【天国へのカウントダウン】園子が狙われた理由は?狙撃のレーザーポインターはなぜ?

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『【名探偵コナン天国へのカウントダウン】園子が狙われた理由は?』の記事のアイキャッチ画像 名探偵コナン(映画)

『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』では、景色が見えるエレベーターに乗っていた鈴木園子(すずきそのこ)が黒の組織のジンによって狙撃されるシーンが登場します。

黒の組織とは無関係の園子への狙撃、そしてポインターの赤い光によって狙撃に気づいたコナン。

 

この場面において、園子が狙われる理由が何だったのか、コナンが狙撃に気づくようなレーザーポインターは不自然ではなかったのかという点について、考察を含めた解説をしていきます。

 

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【天国へのカウントダウン】園子が黒の組織に狙われた理由は?

園子は鈴木財閥のお嬢様、少なくとも『天国へのカウントダウン』において黒の組織から命を狙われる理由はありません。

では、なぜジンに命を狙われたのでしょうか。

 

もちろん、コナンシリーズを見続けている方なら特に説明が無くとも理解できてしまうこのシーン。

 

コナン初心者の方がこれを理解するにあたり、大前提であるのが、

  • 宮野志保(コードネーム:シェリー)は、元『黒の組織』メンバーである事
  • 黒の組織はシェリーの命を狙っている
  • シェリーは現在、体が縮んで灰原哀として生活している

最低でもこの3点を抑えておかなければなりません。

 

髪型が宮野志保そっくりだったから

 

園子への狙撃が行われたその日、園子はいつものボブ&カチューシャのヘアスタイルからイメージチェンジして、ちょっとだけ大人っぽいウェーブがかった髪型で現れました。

 

その理由は、つい先日『10年後の姿を予想する機械』によって映し出された自分の将来の姿に刺激を受け、髪型がポイントになるのではないかと感じていたから。

そして、灰原哀(はいばらあい)のようなウェーブボブ風の髪型が自分にも似合うのではないかと考え、試してみたいと思ったから。

 

さすがに哀ちゃんの髪形をマネしただけの事はあります。

園子のイメチェンした姿は、まるで宮野志保、つまり灰原哀の本当の姿を思わせるようなものになっていました。

 

まあ、何かと行動が荒い黒の組織のジンとウォッカ。

シェリーっぽい奴がいた!というだけでそれ以上確かめもせず、園子を狙ったのです。

 

シェリーが現れるという情報があったからこその勘違い

宮野志保と髪型が似ていた、という理由で園子は狙われました。

しかし、髪型以外にももう一つ重なってしまった『偶然』がありましたよね。

 

そう、偶然にもジンとウォッカは『ツインタワービルのオープンパーティにシェリーが現れる』という情報を入手済み。

情報源は、灰原がコナンたちに隠れてコソコソ吹き込んでいた、姉の部屋の電話への留守録メッセージ『明後日ツインタワービルのオープンパーティーに行ってくるわ』です。

 

シェリーがツインタワービルのオープンパーティに来るという情報を掴んだジンとウォッカ。

待ち構えていたところに現れたのが、シェリーの髪型とソックリの園子。

この2つの偶然が重なったからこそ、園子はシェリーだと勘違いされて黒の組織に狙われたのです。

 

 

ちなみに狙撃後、ジンは園子がシェリーではない事に気づきました。

勘違いに気づいた理由としては、園子の狙撃された後の態度。

クールなシェリーは命を狙われたとしても、園子のように芸人さん顔負けのリアクションを見せる事はありません。

 

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【天国へのカウントダウン】園子狙撃のレーザーポインターはなぜ?

園子が黒の組織に狙われたのは、シェリーと勘違いされたから。

外から丸見えのエレベーターに乗っているところを、ジンによって狙撃されました。

 

しかし『狙撃』という意味では、レーザーポインターの赤い光が園子に照射されていたのは、なんだか不自然な気がしますよね。

特に『異次元の狙撃手』を視聴したばかりの方は、赤い光を当てての狙撃に違和感を感じるかもしれません。

 

ここでは、『天国へのカウントダウン』における園子への狙撃でレーザーポインターが不自然に照射されていたのはなぜだったのかについて解説していきます。

 

狙撃にレーザーポインターは使わない

ターゲットのイメージ画像

 

通常、狙撃の際にはわざわざ赤い光が見えるようなレーザーポインターは使われないようです。

その理由としては主に2つ。

  • ターゲットに狙撃を悟られるから
  • 狙撃手の居場所がわかってしまうから

 

レーザーポインターは、ターゲットに対して異変を伝える光となってしまいます。

自分の体に照射されていれば、自分が何者かに狙われている事を瞬時に理解するでしょう。

さらに、赤い光を逆に辿れば狙撃手の居場所が把握できます。

 

ターゲットを狙っている事がバレて、しかも逆に自分の居場所を突きとめられたりしたら・・・

もう『狙撃』の意味も何もありませんよね。

 

あえてレーザーをあてて照準を示した

 

ジンは、組織から逃げ出したシェリー(宮野志保)を始末しようとしています。

 

彼らにとって組織への忠誠は絶対、抜けようとしたり裏切ろうとした者に対しての制裁は容赦ありません。

もちろん組織による制裁については、シェリーもよく心得ています。

 

つまり、逃げ場のないエレベーターの中で自分に照準が向けられていると知ったら・・・

死の間際の数秒間、ターゲットは黒の組織への強烈な恐怖感を抱きます。

そんな絶望的状況を知らしめるための、レーザーポインター照射だったと考えられます。

 

もしこの時狙われたのが園子ではなく本物のシェリーだったら・・・

シェリーは組織の『狙撃』に気づき、恐怖と絶望を感じながら死亡する運命にあったかもしれないのです。

 

さらにもうひとつ、視聴者に『ジンに狙われているのは誰か』をハッキリさせるためのものであったとも考えられます。

『ジンは園子をシェリーだと勘違いして狙撃した』という事をわかりやすくするための演出、つまり制作サイドの都合も含まれているのでしょうね。

 

まとめ

『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』では、黒の組織から命を狙われる理由の無い鈴木園子が、レーザーポインターの赤い光と共に黒の組織のターゲットとされました。

 

狙われた理由は何と、黒の組織が狙う『シェリー(宮野志保/灰原哀)』と髪型がソックリだったから。

イメチェンして命を狙われるなんて、災難以外の何ものでもありません・・・

 

シェリーにソックリになっていた園子は、ジンによって命を狙われましたが、園子に向けて照射されていたレーザーポインターの赤い光によってコナンが狙撃に気づきます。

『狙撃』なのに気づかれてしまうとは、と感じるシーンではありますが・・・狙っていた相手が『シェリー』だと考えれば、絶望を味わわせる意味で最高の方法。

自身が狙われている事に気づき、黒の組織への恐怖と絶望を感じたまま死亡するという演出のためには、ターゲットを照射する赤い光は非常に意味のあるものになります。

 

逃げたり裏切ったりする事が許されない黒の組織。

恐ろしい集団ではありますが、ターゲットを確認する手段は意外と大雑把・・・

勘違いで狙われるという災難には巻き込まれたくないものですね(笑)

 

 

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