丘資料館』では県内各地の遺跡から出土したものが展示され、このエリアでは重要文化財の『旧学習院初等科正堂』なども移築公開されています。
成田市「房総のむら」
旧学習院初等科講堂
1899年東京四谷の学習院初等科構内に建てられました。1937年印旛郡遠山村へ移築されて中学校の講堂として使用された後、現地に再度移築されました。重要文化財#近代建築 pic.twitter.com/6p0gDiFTZS— 氷河急行 (@giacierexp) January 28, 2020
ふるさとの技体験エリアには商家の町並みや武家屋敷、農家の風景が広がっています。
昔の建築物に興味がある方にはワクワクするような施設でしょうし、特に何の知識がなくとも、どこか懐かしい景色は、それだけでも充分楽しめるのではないでしょうか。
ちば文化資産スタンプラリー期間中は、「房総のむら」でたくさんのイベントを行っているよ!写真展や刀剣・甲冑展示、2月16日には落語会を開催するんだって!時代劇のロケ地にもなったりしているオススメスポットに遊びにきてね! #2020ここは行くべき14都県 pic.twitter.com/2wvi8Fez6d
— チーバくん (@chi_bakun_chiba) January 30, 2020
房総のむら散歩☺気持ちよかった~ pic.twitter.com/0AO2VWBBl5
— 菊人 (@mocha_frappu) June 6, 2020
参加体験型博物館 房総のむら
〒270-1506 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
※最新の情報は公式ページよりご確認ください。
房総のむらの楽しみ方
この『参加体験型博物館 房総のむら』では、房総地方に古くから伝わる文化への理解を深めることができます。
わら草履や埴輪作りの『昔体験』、張り子や和ろうそく作りの『技体験』、そば打ちやべっこう飴作りの『食体験』などの演目があり、『参加体験型』の名前の通り、実際に体験をして楽しみながら房総地方の文化を学べます。
昨日遊びに行った
「房総のむら」。
めっっちゃ楽しかった!
江戸時代の建物や生活感の再現度が見事だったし、
体験イベントも凄かった。
まさか「鍛冶」を体験できるなんて…!
ほとんどの体験が500円以下で楽しめるという、こっちが心配になる料金設定(笑)♪
スタッフ連れてく!
常連になる! pic.twitter.com/RXwGfrGswI— 武村勇治 (@takemurayuuji) January 5, 2020
千葉房総のむら。町並み素敵で色々体験出来て面白い。ここに撮影もくるんだね。うちは、抹茶づくりとシナモンパウダーづくりを体験しました。
まだ千葉も面白いところあるねー。 pic.twitter.com/GOIcOgkjL4— ぬへほふ (@nuhehohu) May 21, 2017
このあたりが、海外からの観光客が増えているという理由なのかもしれません。
『エール』で使われた農家を写真におさめるという楽しみ方もありますね!
体験には事前予約が必要なものがありますので、『房総のむら』を訪問する際は、前もって公式ページをチェックしてみてくださいね!
※2020年6月現在では、新型コロナウィルスの関係で当面の間『見学』のみ可能、『体験』の実施は無いようです。
※最新の情報は公式ページよりご確認ください。
まとめ
NHK連続テレビ小説『エール』第11週では『喜多一』が店をたたみ、『川俣銀行』も人手に渡っているという、裕一が家を飛び出して行ってからの年月を感じさせる展開でした。
弟の浩二は新たに役場に勤め、『農業推進係』として毎日頑張っているようですね。
そんな浩二がリンゴ農園の話を持ってやってきた『農家』が撮影された場所が、『参加体験型博物館 房総のむら』の中にある『上総の農家』の建物だと思われます。
『房総のむら』は房総の文化を学ぶことができる施設です。
文化を学ぶも良し、景色を楽しむも良し、ちょっとした異世界に来た気分を味わう事ができますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
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