『東京リベンジャーズ』は、主人公・花垣武道(はながきタケミチ)が元カノ橘日向(たちばなヒナタ、ヒナ)の命を救うために、12年前の過去に戻って現代(=未来)を変えていく物語。
そこには犯罪組織『東京卍會』が絡んでおり、タイムリープを繰り返すごとにかつての純粋だったころの東卍がどうして変わってしまったのか、なぜヒナが命を奪われなければならなかったのか、その真相が明らかになっていきます。
ちなみに、タケミチは物語中タイムリープ能力で『過去』と『現代』を行ったり来たりしますが、タイムリープの際には何らかの目的を持っており、むやみやたらと繰り返しているわけではありません。
今回は、主人公タケミチがタイムリープを行う際のミッション・目的と、その結果『現代』がどのように変わったのか、タイムリープごとに時系列を含めながら解説していきます。
※物語のネタバレを含みますので、ご注意ください。
目次
【東京リベンジャーズ】タイムリープまとめ
花垣タケミチは2017年7月4日、突然タイムリープを経験します。
元々持っていた能力が開花したのか、それとも死を目の前にして発揮された能力なのかは現時点では不明。
タケミチはタイムリーパーとなり、過去に戻ってヒナが東京卍會に殺害されない未来を目指しています。
タイムリープはタケミチの特殊な能力
タイムリープは、物語中では主人公のタケミチだけが持っていると思われる特殊能力です。
タイムリープ能力を使って過去に行き、『現代』における過去の歴史を変える事によって、『現代』の姿は変わっていきます。
つまり、起きてしまった『過去』に干渉して歴史を変えていくのです。
タケミチがタイムリーパーである事を知っているのは、
- 橘直人(ナオト):第1話~
- 松野千冬:第82話~
- 橘日向(ヒナ):第135話~
- 佐野万次郎(マイキー):第169話~
- 龍宮寺堅(ドラケン):第169話~
- 稀咲鉄太:第181話~
特にナオトは、タケミチのタイムリープ能力に最も深く関わっている人物です。
タケミチのタイムリープの条件と制限
タケミチのタイムリープには、発動の条件と制限があります。
タイムリープ発動の条件は、ナオトと握手する事。
これを彼ら2人は『トリガー(引き金)』と呼んでいます。
そしてタケミチのタイムリープには制限があり、『12年前の同じ日』にしか戻る事ができません。
例えば、2017年の7月4日にタイムリープを発動させると、2005年の7月4日に戻る事ができます。
そして、戻った2005年の『過去の世界』で7月10日まで過ごしたとすると、再び『現代(=未来)』に帰還した時には同じだけの日数が経っており(2017年7月10日)、『現代』に帰った直後にタイムリープを発動させても、2005年7月4日に戻る事はできません。
さらに、2017年のタケミチの肉体はタイムリープ中、まるで魂が抜けてしまったような仮死状態となってしまうため、タイムリープするにも場所を考える必要があります。(ナオトの部屋が最適)
ただし、仮死状態となるのはタケミチが線路に突き落とされた事案が発生した現代だけのようです。
なぜなら、線路に突き落とされる事案が発生していないと考えられる現代では、レンタルビデオ店などで『タイムリープを繰り返しているタケミチ』の記憶を取り戻しているから。
そもそも線路に突き落とされるという事案が発生していないと考えられる現代においては、タケミチの体は仮死状態ではなく通常の生活の中にあります。
タイムリープから帰還すると『現代のタケミチ』の意識と体を『タイムリープを繰り返しているタケミチ』が乗っ取るようなイメージですね。
同じように、タケミチが過去戻っている最中は、『2005年当時のタケミチ』の意識と体を『タイムリープを繰り返しているタケミチ』が乗っ取っているイメージです。
そしておそらく『タイムリープを繰り返しているタケミチ』が乗っ取っていた期間の出来事や体験は『記憶』として残るものと考えられます。
そうでなければ、『マイキーって誰?』とか、『このネックレス何?』というような事がいちいち発生し、誰からも信用を得られなくなってしまいますから・・・
もし乗っ取られ期間の『記憶』が残らないのであれば、タケミチの適応力がずば抜けているのでしょう。
身に覚えのない武勇伝がいつの間にか発生しているワケですからね。
チクっと刺されて事件を解決するあの人と一緒です(笑)
ちなみに、タイムリープのトリガーであるナオトに起きている現象は『記憶の上書き』であり、タケミチが『過去』を変え『現代』に影響をもたらすと、ナオトの記憶は上書きされます。
『上書き』とは言ってもナオトには以前の記憶も残されているので、どちらかと言えば別ファイルで保存しているようなもの。
以前の記憶も残されているため、新たな『現代』との比較をする事ができます。
一方のタケミチは、言わば『魂』のようなものだけが『現代』と『過去』を行ったり来たりしているだけなので、ナオトのような記憶の上書きは発生しません。
だから、ある日突然トーマンの最高幹部になっていたりするとワケがわからず混乱するのです。
でもこれって、『タイムリープを繰り返しているタケミチ』だけが、体を持っていないという事でもありますよね・・・
最終的にタケミチがどこに行きつくのかが気になります。
花垣タケミチに関する記事は、こちらもオススメです(^^)

【東京リベンジャーズ】タイムリープごとのミッションと時系列
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タケミチがタイムリープする際にナオトから課せられるミッション、タケミチ自身の目的と、過去を変えた事によって何が変わったのか、時系列で紹介していきます。
この物語は出来上がってしまった『過去』を変える事によって『現代』もその都度変わっていくという点で、やや複雑になっています。
※『過去』に戻り『現代』に帰って来る、この1セットでタイムリープ1回としています。
1回目のタイムリープ(7月4日)
タケミチの1回目、つまり初めてのタイムリープは2017年7月4日に行われました。
たどり着いた先は12年前の同日の2005年7月4日、『過去』で過ごした時間は昼間から夜にかけての数時間。
つまり、過去から帰ってきた日は12年後の同日、2017年7月4日です。
ミッション・目的:なし
タケミチはこの日、突然タイムリープを初体験しています。
それ故、そもそも1回目のタイムリープにミッションや目的はありません。
タイムリープ中の重要な出来事
第1話「Reborn」より50~53P。 pic.twitter.com/dS1LmG87AA
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- タケミチら溝中の仲間がキヨマサグループにやられる
- かつての彼女、橘ヒナタとの再会
- ナオトに未来の出来事を伝える
過去の世界、2005年の7月4日はちょうどタケミチを含む溝中2年生の不良グループ(溝中5人衆)が渋谷三中の2年生にケンカを売りに行った日。
そこに現れた渋谷三中の3年生、『東京卍會』の清水将貴(きよみずまさたか、キヨマサ)ら不良グループにボコボコにされ、キヨマサの手下としての人生が始まった日でもありました。
タイムリープによってそんな『過去』の日に戻ったタケミチでしたが、同じ目に遭っただけ。
当時と同じく、再びキヨマサらによってボッコボコにされます・・・
また、タケミチは『過去』の世界でふと中学時代に付き合っていた橘ヒナタを思い出し彼女の家を訪ね、タケミチにとっては中学校卒業以来の再会を果たします。
何年も会っていなかったし義理もない、と思いつつも、タケミチの中ではヒナを死なせたくないという感情が芽生えたのもこの再会の時。
さらにこの後、タケミチには橘ナオトとの運命的な出会いが待っていました。
彼は橘ヒナタの弟、2017年7月1日に東京卍會の抗争に巻き込まれて姉と共に死亡したナオトです。
この時点ではなぜ自分が『過去』の世界にいるのかもイマイチ理解できていないタケミチではありましたが、ヒナを死なせたくないという思いからナオトに未来で起こる出来事を伝えます。
- オマエは2017年7月1日に姉ヒナタと共に死亡する。
- この日付を覚えておけ、姉ちゃんを守ってくれ。
この時にナオトとガッチリ握手をしたおかげで、タケミチは『現代』へと帰ります。
タイムリープから帰った後の重要な出来事
第1話「Reborn」より62~64P。第1話完。第2話からは明日更新予定!! pic.twitter.com/l80WUnEFhn
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- 2017年7月1日に東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したのは橘ヒナタのみ
- 橘ナオトは生存、線路に落ちたタケミチを救っていた
- 橘ナオトは組織犯罪課の刑事になっていた
『過去』の世界でのナオトとの出会い、そして2017年に死ぬという未来の出来事を伝えた事で、タケミチが帰った後の現代では『ヒナタとナオト死亡』から『ヒナタ死亡・ナオト生存』へと変化。
また、はじめてのタイムリープから帰還した『現代』では、線路に落ちたタケミチを助けたのが組織犯罪課の刑事となっていたナオトだった、という事実が出来上がっていました。
ナオトは『過去』にタケミチが伝えた未来の出来事を信じ、2017年7月1日に死亡する姉を救うために刑事になりました。
さらにナオトは、タケミチのタイムリープ能力についてもすでに色々と考察を重ねており、タケミチの今回のタイムリープについての体験と過去の自分の経験から、
- タイムリープで戻れるのは12年前の同じ日
- タイムリープのトリガーはナオトとの握手
タイムリープ能力の条件などを導き出しました。
1回目のタイムリープは矛盾?伏線?

1回目のタイムリープによる時系列の変化
- タケミチ中学時代キヨマサの奴隷として過ごす
- ヒナにフラれる
- 中学卒業と同時に一人暮らし、アルバイト生活を続ける
- 2017/7/1ヒナとナオトは『東京卍會』の抗争に巻き込まれて死亡する
- 2017/7/4・タケミチ、何者かにより線路に突き落とされたため電車に轢かれそうになる(死亡?)
・1回目のタイムリープ発動
- 2005/7/4・キヨマサグループに負ける
・ナオトに『2017年7月1日』に姉と共に死亡する未来を伝える
- タケミチとの出会い以降未来での死を教えられたナオトは、警察官になるために必死に勉強する
- 2017/7/1・ヒナが『東京卍會』の抗争に巻き込まれ死亡
・ナオトは死亡せず、生存
- 2017/7/4・線路に落ちたタケミチがナオトに救われる
・ナオトは組織犯罪課の刑事になっている
タケミチの1回目のタイムリープにより変化した出来事は、
- ナオトが警察官を目指すようになった
- ナオトは2017年7月1日に死亡しなかった
- 生き延びたナオトは2017年7月4日に線路に落ちたタケミチを救った
一方、タイムリープで過去を変えても変化しなかった出来事は、
- ヒナ死亡
タケミチにタイムリープの能力がある事を知っているナオトは『姉を救うため』にタケミチに協力を要請。
タケミチもまた『過去』で再会してきたヒナを救いたいという気持ちを持っていたため、ここからタイムリープを駆使したタケミチとナオトによる橘ヒナタ救出計画が始動します。
2回目のタイムリープ(7月6日~)
2回目のタイムリープは2017年7月6日に行われました。
たどり着いた先は12年前の同日の2005年7月6日、『過去』で過ごした時間は7月6日から数日間、もしくは1~2週間程度と思われます。
ミッション・目的:佐野と稀咲の出会いを止める
2回目のタイムリープには、ナオトから明確な目的が与えられました。
それは、姉を巻き込んだ『東京卍會』を根本から覆すもの。
『現代』の東京卍會のツートップである『佐野万次郎(さのまんじろう)』と『稀咲鉄太(きさきてった)』が出会わなければ、今の東京卍會は存在しない、つまりヒナが抗争に巻き込まれる事もない。
それ故『佐野と稀咲の出会いを阻止する』、これが2回目のタイムリープの目的となります。
タイムリープ中の重要な出来事
第2話「Resist」より45~46P。 pic.twitter.com/41y0YCvfvM
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) December 6, 2017
- タケミチとキヨマサとのタイマン勝負
- マイキー、ドラケンとの出会い
タケミチにとってキヨマサはトラウマの対象です。
なぜなら、かつての人生ではキヨマサにボコボコにされて以降、中学時代をキヨマサの奴隷として過ごし、中学卒業と同時に逃げるように実家を出て一人暮らし、アルバイト生活を送っていたから。
そんな『かつての自分』を変えるために、そして同じくキヨマサにいいようにこき使われる事になってしまった溝中の仲間を救うために、タケミチはキヨマサにタイマン勝負を申し込んだのです。
その様子を見ていたのは『佐野万次郎(さのまんじろう、マイキー)』と『龍宮寺堅(りゅうぐうじけん、ドラケン)』。
偶然にも、将来犯罪組織となる東京卍會の総長、佐野と出会う事ができましたが、タケミチは『過去』と『現代』での東京卍會や佐野の印象の違いに戸惑います。
なぜなら、佐野万次郎(マイキー)の人柄は犯罪組織のトップになるような人物だとは思えなかったから。
『過去』の世界でマイキーやドラケンと出会った事によってタケミチは、東京卍會やマイキーが変わってしまった理由を知る必要があると考えました。
タイムリープから帰った後の重要な出来事
- 千堂敦がタケミチを線路に突き落とした犯人だと知らされる
- ドラケンは2005年8月3日に死亡している
- 千堂敦死亡
タケミチが過去の世界で得た感触としては、東京卍會の総長マイキーは不良ではあるけれども悪い人間ではない、どちらかと言えば『いいヤツ』。
何が東京卍會やマイキーを変えてしまったのかを知る必要があると考えたタケミチは、『現代』のマイキーと会うために東京卍會の幹部となっていたかつての溝中仲間、『千堂敦(せんどうあつし、アッくん)』を訪ねます。
そこで千堂から聞かされたのが、タケミチを線路に突き落としたのは自分だという衝撃の告白。
今や『稀咲』の言いなりだという千堂は、東京卍會が変わってしまった事、ドラケンが死んでからマイキーが変わった事をタケミチに伝えた後、ビルの屋上から身を投げました。
この出来事がキッカケとなり、タケミチはヒナだけでなくアッくんも助けたい、そう考えるようになったのです。
2回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2005/7/6・タケミチとキヨマサのタイマン
・キヨマサ主催の喧嘩賭博開催中にマイキーとドラケンが乱入し、その場を収める
- ・不良の世界を創るというマイキーの願望を聞かされる
・タケミチ、稀咲とすれ違う
・稀咲、マイキーに接近する
- 間違ってナオトと握手、2回目のタイムリープから現代へ帰還
- 2005/8/3ドラケンが東京卍會内部抗争により死亡
- ・ドラケンが死亡した後、マイキーは変わってしまう(東卍は犯罪組織への道を辿る)
- 2017/7/1橘ヒナタ『東京卍會』の抗争に巻き込まれ死亡
- 2017/7/4タケミチ、千堂により線路に突き落とされるもナオトに救われる。
- ・千堂敦は東京卍會の幹部になっている事が判明
・千堂はタケミチを線路へ突き落とした事、マイキーとドラケンの事、自分は稀咲の兵隊である事を告白した後自殺
- 2017/7/19?タイムリープしていた期間を含むとはいえ、2週間も無断欠勤扱いとなってしまったタケミチはバイトをクビになってしまう
タケミチの2回目のタイムリープにより変化した出来事は、
- 千堂敦は末端のチンピラではなく、東京卍會の幹部になっている
一方、タイムリープで過去を変えても変化しなかった出来事は、
- 東卍の犯罪組織化
- ヒナ死亡
2回目のタイムリープ後の『現代』では、ヒナだけでなくアッくんも失ってしまったタケミチ。
東京卍會やマイキーが変わるキッカケとなったであろう『ドラケンの死』を阻止すれば、ヒナやアッくんの死を回避できると考えました。
また、ナオトの話によればマイキーと稀咲は2005年8月に出会ったとの事でしたが、実際には7月中、タケミチとすれ違った日に出会ってしまっていたようです。
このことから、2回目のタイムリープのミッションでもあった『佐野と稀咲の出会いを止める』に関しては『失敗』と言えるでしょう。
3回目のタイムリープ(7/19~7/20)
3回目のタイムリープは2017年7月19日に行われたと思われます。
たどり着いた先は、おそらく2005年7月19日。
しかし『過去』の世界ではナオトの情報と異なる出来事が勃発していたため、情報の再確認のためにすぐに『現代』へと帰還します。
ミッション・目的:龍宮寺堅を救う
5月10日は龍宮寺 堅の誕生日(^^)
マイキー「ケンチンなに大人みてーにキメてんの?」
ドラケン「今日店長休みでおれがフロント」
三ツ谷「誕生日に風俗のフロントやる中坊ブッ飛んでる!」
(和) pic.twitter.com/QsA59ms5lc
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) May 10, 2019
2005年8月3日に死亡したというドラケンこと龍宮寺堅を救うのが、3回目のタイムリープのミッションとなります。
2017年に自殺した千堂によると、ドラケンが死んでからマイキーが変わってしまったとの事。
つまりタケミチとナオトは、ドラケンが生きていればマイキーは変わることなく、千堂も自殺するような事なく、ヒナだって殺されたりしないはずだと考えたのです。
タイムリープ中の重要な出来事
- タケミチ、東京卍會の集会に初参加
- 『愛美愛主(メビウス)』相手に抗争が計画されている
3回目のタイムリープ中、タケミチは東京卍會の集会に初参加。
初参加と言っても、この時点ではタケミチは東京卍會の正式メンバーではありません。
この集会中に得た情報は、参番隊隊長のパーちんの親友とその彼女が『愛美愛主』というチームに痛めつけられ、それをキッカケとして東卍は2005年8月3日、武蔵祭りの日に愛美愛主との抗争を計画している、という事。
タケミチは8月3日という日付が『内部抗争によりドラケンが死んだ日』だという事に気づくものの、『内部抗争』がどこから出てきたものなのかが不明のため困惑します。
『現代』のナオトからの情報では、
- 2005年8月3日、ドラケン派とマイキー派による『内部抗争』により、龍宮寺堅が死亡
『過去』の世界で得た情報によると、
- 2005年8月3日、東京卍會は『愛美愛主との抗争』を行う予定
情報が大きく異なっているため、『愛美愛主』の総長・長内信高(おさないのぶたか)について調べるために、一旦『現代』へと帰還します。
タイムリープから帰った後の重要な出来事
- タケミチとナオトは『愛美愛主』の元総長を捜し、会いに行く
- ドラケンの死は『東卍の内部抗争』が原因、愛美愛主との抗争はただのキッカケだった事が判明
- ドラケンの死は何者かによる策略である事が判明
長内の話によれば、やはりドラケンの死は『内部抗争』が原因なのだとか。
タケミチとナオトは長内の話を聞き、東卍と愛美愛主との抗争がキッカケに過ぎないのであれば、8月3日の抗争をやめるようにマイキーを説得できれば、ドラケンは死亡せずに済むのではないかと考えました。
3回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2005/7頃?パーちんの親友とその彼女が愛美愛主に襲われる
- 2005/7/19?・タケミチ、エマと出会う
・タケミチ、東京卍會の集会に初参加
- 2005/8/3東京卍會の内部抗争によりドラケン死亡
- 2017/7/1ヒナ、東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡
- 2017/7/4タケミチ、千堂により線路に突き落とされるもナオトに救われる。
- 2017/7下旬タケミチ、ナオト、『現代』の長内に話を聞く
タケミチの3回目のタイムリープにより変化した出来事は、特にありません。
3回目のタイムリープは、情報整理のためにすぐに帰還しているため、タイムリープによる変化はありません。
また、ミッション『龍宮寺堅を助ける』については保留です。
4回目のタイムリープ(7月下旬~8/10)
4回目のタイムリープは『現代』の長内に話を聞いた直後、2017年7月下旬に行われたと考えられます。
『過去』の世界である2005年7月下旬に戻り、そこから8月3日を超え、8月10日までを『過去』の世界で過ごしました。
ミッション・目的:東京卍會と愛美愛主の抗争を止める
4回目のタイムリープの目的は、8月3日に死亡するドラケンを救うために、そのキッカケとなる『愛美愛主』との抗争をやめさせる事。
ドラケンの死がキッカケとなってマイキーが変わり、東卍が犯罪組織となっていくのであれば、ドラケンの死は何が何でも食い止めなければなりません。
タイムリープ中の重要な出来事
【フォロワー2000人突破企画】第15話の巻頭カラー!! 当時はVS.メビウス抗争の真っ最中で、長内とマイキーが対峙しています。 pic.twitter.com/IjvukkJBlq
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) April 26, 2018
- タケミチ、マイキーに愛美愛主との抗争取り止めを提案
- 愛美愛主との小規模抗争(東卍数名VS長内が率いる愛美愛主)
- パーちんがマイキーに倒された長内を刺し、自首
- 8.3抗争(東卍VS半間が率いる愛美愛主)
- 半間修二による『芭流覇羅(バルハラ)』誕生予告
- タケミチ、マイキーの特攻服を譲り受ける
タケミチが4回目のタイムリープをした際、愛美愛主との抗争が勃発します。
まず最初に行われたのは、長内信高を中心とした愛美愛主メンバーとの抗争、マイキーが長内に圧勝したため、東京卍會は愛美愛主相手に勝利。
しかし、パーちんは長内を刺してしまったために少年院へ行くことになります。
このパーちんの少年院行きを巡ってマイキーとドラケンは対立。
- お金を使ってでもパーちんを無実にしたいマイキー
- パーちんの『自首』という意思を尊重すべきと言うドラケン
一時は修復不可能とも思われましたがタケミチの仲裁により2人は和解、パーちんの意思を尊重する事で落ち着きます。
しかし、これが面白くなかったのがペーやん。
ペーやんはパーちんの側近ですが、東卍がパーちんを見捨てたと思い込んでしまいました。
だからこその裏切り。
ペーやんは残っていた愛美愛主メンバーと組んで2005年8月3日、東卍に襲いかかります。
そして、その裏で密かに動いていたのがキヨマサ。
ドラケンに恨みを持っていたキヨマサは、8.3抗争に紛れてドラケンを襲ったのです。
マイキーはこの時『愛美愛主』の仮総長、半間修二と交戦中。
決着はつきませんでしたが、半間から暴走族連合『芭流覇羅(バルハラ)』の誕生を予告され、東卍への宣戦布告が行われました。
この8.3抗争でキヨマサに刺されたドラケンは命が危うい状態でしたが、タケミチがキヨマサと必死に戦った事、溝中メンバーが応援に駆け付けた事、警察が到着した事で何とか病院へ搬送され、一命を取り留めました。
さらに2005年8月10日、タケミチはマイキーからドラケンを通じて『東京卍會結成時のマイキーの特攻服』という伝説のアイテムを譲り受けます。
マイキーはそれだけタケミチに感謝している、という事ですね。
マイキー・ドラケンに関する記事はこちらもどうぞ!


タイムリープから帰った後の重要な出来事
2月3日(水)発売の「週刊少年マガジン」第10号では、今回公開された第1弾キービジュアルの他、花垣武道役の新祐樹からの激熱コメントも掲載されているので、お楽しみに!#toman_anime pic.twitter.com/hM1SJrGnrA
— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式 (@anime_toman) January 29, 2021
- タケミチはレンタルビデオ店のアルバイトをクビになっていない
- 千堂敦が美容師見習いになっている
- ヒナ生存、タケミチと再会
- ヒナ、千堂敦の乗った車に激突され死亡
- ドラケンは殺人を犯し死刑囚となっている
2005年8月3日にドラケンが死亡しなかった事で、『現代』は大きく変化したようです。
タケミチにとって喜ばしい出来事は、以前の『現代』では2017年7月に自殺してしまった千堂敦が美容師見習いとして頑張っている事、そして同じく2017年7月に死亡したヒナが生きている事。
レンタルビデオ店をクビになっていない事からも、少なくともタイムリープによる無断欠勤などが行われていない『現代』だと考えられます。
つまり、4回目のタイムリープで過去を大きく変えた事が要因となって『現代』も大きく書き替えわり、そもそも2017年7月4日に線路に突き落とされていない=1回目のナオトに未来を伝えるタイムリープ~4回目のドラケンを救うためのタイムリープが発生していない『現代』と考えられます。
2017年8月10日タケミチとヒナは、『現代』では中学以来の久しぶりの再会となりました。
しかしその喜ばしい再会もつかの間、ヒナが一人で車に乗ってタケミチを待っているところに稀咲の手先となっていた千堂敦の乗った車が突っ込み炎上、爆発。
この『現代』でもヒナは稀咲に殺害され千堂も命を落としナオトも絶望。
しかしヒナの最期の姿を見たタケミチは、ヒナが生きている『現代』になるまで絶対にあきらめない事を誓います。
そもそも、なぜドラケンが生きているのに東京卍會が犯罪組織となってしまったのか・・・
ナオトが行方を捜した結果、ドラケンは死刑囚として収監されている事が判明。
しかもドラケンの様子からは、稀咲を相当憎んでいる事が伺えました。
4回目のタイムリープでようやく『龍宮寺堅を救う』は成功となりましたが、あくまでも命が助かっただけ。
ドラケンはその後殺人を犯して収監されたため、マイキーの傍にいることができなかったのです。
ちなみに、4回目のタイムリープのミッションであった『愛美愛主との抗争を止める』は失敗と言えます。
4回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2005/7・愛美愛主との小規模抗争
・パーちんが長内を刺し自首
- 2005/8/1タケミチ、マイキーとドラケンの喧嘩を仲裁
- 2005/8/3・8.3抗争
・東卍と愛美愛主の抗争中にドラケンがキヨマサに刺される
・半間、『芭流覇羅』誕生予告
・タケミチ、キヨマサらに襲われるも勝利
- 2005/8/4ドラケン、手術により一命を取り留める
- 2005/8/10タケミチ、マイキーの特攻服を譲り受ける
- 2005/12/24ヒナ、タケミチにフラれる
- ドラケン、殺人を犯す
- 2017/8/10・千堂敦の美容師見習いとなっている
・タケミチ、教師となっていたヒナに再会(中学以来)
・千堂の車がヒナの乗った車に突っ込み、ヒナと千堂が死亡
- 2017/10/20タケミチ、死刑囚となっていたドラケンと再会
タケミチの4回目のタイムリープにより変化した出来事は、
- タケミチはアルバイトをクビになっていない
- 千堂敦生存
- ヒナ生存
- ヒナは12年前タケミチにフラれた
- 2017年8月10日、ヒナは千堂の車に突っ込まれて死亡
- ドラケンは殺人を犯して死刑囚となっている
一方、タイムリープで過去を変えても変化しなかった出来事は、
- 東卍の犯罪組織化
- ヒナ死亡
ドラケンを救う事ができたものの、結局ヒナは死んでしまいます。
目の前で炎に包まれるヒナ・・・
この時タケミチは、東卍を潰さない限りヒナは助からないと感じたようです。
5回目のタイムリープ(10/20~数日間)
5回目のタイムリープは、死刑囚となっていたドラケンに会いに行った直後に行われたと考えられます。
東京卍會を潰すには、自分がトップになるしかない。
そう考えたタケミチですが、今後の大規模な抗争が予想される『芭流覇羅』についての情報を手に入れるため一旦帰還。
それ故、5回目のタイムリープでの『過去』での滞在期間は短めです。
ミッション・目的:東卍のトップになる・まずは参番隊隊長枠を狙う
5回目のタイムリープでは、東京卍會を根底から変えるために『自分がトップになる』という目標を掲げたタケミチ。
まず手始めに、長内を刺してしまってから空いているパーちんの席、参番隊隊長枠を狙うつもりでいました。
しかし、その枠に収まったのは元愛美愛主の稀咲鉄太。
あっけなく参番隊隊長枠は稀咲によって埋まってしまうのでした。
タイムリープ中の重要な出来事
#マガジン 51号発売中!! 東京卍リベンジャーズは稀咲がこれまで以上に動く回です。そこにタケミチ&千冬タッグや黒龍の思惑まで絡んできて……!? 黒龍編がいよいよ佳境に入っていき盛り上がってまいりました!! 個人的には「あの人」の意外な一面にびっくり……。 pic.twitter.com/6MaJvn55Kv
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) November 21, 2018
- 元愛美愛主の稀咲鉄太が東京卍會参番隊隊長となる
- 壱番隊隊長の場地圭介が東京卍會の離脱を宣言、芭流覇羅へ加入
- タケミチ、東京卍會の正式メンバーとなり弐番隊所属となる
- ペーやん、参番隊副隊長から弐番隊所属の隊員となる
- タケミチ、芭流覇羅ナンバー3の羽宮一虎と出会う
- タケミチ、壱番隊副隊長の松野千冬と出会う
- 元愛美愛主の総長、長内に会い8.3抗争の真相を聞く
タケミチはパーちんが抜けた後の参番隊隊長枠を密かに狙っていましたが、実際は東京卍會のメンバーでもない事に気づきます。
しかし、空いた参番隊隊長枠に収まったのは、何と『現代』で犯罪組織東卍の総長代理となり、ドラケンが許せないと語った『稀咲鉄太』。
焦ったタケミチは、思わず稀咲に殴りかかってしまいます。
そんなタケミチを止めるために割って入ったのが、壱番隊隊長の場地圭介(バジ)。
マイキーに内輪もめを咎められたバジは東京卍會を離脱、その後タケミチは弐番隊へ加入、ペーやんも稀咲の参番隊ではなく、弐番隊所属となりました。
実はマイキーが稀咲を引き入れたのは、『芭流覇羅』との抗争に備えての事。
稀咲と稀咲が率いる元愛美愛主メンバーを加えた事で、東京卍會は100人から150人のチームへと膨れ上がりました。
そんな時にタケミチを訪ねてきたのが、実は同じ中学の1個上の先輩だった『羽宮一虎』。
彼は芭流覇羅のナンバー3であり東京卍會の創設メンバーです。
一虎に連れられて行った芭流覇羅のアジトには、バジ、そしてバジに殴られている松野千冬の姿が・・・
弐番隊副隊長でもある千冬を殴っていたのは、それが『踏み絵』だったから。
東京卍會を捨て芭流覇羅への忠誠心を見せた事により、バジは芭流覇羅の正式メンバー、そして東卍の敵となったのです。
その後、タケミチと千冬は稀咲と芭流覇羅の繋がりを調べるために元愛美愛主の総長、長内を訪ねますが、そこで8.3抗争の真相、すべては稀咲が仕組んだことだった事を聞かされます。
8.3抗争の真相とは、
- パーちんの親友とその彼女を襲ったのは、稀咲の策略
- 稀咲はパーちんを追い詰め、東京卍會との抗争の理由をつくった
- 稀咲は総長・長内のやり方が気に入らないという理由をつけてマイキーに近づく
- 稀咲はパーちんを無罪に出来ると言ってマイキーに取り入る
- 稀咲はキヨマサを使い8.3抗争に乗じてドラケンを殺害、東卍のナンバー2に居座るつもりだった(失敗)
稀咲の行動の理由や芭流覇羅との繋がりがイマイチわからないタケミチは、稀咲を知るために一旦『現代』に帰還します。
パーちんの側近・ペーやんに関する記事はこちらがオススメ(^^)

タイムリープから帰った後の重要な出来事
- 芭流覇羅はマイキーの為につくられたチームだった事が判明
- 血のハロウィン抗争で東卍は負け、芭流覇羅に乗っ取られた
- 血のハロウィンので一虎がバジを殺害した
- 血のハロウィンでマイキーが一虎を殺害した
- 稀咲が東卍に入ったのはマイキーに近づくためだった事が判明
2005年10月31日行われた東京卍會と芭流覇羅の抗争では、はじめて東卍は敗北を喫したようです。
その原因はマイキー。
マイキーが一虎を殺害してしまったからなのだとか・・・
そもそもマイキーが一虎を殺害したのは、その日バジが一虎に殺害されたから。
マイキーの兄を殺害した一虎を必死に庇っていたのはバジ、そのバジまでもが一虎に殺されてしまったため、マイキーはもはや気持ちを抑える事ができなかったのでしょう。
一虎を殺害したのはマイキーですが、稀咲が替え玉を準備したためにマイキーは逮捕されませんでした。
マイキーは稀咲の手に堕ちたのです。
これで稀咲の計画通り。
マイキーは『首のない天使』芭流覇羅のトップとなり、東京卍會は芭流覇羅に乗っ取られ、『新生・東京卍會』つまり現代における犯罪組織・東京卍會が誕生しました。
5回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2005/10・稀咲鉄太が東卍参番隊の隊長となる
・場地圭介は東卍を離脱、芭流覇羅へ
- タケミチ、羽宮一虎と出会う
- タケミチ、松野千冬と出会う
- 元愛美愛主の長内に8.3抗争の真相を聞く
- 2005/10/31・血のハロウィン抗争
・一虎、バジを殺害
・マイキー、一虎を殺害
・東卍、芭流覇羅に敗北
- ドラケン、殺人を犯す
- 2017/8/10ヒナ殺害される
- 2017/10ドラケンは死刑囚となっており、稀咲を憎んでいる(1回目の面会時)
- 芭流覇羅についてドラケンに聞く(2回目の面会時)
タケミチの5回目のタイムリープにより変化した出来事は、特にありません。
5回目のタイムリープで判明した事は多かったものの、特に変化はなかったようです。
6回目のタイムリープ(10月末~11月中旬頃)
6回目のタイムリープは2017年10月末頃行われました。
時期的には血のハロウィンの直前、運命の抗争が目の前に迫っている状態です。
ミッション・目的:バジを助ける
6回目のタイムリープのミッションは、もちろん『場地圭介を助ける』事。
バジが一虎に殺害され、それがキッカケでマイキーが一虎を殺害、しかしそれは稀咲の計画通りとも言えます。
すべてはマイキーを操るため、稀咲自身が東京卍會のナンバー2となるため。
だったら、バジを救ってマイキーを止めるしかない。
タケミチは、バジが一虎に殺されなければマイキーは一虎を殺したりしないと考えたのです。
タイムリープ中の重要な出来事
- 血のハロウィン抗争
- 場地死亡
- 一虎生存
- 芭流覇羅が東京卍會の傘下に、メンバー数が一気に450人へと膨れ上がる
- タケミチ、壱番隊隊長に任命される
2005年10月31日、東京卍會と芭流覇羅との抗争『血のハロウィン』が勃発します。
そこで、ようやくバジの目的が判明。
バジは稀咲を『敵』と認識しており、マイキーを救うために仲間割れをしたフリをして芭流覇羅に加入、『東卍の稀咲』を仕留めるつもりだったのです。
一虎が稀咲に利用されている事にも気づいていたのかもしれません。
内輪揉めは御法度ですが、チーム同士の抗争なら問題ないですからね。
しかし、そんなバジを襲ったのはやはり一虎。
もちろん、これも稀咲や半間の策略、バジは芭流覇羅の裏切り者だと一虎をそそのかしていたのでした。
このままではマイキーが一虎を殺してしまう、そう感じたのはタケミチだけではなかったようです。
バジは一虎に刺された事を上書きするように自分で自分の腹を刺し、『自分で死んだ』事にしました。
もちろん、マイキーに一虎を殺させないようにするために。
結局『血のハロウィン』ではバジが死亡、一虎は生存。
その後、敗北した芭流覇羅は東京卍會の傘下となり、東京卍會はメンバー数450人へと膨れ上がり、半間修二も東京卍會のメンバーとなるのです。
タケミチにとっては、稀咲や半間の東卍加入は良い流れとは言えません。
しかし、タケミチは新たに壱番隊隊長に任命され、まだ東卍を変えられるチャンスが残されている事を感じたのでした。
場地圭介に関する記事はこちらもどうぞ

タイムリープから帰った後の重要な出来事
#マガジン 34号発売中!! 『東京卍リベンジャーズ』は現代東卍の最高幹部会が舞台!! 見慣れぬ顔に紛れて見知った顔もちらほら…? 先号に続き大人ver. のあのキャラ達が勢揃い!! そして幹部会の議題は思わぬ方向へ転がっていき…! 色々と想像するのが楽しい回です。 pic.twitter.com/FVCw863MRT
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) July 25, 2018
- タケミチ、東京卍會最高幹部となっている
- ナオトの携帯番号は登録されていない
- タケミチと千冬は稀咲に捕まり、千冬が殺害される
- パーちん、ペーやん殺害される
- 一虎がタケミチを救出
- タケミチ、ナオトと再会するも逮捕される
6回目のタイムリープから帰還した『現代』は、様子がガラリと変わってしまっています。
タケミチはなぜか東卍の最高幹部の一人となっており、千冬は側近。
若干いい気分になっていたタケミチではありましたが、稀咲に『裏切り者』として捕らえられ、目の前で千冬が稀咲に殺害されます。
タケミチにとっては何が何だかわからない状況、混乱しますが、状況は絶望的・・・
そんなタケミチを救ったのは、羽宮一虎でした。
一虎は今の東卍に絶望しているようですが、マイキーを救いたいという気持ちを持っており、タケミチに現状を説明してくれます。
その説明によると、
- マイキーはもはや仲間を信用していない
- 千冬が殺されたのは、稀咲を追い詰めていたから
- 千冬は橘日向殺害事件の首謀者が稀咲である証拠を掴んでいた
- 千冬は稀咲をあと一歩のところまで追いつめていたが、なぜか証拠を隠した
一虎は繋がりのある刑事・橘ナオトのところまでタケミチを案内しますが、ナオトは立場上の理由からタケミチを逮捕。
この時のタケミチ逮捕理由とが・・・
稀咲に殺人を命令されたタケミチは、相手も知らぬまま千堂敦にターゲット殺害を指示していたから。
ターゲットは、橘ヒナタ。
つまり、この『現代』のタケミチは、自らの指示によってヒナを殺してしまっていたのでした。
6回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2005/10/31・血のハロウィン
・東京卍會と芭流覇羅の抗争
・バジ死亡
・一虎生存
- 2005/11・芭流覇羅、東京卍會の傘下に下る
・タケミチ、壱番隊隊長に任命される
- 2017/8/10橘ヒナタがタケミチの指示により、千堂敦の車に激突され死亡
- 2017/11・タケミチ、最高幹部の一人として幹部会に出席
・タケミチ、千冬と共に稀咲に捕まり、千冬は殺害される
・タケミチのみ一虎に救出される
・タケミチ、ナオトと再会するも逮捕される
タケミチの6回目のタイムリープにより変化した出来事は、
- タケミチはレンタルビデオ店のアルバイト店員ではなく、東京卍會最高幹部のひとりになっている
- 東京卍會のメンバーにタケミチの知らない人物がいる
- ヒナ殺害を千堂に指示したのはタケミチ
タイムリープで過去を変えても変化しなかった出来事は、
- 東卍の犯罪組織化
- ヒナ死亡
ガラリと変わってしまった『現代』。
タケミチが壱番隊の隊長になったにもかかわらず、やはり東京卍會は犯罪組織となってしまっていました。
さらにタケミチにとって最悪なのは、ヒナ殺害を指示したのが自分だった事。
もちろん、稀咲による策略なのでしょうが、タケミチにはショックが大きすぎます・・・
千冬はタケミチを庇うために、最終的な証拠を隠した、という事ですね。
そして稀咲に殺害された・・・
この事実もタケミチに大きなショックを与えたはず。
タケミチがヒナ殺害を指示した事で逮捕されたため、今後はナオトとの握手が難しくなります。
また、帰還しても塀の中からでは何もできなくなる可能性が出てきました。
7回目のタイムリープ(11月頃~1月頃)
7回目のタイムリープは、2017年11月頃、タケミチが逮捕され、留置所に移送される前のタイミングで行われました。
その理由は、留置所に移送されてしまうとナオトですら面会が難しくなるから。
ただし、過去を変えなければタケミチの逮捕の状況も変化しません。
今回のタイムリープは、何もしていない状態での『現代』への帰還は『積み』と同じ。
帰還した『現代』が塀の中では、タケミチは手も足も出ないのです。
ミッション・目的:タケミチと稀咲の過去を調べる
なぜ稀咲は執拗にヒナやタケミチに付きまとうのか・・・
その理由を知るためには、やはり過去の出来事を知る必要がありそうです。
7回目のタイムリープは、ヒナ殺害の鍵となる、タケミチや稀咲の過去について調べる事が目的となりますが、『過去』の世界でさらにもう一つ、『八戒をとめて黒龍を潰す』というミッションが加わります。
タイムリープ中の重要な出来事
- 弐番隊副隊長の柴八戒の兄が十代目黒龍総長の柴大寿だと判明
- 八戒、兄に脅され黒龍に加入
- 溝中メンバー(千堂敦、山本タクヤ、山岸一司、マコト)が壱番隊の隊員となっている
- タケミチ、千冬にタイムリーパーである事を告白
- タケミチ・千冬・稀咲・半間が期間限定チームを組む
- 聖夜(クリスマス)決戦
- タケミチ、ヒナと別れるもすぐに復縁
- 乾青宗、九井一ら黒龍が東京卍會の傘下となる
- 裏切り行為を働いたとして稀咲を東卍から追放、同時に半間も東卍を離脱
タケミチにとって『柴八戒』は、『現代』の幹部会で顔を合わせだけではありましたが、あまり良い印象のない人物。
しかも『元黒龍』として、東卍の古参メンバーを小馬鹿にした態度を取っていたはずですが、『過去』と『現代』での八戒はまるで別人。
タケミチには明るく接するけれども女性とはまるで会話できないポンコツ、そんな八戒の姿にタケミチは戸惑いを隠せません。
さらにタケミチを困惑させたのが、八戒の兄が『黒龍』の総長だという事。
柴八戒が『兄』を殺害し11代目黒龍総長にのし上がったとは、とても思えませんでした。
それもそのはず。
兄に対する恐怖で何もできない八戒の代わりに、八戒を守り続けていたのは姉の柚葉であり、タケミチが最高幹部の立場を経験した『現代』で大寿を殺害していたのも、おそらく柚葉だったと考えられます。
八戒は『自分が柚葉を守っている』というウソをついていたのです。
そのウソがキッカケとなり八戒は三ツ谷からは期待され、結局は『大寿を殺す』と宣言するほど自分を追い詰める形になってしまいました。
ちなみに、そんな八戒を止めるために結成されたのが、タケミチ、千冬、稀咲、半間の4人で構成された東卍内部チーム。
彼らは黒龍の裏切り者を利用し、八戒が大寿を襲うならいつになるかを調べ上げ、12月25日のクリスマス、という答えを導き出しました。
八戒による大寿殺害を防ぐための作戦は、
- 教会内で大寿を待ち伏せしているであろう八戒を、タケミチが説得する
- 大寿が現れたら教会内に入らないように千冬、稀咲、半間の3人で足止めする
恐ろしいのは、この作戦を考えたのが稀咲や半間だという事。
そしてまんまと彼らは裏切り、そうして始まったのが『聖夜(クリスマス)決戦』と呼ばれる黒龍と東卍数名による抗争。
三ツ谷、マイキーの助けも入り、聖夜決戦は東卍の勝利となりました。
この聖夜決戦がキッカケとなって・・・
- 稀咲、東卍から追放(タケミチをけしかけ、柚葉にナイフを渡して大寿を殺させようとしたから)
- 半間、東卍から離脱
- 10代目黒龍総長・柴大寿は引退
- 11代目黒龍を引継いだ乾青宗、九井一が東京卍會の傘下となり、壱番隊の下につく
- 柴八戒は今まで通り弐番隊副隊長を務める
クリスマスイブに一旦は別れたヒナとタケミチですが、翌々日にあたる12月26日には復縁しています。
東卍から稀咲と半間を追い出しす事にも成功し、タケミチにとって非常に良い流れとなりました。
7回目のタイムリープの目的でもあった『タケミチと稀咲の過去を調べる』件については、
- ヒナと稀咲は小学生時代に同じ塾に通っていた
- タケミチとは2003年夏頃に出会っている
この2つが判明したのみ。
ミッションが成功したとは言い難いですね・・・
また、もう一つのミッション『八戒をとめて黒龍を潰す』に関しては、八戒も柚葉も大寿を殺さず、10代目黒龍総長である大寿が引退となったため、こちらは文句なしの目的達成となります。
タイムリープから帰った後の重要な出来事
#週マガ 30号発売中! #東卍 最新話は引き続き現代編!前回明らかになった衝撃の真実を前にタケミチは動揺、街を駆けます。そしてその先であった人物とは…?そしてそこで明らかになる更なる真実とは!怒涛の展開が多い現代編ですが、今回の現代編は特に急転直下の出来事が起きるシリーズになりそう。 pic.twitter.com/6zmh1XZaTH
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) June 26, 2019
- ナオトから東京卍會の主要メンバーらが殺害された事を聞かされる
- 現代のマイキーとの再会
『過去』の世界ですべては丸く収まったはずなのに、ナオトが『これまでの中で最悪』と言う『現代』。
7回目のタイムリープから帰還すると、そこでは東京卍會の主要メンバーがマイキーによって殺されたという事実が待ち受けていました。
しかも、稀咲までもが殺害されているのだとか・・・
タケミチはもう何が何だか分かりません。
そこで見つけたのが、マイキーからのものと思われる手紙と写真。
『1月20日 いつか話したあの場所で』
この手紙を頼りにタケミチはフィリピンへ向かい、ようやく『現代』のマイキーと再会する事になったのです。
しかし、マイキーの口から聞かされたのは『仲間を殺した』というもの。
すっかり闇堕ちしてしまっていたマイキーはタケミチにも手を掛けようとしますが、その現場を目撃したナオトによってマイキーは射殺されました。
7回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2005/11~12・柴家三兄弟との出会い
・タケミチ、大寿に一方的にやられる
・八戒、黒龍入りを了承し東卍を離脱しようとする
- 八戒、大寿殺害を計画
- タケミチ、千冬、稀咲、半間の4人で期間限定のチームを結成、八戒を止めようとする
- 2005/12/17頃タケミチはヒナの父親に、別れてほしいと頼まれる
- 2005/12/24タケミチ、ヒナと別れる
- 2005/12/25・聖夜決戦
・東京卍會数名と黒龍による抗争
・マイキーとドラケンが助けに来る
- 2005/12/26・マイキー、ドラケンが黒龍を制圧し東京卍會の勝利となる
・タケミチ、ヒナと復縁
- 2006/1・稀咲、東卍から追放
・半間、東卍から離脱
・八戒、元通り弐番隊副隊長枠に収まる
・11代目黒龍が東卍の傘下となり、壱番隊の下につく
- タケミチ、マイキーが修理したバイクを譲り受ける
- 2017/8/10ヒナ殺害される
- マイキーにより、東京卍會主要メンバーが殺害される
- 2018/1マイキーからの手紙を発見
- 2018/1/20・『現代』のマイキーと初対面するも、東卍メンバーの殺害を告白される
・ナオトがマイキーを射殺
タケミチの7回目のタイムリープにより変化した出来事は、
- タケミチはすでに東京卍會を脱退している
- ドラケンは死刑囚ではない
タイムリープで過去を変えても変化しなかった出来事は、
- 東卍の犯罪組織化
- ヒナ死亡
稀咲を追い出した事でドラケンは死刑囚ではなくなっていたようですが、ドラケンを含む主要メンバー、三ツ谷、千冬、八戒、一虎、パーちんなどもマイキーによって殺害されたのだとか・・・
そして東京卍會の元幹部で唯一殺害を免れているのが、タケミチ。
どうやらこの『現代』では、タケミチは既に東京卍會を離脱しており、元のボロアパートで生活しています。
タケミチがフィリピンで再会した『闇堕ち』の程度が酷すぎるマイキー。
マイキーはナオトに撃たれ、タケミチの腕の中で息を引き取りました。
8回目のタイムリープ(1月下旬~数日間)
8回目のタイムリープは、マイキーが死亡した後に行われました。
しかし辿り着いた『過去』の世界では、新たなチームや人物が現れ、ナオトの力を借りるために一旦帰還、8回目のタイムリープは短期間で行われました。
ミッション・目的:東京卍會のトップになる
8回目のタイムリープでは、タケミチは『現代』で失った仲間たちを救いたいと考えています。
仲間内のほぼ全員が死亡し、マイキーですら自分の腕の中で死んでいった『現代』。
やはり彼らを救うには、自分が東卍のトップになるしかないと考えたようです。
タイムリープ中の重要な出来事
#週マガ41号 発売中!! #東卍 も最新話掲載中です。天竺編は早くもアクション、アクション、アクションの回!!そして壱番隊にスポットライトが当たってます。衝撃のラストには意外な人物が登場して……? pic.twitter.com/4Lb05fO2oQ
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) September 11, 2019
- 『天竺(てんじく)』が東卍を狙っている
- 天竺に加入した稀咲、半間がタケミチの前に現れる
ある日突然東京に現れた『天竺』を名乗るチームは、東京卍會のメンバーを見つけると容赦なくけしかけてきます。
彼らの目的は『東卍潰し』。
かなり大規模であり、総長は黒川イザナ、『極悪の世代』とも呼ばれたS62世代を取り込んだチームです。
タケミチにとっては『天竺』も『黒川イザナ』も初めて聞く名前。
しかも、ここにも稀咲が絡んでいる・・・
天竺やイザナ、そして稀咲について調べるためにタケミチは一旦『現代』に帰還します。
タイムリープから帰った後の重要な出来事
#週マガ 49号発売中です!! #東卍 も最新話掲載!! ココ&イヌピーが登場!そして大寿が現代でも大暴れしております! そして最後に衝撃の展開が待っております…!お楽しみに〜。 pic.twitter.com/MnYBWLzCYp
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) November 6, 2019
- ナオトも警察も『天竺』の存在を確認していない事が判明
- 黒川イザナは東京卍會のナンバー3となっている
- 稀咲の死は黒川イザナによって偽装されたものだった事が判明
- 柴大寿に再会
- ナオトが稀咲に撃たれる
- タケミチが鶴蝶に撃たれる
『天竺』や『黒川イザナ』についてナオトに調べてもらうつもりだったタケミチですが、『天竺』というチームは警察も把握していない様子。
さらに『黒川イザナ』については、元黒龍総長、現東京卍會幹部として存在している事を聞かされます。
タケミチが見てきた『過去』では、イザナは『天竺』の総長。
『現代』では元黒龍総長で東卍幹部・・・
イマイチ『過去』と『現代』の様子が噛み合いません。
そこでタケミチが考えたのが、聖夜決戦を繰り広げたあの教会。
教会では柴大寿が死亡した弟・八戒のための祈りをささげていました。
そんな大寿はイザナや黒龍の事、『関東事変』がどうなったのかをタケミチらに話して聞かせますが、どこで嗅ぎつけたのか乾・九井など『現代の東卍』メンバーが現れタケミチらを襲います。
なんとか逃げ出したタケミチとナオトでしたが、その行く手を阻んだのは稀咲、鶴蝶、そして黒川イザナ。
タケミチとナオトは銃撃され、ナオトの命が尽きる直前に9回目となるタイムリープが行われます。
8回目のタイムリープによる時系列の変化
- 2006/1稀咲、東京卍會を追放となる
- 稀咲、『天竺』に加入
- 東京卍會メンバーが次々に『天竺』に襲われる
- タケミチ、天竺のアジトで幼馴染の鶴蝶と再会、黒川イザナを救ってほしいと依頼される
- 2006/2・関東事変
・『天竺』と東卍との抗争は長期化、合併を以て幕を閉じる
・天竺と東卍の合併により、史上最悪の愚連隊が誕生
- 2017/8/10ヒナ殺害される
- マイキーにより、東京卍會主要メンバーが殺害される
- 2018/1マイキーからの手紙を発見
- 2018/1/20・『現代』のマイキーと初対面するも、東卍メンバーの殺害を告白される
・ナオトがマイキーを射殺
- ・柴大寿から黒龍と黒川イザナの関係を聞く
・タケミチらが乾、九井に襲われるが大寿が食い止める
・タケミチ、ナオトは稀咲、鶴蝶、イザナに襲われ撃たれる
タケミチの8回目のタイムリープにより変化した出来事は、特にありません。
八戒が死亡し、それ以降毎日教会で祈りをささげているという大寿。
見た目はかつてのまま恐ろしい印象を受けますが、八戒への思いは本物のようです。
佐野(マイキー)がやったとは思っていない、八戒の死の真実を探ってほしい。
それがタケミチに託した大寿の願いでした。
9回目のタイムリープ(1月下旬頃~3月頃)
9回目のタイムリープは、稀咲に撃たれたナオトの息があるうちに行われました。
時期的にはおそらく2018年1月下旬、もしくは2月上旬頃だと思われます。
ナオトはきっと生きている。
そう信じたいタケミチはまず『過去』のナオトに会いに行き握手を試みますが、無情にもタイムリープは発動せず・・・
これは、タイムリープ発動のトリガーとなっていたナオトが『現代』で死亡した事を意味していました。
ミッション・目的:黒川イザナを潰して稀咲を追い詰める
ナオトが死亡し、もはや後が無い状態のタケミチ。
『現代』で犯罪組織となった東京卍會を変えるには、ナンバー3となっている黒川イザナを潰し、ナンバー2の稀咲鉄太を追い詰めるしかありません。
彼らを潰せば、おそらく犯罪組織としての東京卍會は存在しない。
ナオトも死なない、ヒナも東卍のみんなも死なない。
まさにタケミチにとっては最後のリベンジとも言えるタイムリープとなりました。
タイムリープ中の重要な出来事
祝500万部突破×5万フォロワー突破!
記念イラスト完成です(^^)他にも担当編集2人が何か用意するみたいなんでお楽しみに!
(和) pic.twitter.com/zypaVIf4qc
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) August 30, 2020
- タケミチは過去を変えるまで『現代』に戻れない
- ヒナ、タケミチのタイムリープ能力を知る
- 東卍伍番隊が天竺に加入
- 九井一が天竺に加入
- タケミチ、東京卍會壱番隊隊長 兼 11代目黒龍総長となる
- 佐野エマ死亡
- 2006年2月22日、天竺との大規模な全面対決(関東事変における大規模抗争)
- 黒川イザナ死亡
- 稀咲鉄太死亡
- 半間修二逃走
- 東京卍會の解散
- ヒナへのプロポーズ
9回目のタイムリープ中の最も大きな出来事は、2006年2月22日に行われた東卍と天竺の全面対決。
この日の昼間、佐野エマが稀咲によって殺害され、全面対決はマイキーやドラケン不在の中で行われました。
全面対決に参加できた東卍メンバーはおよそ50人。
- 壱番隊は天竺にやられてボロボロ
- 弐番隊、参番隊、肆番隊は隊長不在(ただし参番隊はペーやんが隊長代理を務める)
- 伍番隊は天竺に加入してしまったため事実上実態なし
- 陸番隊は聖夜決戦後に半間が離脱したため、存在なし
対する天竺はおよそ400人。
圧倒的不利な条件の中、全面対決が開始されます。
一時は河田ソウヤの活躍で形勢逆転かと思われたものの、鶴蝶がそれを許さず、再び東京卍會は窮地に。
しかし、そこに立ちふさがったのがやはりタケミチ。
さらにマイキー、ドラケンも駆け付け、東卍メンバーは戦意を取り戻します。
最強VS最強とも思えるマイキーとイザナの対決が行われたものの、マイキーに押され始めたイザナは銃を持ち出し・・・
そんなイザナを止めたのが鶴蝶、そんな鶴蝶を邪魔者扱いしたのが稀咲。
稀咲の弾丸は、思わず鶴蝶を庇ってしまったイザナを貫き、イザナは死亡。
稀咲は半間と共に逃走しますが、事故死という幕切れとなりました。
こうして関東事変は終結。
さらにその後、東京卍會は解散。
これはマイキーがタケミチを思いやっての事でした。
タケミチもヒナへのプロポーズを行うなど、『現代』に大いに影響を及ぼすと考えられる出来事の後、タケミチは『現代』に帰還します。
稀咲鉄太についての記事はこちらがオススメです

タイムリープから帰った後の重要な出来事
9回目のタイムリープ後の世界の物語は、現在進行中となりますので、随時更新していきます。
現時点で判明しているのは、
- 東京卍會のメンバーは生存(マイキーは不明)
- ナオト生存
- パーちん結婚
パーちんの披露宴会場にマイキーの姿が見られないため、何らかの事情があるものと考えられます。
9回目のタイムリープによる時系列の変化
- ・『現代』でのナオト死亡によりタイムリープ不可能となる
・ヒナ、タケミチのタイムリープ能力を知る
- ・黒川イザナがエマの異父兄であることが発覚(実際には血縁関係ではない)
・イザナと黒龍、真一郎、マイキーとの繋がりが見え始める
- ・伍番隊と九井が天竺へ加入
・タケミチ、乾に11代目黒龍総長となる事を依頼され承諾する
- 2006/2/22・関東事変における全面対決
・三ツ谷、河田ナホヤ、天竺に襲われ入院
・タケミチ、東京卍會壱番隊隊長 兼 11代目黒龍総長となる
・稀咲、佐野エマを殺害
・東卍VS天竺の全面対決
・稀咲、黒川イザナを殺害
・稀咲、逃走するも事故死
・半間逃走、以降逃亡生活
- エマの葬儀が執り行われる
- 2006/3/8マイキーの独断により、東卍は解散となる(全員納得)
- 解散後、東卍幹部らで集まりタイムカプセルを埋め、12年後の東京卍會結成の日の再会を約束
- 2006/3/16・タケミチはヒナと12年後に結婚する事を約束
・『現代』へ帰還
- 2018/3/16・タケミチ、パーちんの披露宴が行われている『現代』に帰還
・ヒナ、マイキー以外の元東京卍會メンバー、ナオトの生存を確認
タケミチの9回目のタイムリープにより、ようやく『ヒナが生きている現代』に辿り着いたようです。
『現代』は大きく変化し、東京卍會が犯罪組織になっているワケでもなく、誰かが殺されるワケでもない、それぞれが自分の人生を歩んでいるようです。
- 林田春樹(パーちん):家業を継ぎ、結婚
- 林良平(ペーやん):パーちんの側近
- 龍宮寺堅(ドラケン):イヌピーと一緒にバイク屋経営
- 乾青宗(イヌピー):ドラケンと一緒にバイク屋経営
- 三ツ谷隆:将来有望なファッションデザイナー
- 柴八戒:海外で活躍するトップモデル(マネージャーは柚葉)
- 河田ナホヤ(スマイリー)と河田ソウヤ(アングリー):ラーメン店経営
- 松野千冬:ペットショップ経営
- 羽宮一虎:千冬の店を手伝っている
ここに足りないのは、マイキー。
マイキーが何をしているのか、どうなっているのかが気になるところです。(随時更新中)
まとめ
『東京リベンジャーズ』のタケミチのタイム能力には、12年前の同じ日にしか戻れない、ナオトとの握手が必要などの制限があるものの、『現代』を大きく変える力があります。
最初は逃げるばかりの人生を歩んでいたタケミチも、タイムリープを繰り返すごとにすっかり逞しくなりましたね。
しかし、『現代』を大きく変える事ができたのはタイムリープの力だけではなく、タケミチの『絶対に諦めない』という気持ちが大きく関わっている事は明らかです。
タケミチは9回のタイムリープを経て、ようやくヒナが生存している『現代』にまで辿り着きましたが、マイキーや半間がその後どうしているのかが気になるところ。
今後の展開はどうなるのか、マイキーは無事なのか・・・
まだまだ『東京リベンジャーズ』から目が離せません。
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