トイストーリー2が伝えたい事・メッセージとは?子供がおもちゃから学ぶこと

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トイストーリー2のウッディをイメージした画像 ディズニーアニメ・映画

前作の『トイストーリー1』に続き、『トイストーリー2』も多くのメッセージが込められた作品になっています。

『トイストーリー1』は、おもちゃで遊んでいた頃の気持ちや、おもちゃを大切にしなければならないという事が強く伝わってくる物語でしたね。

 

続編である『トイストーリー2』ではどのようなメッセージが込められているのでしょうか?

今回は『トイストーリー2』が伝えたい事を書いていきます。

 

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トイストーリー2が伝えたい事とは?

今回は新たに、過去の人気子供番組『ウッディのラウンドアップ』に登場するおもちゃ『ジェシー』・『ブルズアイ』・『プロスペクター』も登場します。

ウッディがどれだけ人気があったのかを知るジェシーたち。アンディとの幸せな時間を過ごしてきたウッディと違い、ジェシーにもプロスペクターにも、どうやらつらい過去があるようです。

 

誰にでも過去があるという事

どんな人生にも、生きているうちは『過去』が積み重なっていきます。

それが楽しいものでも、楽しくないものであっても。

 

明るくウッディを出迎えたジェシーですが、その笑顔の裏には元々の持ち主『エミリー』とのつらい別れの記憶がありました。

またおじいさんタイプの『プロスペクター』は、子供たちの手に渡る事もなく、自分以外がどんどん売れていき自分は売れ残っている・・・そんな悲しみを味わってきたようです。

 

過去のトラウマから『博物館行き』を望むことが良い事なのか?

『博物館行き』は過去からの『逃げ』なのか?

 

『もしエミリーともう1日遊べるなら、何でもするだろう?』と言うウッディの言葉に背中を押され、ジェシーは前に進むことができました。

 

誰にでも日々積み重なっていく過去があり、それは消す事ができません。楽しくても悲しくても。

そこから一歩踏み出したら、違う世界が待っているかもしれない。『トイストーリー2』は、そう伝えてくれています。

 

今を大切に生きるという事

ジェシーとエミリーの別れは突然やってきます。

大人になっていくエミリーと、ベッドの下に落ちたまま忘れられたジェシー。ようやくエミリーに気づいてもらえた時には・・・

ジェシーは『不要品』として箱に詰められ置き去りにされました。

 

涙を誘う悲しい場面です。

 

子供が大人になるのは止めることができない。ジェシーはそれを身をもって体験してしまったのです。そしてその後は暗い倉庫の中で過ごさなければなりませんでした。

エミリーと太陽の下で過ごした日々、倉庫の中の暗い日々。

 

ウッディにとってのアンディもいつかは大人になってしまう。しかし、それを理解した上でウッディはアンディのもとへ戻る事を決意します。

 

そう、いつかはその時が来るかもしれない。でも、その時までは『今、この時』を1日1日大切過ごさなければならない。

そんなことを『トイストーリー2』は伝えてくれています。

 

仲間や友人を大切にする事

ウッディが連れ去られた後、アンディのおもちゃたちはウッディを救い出そうと必死でアルのおもちゃ屋を目指し、ついにはウッディとの再会を果たします。

この時、先頭に立ってウッディ救出作戦を遂行したのが、ウッディの親友『バズ』。

 

強い信頼関係で結ばれたウッディとバズ。

一度は意見が食い違うも、必死にウッディを救おうとするバズに心を打たれます。

 

『もし、アンディが大人になっても俺にはバズがいる。』

強い絆で結ばれている証ですよね。大切な仲間がいるからこそ、立ち向かえる壁がある。

そんな『仲間』や『友人』の大切さを、この作品は伝えてくれています。

 

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トイストーリー2を観た子供に届いてほしいメッセージ3つ

大人も子供も楽しめる『トイストーリー2』。

大人が観れば、幼い頃の記憶や感情がよみがえり、子供が観れば自分のおもちゃで遊びたくなる。そんな作品ですよね。

 

前作『トイストーリー1』とはまた違ったメッセージ性が含まれている『トイストーリー2』。

この物語を観た子供たちに届いてほしいメッセージについて解説していきます。

 

仲間がいれば強くなれる

ジェシーは過去のトラウマから博物館へ行くことが最良の選択であると信じています。

でも本当は心の中にはいつも『エミリー』がいる。

一緒に遊んだ楽しかった日々を忘れてなんかいません。でも楽しかった日々を終わらせてしまったのも『エミリー』なのです。

 

子供はいつか大人になって、おもちゃは捨てられちゃう・・・

 

本当は子供のおもちゃとして一緒に遊びたい、でも嫌われてしまったらどうしよう、また捨てられてしまうかもしれない、と不安を抱えているジェシー。

 

でもウッディの『一緒にアンディのところへ行こう』という言葉に、再び子供のおもちゃとして遊んでもらえる日々を選びました。『仲間』の言葉に勇気を持ち『仲間』を信じて一歩を踏み出せたのです。

一人ぼっちならきっと、ジェシーは今でもずっと博物館行きを夢見ていたことでしょう。

 

仲間でも考え方が異なる場合がある

『仲間』だからって、みんな同じ方向を向いているワケではありません。

経験ありませんか?

あの子ならきっとこれを選ぶと思ったのに違ったとか、こう考えていると思っていたのに違った、とかですね。

 

どんなに仲良しでも仲間でも、お互いそれぞれが『個人』です。

みんな『自分とは違う誰か』なんです。

 

『アンディの家へ帰りたいと願っているに違いない』、そんな思いで必死にウッディを迎えに来た親友バズは、意外にもウッディが博物館へ行こうと思っている事をしりガッカリします。

当然博物館行きを喜んでくれると思っていたジェシーは『アンディが、アンディが』と口癖のように言うウッディに我慢ができません。

 

みんなが『自分とは違う誰か』なのだから、自分の考え方とすっかり同じなワケがないのです。

ただし、お互いに歩み寄ってしっかりと話し合う事ができるんです。

たとえぶつかり合ったとしても、相手の言葉を聞いて、自分の言葉も聞いてもらって、そんなふうにお互いを深く理解するからこそ絆も深まっていきます。

 

自分の進む道は1つじゃない

倉庫の中にいた時からずっとジェシーと一緒だったプロスペクターは、とにかく博物館へ行く事がすべてだと考えています。

ジェシーも同じ考え方。

でもウッディが現れたことによって、ジェシーは博物館へ行く以外の選択肢に気づいたんです。

それは『博物館へ行く?倉庫へ戻る?それともアンディの家に行く?』というもの。

 

一方でプロスペクターはかたくなに『博物館へ行く』という選択肢を譲りません。

だからウッディが新たな道を作ってしまいます。

 

プロスペクターはウッディによって、女の子の荷物に押し込まれたため、強制的にメイク好きの少女の元へ行くことになってしまいましたね(笑)

ジェシーのように自分で選んだ道ではありません。しかし今後はいままで経験のない『子供のおもちゃとして遊ばれる幸せな日々』がやってくるのでしょう。

 

博物館へ行く以外に幸せに生きる道が無いと思っていた2人にも、見えていなかった道が実はいくつも存在したのです。

 

まとめ:トイストーリーはおもちゃたちから人間関係を学べる作品

1作目のウッディとバズの友情物語が、さらにパワーアップして戻ってきた感のある2作目『トイストーリー2』。

ウッディとバズはさらに友情を深めている様子だし、おもちゃたちとの関係も良さそうで安心しました(笑)

 

トイストーリーシリーズは大人が観ても子供が観ても、いつも私たちに何かを気が付かせてくれる、そんな作品ですよね。

特に今回のメッセージ性の強い部分として、友情の大切さや個人の尊重、まだ見えていない可能性があるかもしれないという事。大人だけでなく、これから成長していく子供たちにも届いてほしいなあ!と思います。

 

 

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